東京モーターショー2009|日刊カーセンサー

斬新なデザインが目を引く、新ジャンルの小型スポーティモデル

日産 カザーナ フロントスタイル|日刊カーセンサー
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小型スポーツカーとオフロードカーを融合させたという、日産の新ジャンルコンセプトカーがQAZANA(カザーナ)。『混沌とした都会の中に突如現れる異性体』をイメージしたというこのモデルは、今年3月のジュネーブモーターショーで初めて公開されたもの。大胆かつダイナミックなデザインは、ほかの何にも似ていいない魅力的なコンセプトモデルとして、英国の有力誌などが高い評価を与えられた実績を持っている。

QAZANAの独創的な外観は、大きく張り出したフェンダーと高いベルトラインが印象的なスポーティなものだ。フロントマスクは、夜間ステージを走るラリー車からインスピレーションを受けたもので、テールランプはフェアレディZと共通のブーメラン型を採用している。

また、後部座席への乗降性を重視したことで、前後のドアはセンターピラーレスの観音開きとしている。ボディは全長4060mm、全幅1780mm、全高1570mmとコンパクトなもので、街中でも運転しやすいサイズとしている。

外観に負けず劣らず、インテリアデザインも個性的だ。センタコールは、モーターバイクの燃料タンクとシートを連想させるデザインで、バイクで走る時に感じる一体感をイメージしたもの。従来の乗用車にはない、スポーティなインテリアデザインに仕上げられている。中央に配置した大型のタッチスクリーンは、電子制御4輪駆動システム「ALL MODE4×4」の情報と、GPSナビや通信機能情報の表示を想定したものである。

■SPECFICATIONS
・全長×全幅×全高:4060×1780×1570mm ・エンジン種類:― ・総排気量:― ・最高出力:―
・最大トルク:― ・トランスミッション:― ・駆動方式:― ・車両重量:―