首都高での交通事故を減らすために生まれた市民主体型交通安全プロジェクト「東京スマートドライバー」は、現在、「TOKYO DESIGNERS WEEK 2013」に連動して11月3日に行われるワークショップ「東京ぶつからないラボ」で議論する“ぶつからないアイデアの種”を募集中。

具体的には、「首都高を日本一事故が少なく、安全な道にするための“アイデアの種”を、人・道・車のいずれかの切り口で発想してもらう」というのが募集テーマ。

例えば「ドライバー同士のコミュニケーションをデザインする」という考え方でいくなら、「ありがとうハザードのように、ルールにはなっていないのに、思わず使いたくなってしまうドライバーのサインを開発できないか?」ということを考えてみたり、「悪い運転をしたドライバーを叱るのではなく、良い運転をしたドライバーをホメる方法はないか?」などと考えてみる。

あるいは「ドライバーと道路のコミュニケーションをデザインする」として、パリなどに多いラウンドアバウト(信号のない交差点)のように、コミュニケーションの力で交通事故を減らす道のカタチを考えてみたりと、切り口や発想はとにかく自由。

集まった“アイデアの種”は、11月3日に行われる「東京ぶつからないラボ」のなかで、東京スマートドライバー発起人の小山薫堂とディスカッションパネラーによって議論される。

1日約100万台の車が行き交う首都高では、年間約1万1000件の交通事故が発生している。これを少しずつでも減らしていくためには法令や設備などの具体的な整備が重要なのは当然として、それだけではなく、我々ドライバーの「コミュニケーション」の質をアップさせていくことも非常に重要なはず。

どうすれば、より良好なコミュニケーションをドライバー同士が取れるか? ということを考えてみるのは、自分自身や社会にとって有益なだけでなく、ドライバーとして楽しいことでもあるはずだ。ぜひこの機会にそれを考えてみてはいかがだろう? 

ステキな“種”がある方は、公式サイト経由で入手できる応募フォームに「アイデアの種」と必要事項を記入し、9月8日(日)までにご応募を!

“ぶつからないアイデアの種”の募集期間は9月8日(日)まで。事故防止につながるナイスな“種”を考えついた人は気軽に応募を!

“ぶつからないアイデアの種”の募集期間は9月8日(日)まで。事故防止につながるナイスな“種”を考えついた人は気軽に応募を!

こちらは長野県飯田市東和町のラウンドアバント式円形交差点。新しい形の道を考えてみるのも面白いはず

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