【カーセンサーS耐プロジェクト】日産自動車大学校の学生とともにスーパー耐久に参戦
カテゴリー: レース&イベント
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2012/10/17
若者の車離れを食い止めたい、そんな思いからKONDOレーシングを率いる近藤真彦監督と国家整備士を育成する日産自動車大学校のコラボレーションが実現し、学生たちによるスーパー耐久シリーズへの挑戦が始まった。このプロジェクトにカーセンサーも賛同し、今シーズンの彼らのレース活動をサポートしている。
小林可夢偉の3位表彰台にわいた今年のF1日本グランプリ。その舞台となった鈴鹿サーキットで10月20日(土)~21日(日)、スーパー耐久シリーズ第5戦 鈴鹿ラウンドが開催される。F1が世界最高峰レースなら、こちらは国内最高峰の“草”レース。改造範囲が制限され、より市販車に近い状態のマシンで行われるレースカテゴリーで、ウィークエンドレーサーにも気軽に参加できるとあって人気を集めている。参戦車両はヴィッツからS2000、GT-Rまで多種多様。様々なクラスのマシンが混走するところもこのレースを面白くしている。
今シーズン、このスーパー耐久で注目を集めているのがKONDOレーシングのスリーボンド日産自動車大学校チームだ。チームにはKONDOレーシングのエンジニアとともに、同学校の学生たちが数多く参加している。学生たちにレースの現場でレーシングカーのスピードやサウンドを体感してもらいたい、また現場で一緒に働くことでチームワークの大切さを学んでもらいたい、そんな思いから今回のコラボレーションが実現したという。
若者たちに車の楽しさを知ってもらいたい、その思いは我々カーセンサーも同じ。カーセンサーは、同チームがスーパー耐久への参戦を開始した第2戦 ツインリンクもてぎより、KONDOレーシング、日産自動車大学校をサポートしている。
プロジェクトを率いる近藤真彦監督は「若い人たちにもっと車に興味をもってもらいたいというおもいから日産自動車大学校とコラボレーションさせてもらうことになった。学生の中にはGT500(スーパーGTの最高峰カテゴリー)のチームにすぐ来てほしいほどの人材もいる。KONDOレーシングはスーパーGT、フォーミュラニッポンという最高峰カテゴリーに参戦しているが、スーパー耐久はお遊びではなく、彼らとともにしっかり勝てる体制を作りレースに望む」と語っている。