ポルシェファンなら今すぐ駆け付けたい!? 英国グッドウッドでオールド911が激走!
カテゴリー: レース&イベント
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2013/07/02
英国南部のグッドウッドにある貴族の所有地で、毎年初夏に開催される世界最大のモータースポーツイベント「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」。今年は7月11日から14日にかけての開催で、その詳細がいよいよ発表された。
2013年は、ポルシェ 911のプロトタイプが1963年のフランクフルトモーターショーで発表されてから50周年ということで、「911の50年」にフォーカス。具体的には、ポルシェの歴史を築いてきた各世代の市販モデルや、7世代にわたる911をベースにしたレーシングカーが、牧草地にある全長約1.6kmの私道をほぼ全開で走行する。
各ポルシェをドライブするのは、WRC(世界ラリー選手権)でドライバーズタイトルを2回獲得したヴァルター・ロールと、ル・マン24時間レースを2度制し、DTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)でもチャンピオンに輝いたハンス=ヨアヒム・シュトゥックほか。また、1978年のサファリ・ラリーにワークス体制で出場したポルシェ 911SCサファリなどの伝説的なマシンもポルシェミュージアムから多数送り込まれ、それぞれがチャールズ・マーチ卿の私有地を激走する予定だ。
とはいえ今から7月11日にいきなりイングランドに行くというのも非現実的。ということでとりあえずは今年10月、富士スピードウェイで開催される世界耐久選手権(WEC)に行ってみるのもオススメ。なんとそこに、今回のグッドウッドでも展示される伝説の「67年式 初代ポルシェ 911」が上陸予定だ。
また、9月29日までにドイツへ行く予定がある911オーナー、または1963年生まれの人は、ぜひシュトゥットガルトのポルシェミュージアムへ。というのもこの期間、初めて一般公開される貴重な市販モデルやレーシングカーが展示される大規模な特別展が開催され、チケット売り場で「911の車両登録書」を提示すれば、同伴者1名分と併せて入館無料となるのだ。また1963年生まれの人も、誕生年を証明できるIDを提示すれば無料になる。
これまで漠然と911を狙っていた人はこの機会にぜひ、ちょっとだけ真剣にポルシェ 911を手に入れることを検討してみては? ポルシェオーナーになれば、こういったイベントも他人事ではなくより一層、自分事として楽しめるかも!