10月5日、滋賀県と岐阜県の県境にある伊吹山ドライブウェイで「TOYOTA86 86S(ハチロックス)J004 IBUKIYAMA」が開催された。今回で4回目となるこのイベントに抽選で選ばれた86台のトヨタ86オーナーが集結した。

伊吹山は日本百名山にも選定されている名峰で、全長17kmある伊吹山ドライブウェイは、走りだけでなく四季折々の風景も楽しめるとして人気がある。さらにこの峠道、86ファンのコミュニティサイト86SOCIETYで2年連続ファン投票1位になったことから今回の開催地に選ばれた。

86S(ハチロックス)とは、86オーナーに限定せずスポーツカーを愛するすべての人が、走り、語り、気持ちを共有できるオフ会の場。当日は、タイムコントロールドライブやレーサートレースランといった走りのプログラムだけでなく、86開発スタッフ、TRD・モデリスタなどのアフターパーツのメーカーのスタッフ、さらに現役レーサーも参加し、86オーナーとスポーツカーカルチャーを語り合い交流するプログラムが用意されていた。

イベントに参加したオーナーは全員が初参加で、半分近くのオーナーは1人での参加だったが、ともに走り語り合う時間を通じて、最後には、その場にいた全員がHACHI-ROCKERS(86S参加者の総称)として一体感を醸し出していた。同じ車に乗る仲間同士が集まる時間の楽しさを充分に感じさせてくれるイベントだった。

開会式はピストン西沢氏の進行で軽快に進められた。チーフエンジニアの多田氏、86マーケティングディレクターの喜馬氏も参加した

開会式はピストン西沢氏の進行で軽快に進められた。チーフエンジニアの多田氏、86マーケティングディレクターの喜馬氏も参加した

伊吹山ドライブウェイを終日貸し切りにしたイベント。レーサーに走りを学ぶトレースランでは、2車線をまたいで走行することができた

伊吹山ドライブウェイを終日貸し切りにしたイベント。レーサーに走りを学ぶトレースランでは、2車線をまたいで走行することができた

お昼の「リッジランチ」では長さ86cmもあるホットドッグが登場。一堂に会した参加者たちも思わず笑顔に。楽しい交流の場となった

お昼の「リッジランチ」では長さ86cmもあるホットドッグが登場。一堂に会した参加者たちも思わず笑顔に。楽しい交流の場となった