コンセプトカー マツダ プレマシー ハイドロジェンREハイブリッド 10時50分配信【東京モーターショー2009】
2009/10/22
着々と進化を遂げている水素ロータリー
水素とガソリン、この二つを燃料とするロータリーエンジンに、リチウムイオンバッテリーを組み合わせたハイブリッドモデルが、プレマシーハイドロジェンREハイブリッド。水素ロータリーエンジンは、CO2の排出がゼロという優れた環境性能を持つ。
しかし、水素用の燃料タンク(高圧水素ガスタンク)は高い安全性の確保が必要で、多くの燃料を搭載できないことや、搭載量の割には車内スペースを犠牲にしがちという弱点もある。
そこで、水素に加えて従来のガソリンも使用するという、デュアルフューエルシステムとしたことで、プレマシーハイドロジェンREハイブリッドは航続距離の延長に成功している。このロータリーエンジンの役目は、ジェネレーターと組み合わせてモーターの発電することのみだ。
デュアルフューエルの水素ロータリー+電気モーターというハイブリッドシステムを構築し、水素での航続距離は200kmを達成している。
ここ数回のモーターショーで、マツダは水素ロータリーのコンセプトモデルを発表している。技術的にはほぼ完成しているので、あとはインフラ問題が解決すれば、すぐにでも市販化されるのではないだろうか。
■SPECFICATIONS
・全長×全幅×全高:4565×1745×1620mm ・エンジン種類:水素ロータリー+モーター ・総排気量:- ・最高出力:110kW
・最大トルク:- ・トランスミッション:- ・駆動方式:- ・車両重量:-