愛知県長久手市のトヨタ博物館で、2012年10月20日(土)から2013年4月14日(日)まで「TOYOTA 75」が開催される。2012年にトヨタが創立75周年を迎えたことを記念した企画展で、歴代のトヨタ車の展示を通してトヨタの歩みを学ぶことができる。

「TOYOTA 75」では、7つのゾーンに分けて実車約50台と5分の1サイズのトヨタ車の模型約50台が展示される。1936年に作られたトヨタ初の乗用車「トヨダAA型乗用車」や、1955年発売当時では珍しかった純国産車「初代トヨペット クラウン」、2009年の東京モーターショーで展示された「レクサス LFA」のプロトタイプなど、多種多様なトヨタ車の勇姿を楽しめる。

あわせて展示する「車両系統図」は、過去にトヨタが国内で発表した車をフルモデルチェンジごとに分けて収録。主要な海外専用モデルも含め約700車種ものトヨタ車が掲載される。なお、これは11月2日から公開されるトヨタの企業HPの社史「トヨタ75年史」内でも見ることができる。

さらに、10月27日(土)、11月3日(土)、11月10日(土)の3日間は1965年に生産された名小型スポーツカー「トヨタ スポーツ800」などの走行を披露。他にも、トヨタ車カタログ閲覧フェアやトヨタ車のカタログ展示など関連イベントも充実。トヨタとして過去最大規模の歴史展示となる。

料金は入館料のみ。自動車好きなら一見の価値アリだ。


【入館料】
大人1000円、65歳以上500円、中高生600円、小学生400円
※12月22日(土)~1月14日(祝・月)、3月16日(土)~4月7日(日)は小学生無料

【休館日】
月曜(祝日の場合は翌日休)および年末年始 ※悪天候時など臨時休館有り

【開館時間】
午前9時30分~午後5時 (入館受付は午後4時30分まで)

トヨタ博物館外観

特別企画展「TOYOTA 75」は、トヨタ博物館本館3階の国産車展示フロアにて開催される

トヨダAA型乗用車

「TOYOTA 75」で展示される「トヨダAA型乗用車」。1936年に開発され、その翌年にトヨタ自動車が創立された