ホンダ AC-X【東京モーターショー2011】

最長航続距離1000km以上、自動運転モードも採用したPHV

ホンダが世界初公開したプラグインハイブリッド（PHV）が、次世代クルーザーのAC-X（Advanced Cruiser eXperience)。EV＋1.6Lガソリンエンジンによる最長航続距離は1000km以上。EV時の最高速度は100km/h、EV航続距離は約50km/hとなっている。

マシンとの対話を楽しみながら走りたい時はエンジン走行モードにシフトするとアグレッシブな走りが堪能でき、気分転換にリラックスしたい時は自動運転モードがセレクトできる。

スイッチ一つで自動運転モードに移行すれば、特徴的なツインレバー・ステアリングがインパネに格納され、ドライバーズシートはリクライニングしオットマンも出現。コックピットがたちまち極上のくつろぎ空間へと様変わりする。次世代クルーザーと呼ばれるだけあって移動時間もより有意義なものになる。

“デュアル・ソリッド・モーション”がコンセプトのエクステリアは、フロントバンパー、サイドスカート、リアディフューザーを可変式とし、走行中の空気抵抗をコントロール。さらにタイヤには無回転のホイールディフューザーを採用し風の巻き込みを抑えることでCd値0.21の空力性能を獲得、モータードライブならではの伸びやかな高速クルージングが楽しめる。