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【スーパーカーにまつわる不思議を考える】スーパーカーが作れる国と作れない国の違い、そして定義とは?
【スーパーカーにまつわる不思議を考える】スーパーカーが作れる国と作れない国の違い、そして定義とは?
2022/02/21
▲2021年末に発表され、世界限定599台が即完売となったのがフェラーリ デイトナ SP3。約2億6000万円と非常に高価だが、多くの自動車好きは「即完売」を予想していたことだろう。このビジネスはなかなか真似できるモノではない
なかなか垣間見えるような世界ではないが、車好きならどうしてものぞいてみたくなる。それがスーパーカーの世界である。ではスーパーカーには定義はあるのだろうか? そもそも、なぜ少数生産なのにメーカーが立ち回れるのだろうか。
日本メーカーが不得意な少量生産ビジネス
少量生産のスーパーカーを作ることは誰にでもできることではない。そして、近年はさらに難しくなってきている。そもそも、日本をはじめとして現代の自動車産業では開発から製造、販売まですべてが大量生産を前提として成り立っているからだ。
2015年にホンダ S660がデビューしたが、その時ホンダはあらゆる革新的手法を導入して1日40台という「非常識」な少量生産を実現したとアピールした。だが、残念なことに昨年、生産中止がアナウンスされてしまった。要はこの程度の販売台数では、日々厳しくなるレギュレーションに対応するための開発コストを算段することが難しくなったということであろう。S660も少量生産車としてみれば、そこそこ売れているし、評価も高いのだが……。
しかし、「スーパーカーの聖地」であるイタリアでは、モデナ地区を中心に今もフェラーリやランボルギーニなどの極少量生産メーカーが大きな利益を上げ、それ以外にも幾つものプロジェクトが誕生している。
なぜこんなことが可能なのか。それは、この地域にスーパーカー開発のリソースが集結し、少量生産を可能にしているからである。販売価格も高価であり、会社の規模も小さいから、販売台数が少なくとも新規開発のためのコストを絞り出すことができる。ちなみに、先日発表されたデータによると、フェラーリは2021年に1万1155台を販売し、これは彼らにとって新記録となった。
ただ、こういった少量生産ビジネスが成立するのは、そういったハードウエア的側面によるものだけではない。ホンダには最新テクノロジーを導入したNSXというスーパーカーがラインナップされているが、残念ながらこのモデルも2022年をもって販売終了がアナウンスされている。
NSXは北米における開発・製造が行われたモデルであり、新車販売価格は2000万円台とフェラーリのエントリーモデルと重なるほどの高価なモデルだ。NSXが販売終了となるのは、販売台数が低迷し、将来的な展望が見えなかったためといわれている。こちらはメインマーケットと想定していた北米で売れなかったのだ。つまり、よく出来た車であるにも関わらず、残念ながら顧客はこのNSXに2000万円台というブランド価値を見いだすことができなかったのだ。
▲2015年に発売された軽自動車の2座オープンスポーツであるホンダ S660。スポーツカーを愛するホンダの「らしさ」が詰まったモデルだが、残念ながら2022年3月にて生産終了
▲国産車初のスーパーカーとしてホンダが1990年に発売したNSX。当時、市販車では考えられなかったオールアルミモノコックボディなど、ホンダの技術が集約されていた。新車価格は800万~1500万円だった
▲ハイブリッドシステムを採用したスーパーカーとして、2016年に発売された2代目のNSX。3.5Lの直6ガソリン+ハイブリッドシステムを採用しシステム最高出力は581psを誇った。価格はホンダ車では最高額となる2370万円~
肝心なのはブランディング
このブランディングという側面が、ライバルメーカーにはないイタリアンスーパーカーの大きなアドバンテージなのである。モデナのスーパーカーメーカーは、絶えずそのブランドの価値を高めるためのアピールを続け、少量生産スーパーカーを作るフィロソフィーを引き継いでいる。スーパーカーとは、作り手が自分で名乗るものではなく、顧客がそれを認めてくれて、初めて名乗れる世界観だからだ。厳しい話だが「良いモノを作れば評価される」という世界ではない、それが現実だ。
では、そもそも「スーパーカー」とは何であろうか? 筆者は拙著『フェラーリ・ランボルギーニ・マセラティ 伝説を生み出すブランディング』にて、「スポーツカーであるが、レースカーではなく、ラグジュアリーなエクステリアとインテリアを持つ少量生産自動車」と定義した。
スーパーカーとは、普通の車とは一線を画した「異形の存在」であるということが最大の魅力であり、それこそが顧客の求めているものなのだと思う。エンツォ・フェラーリやフェルッチョ・ランボルギーニらの言動を、今も彼らが生きているかのように顧客へと伝え続けている。フェラーリがF1から撤退するのはメーカーを畳むときだろうし、ランボルギーニがフェラーリに対する対抗心を捨てることもないだろう。なぜなら、彼らはスーパーカーを欲する富裕顧客が何を求めているかを絶えず研究し続け、彼ら独自のブランド戦略を構築してきたからだ。
しかし、スーパーカーという単語は興味深い。自動車ファンの間では、世界各国でその意味は理解されるものの、日本においては際だって特別な意味を持つ。「エキゾチックカー」「ハイパフォーマンスカー」といった表現とは違った親しみ深い名称だ。なんと言っても、日本は世界で唯一、スーパーカーブームという日本全国の子供たちを巻き込んだ一大ムーブメントがあったのだから……。その中で、スーパーカーの起源といえば、やはりランボルギーニ ミウラではないだろうか?
次回、そのミウラについて、少し語らせていただこうと思っている。
▲日本が誇るスーパーカーといえば、レクサスが2010年に限定500台生産したLFA。V10エンジンを積み、カーボン素材を使ったボディなど、性能面でも世界トップ水準だった。新車時価格は3750万円だったが、今現在中古車市場では高値を更新中。10年後には驚くような相場になる可能性もある
▲100人の車好きが全員「スーパーカー」と認定する車は意外と少ないが、確実にその1台に含まれるのがランボルギーニ ミウラ。1966~1973年に発売されわずか747台だけが生産された、まさにスーパーカーのシンボルである
文/越湖信一、写真/フェラーリ、本田技研工業、レクサス、ランボルギーニ
新型コロナがまん延する前は、年間の大半をイタリアで過ごしていた自動車ジャーナリスト。モデナ、トリノの多くの自動車関係者と深いつながりを持つ。マセラティ・クラブ・オブ・ジャパンの代表を務め、現在は会長職に。著書に「フェラーリ・ランボルギーニ・マセラティ 伝説を生み出すブランディング」「Maserati Complete Guide Ⅱ」などがある。
【関連リンク】
【スーパーカーにまつわる不思議を考える】スーパーカーが作れる国と作れない国の違い、そして定義とは?/旬ネタ
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<p>なかなか垣間見えるような世界ではないが、車好きならどうしてものぞいてみたくなる。それがスーパーカーの世界である。ではスーパーカーには定義はあるのだろうか? そもそも、なぜ少数生産なのにメーカーが立ち回れるのだろうか。<br />
</p>
<h3>日本メーカーが不得意な少量生産ビジネス</h3>
<p>少量生産のスーパーカーを作ることは誰にでもできることではない。そして、近年はさらに難しくなってきている。そもそも、日本をはじめとして現代の自動車産業では開発から製造、販売まですべてが大量生産を前提として成り立っているからだ。<br />
<br />
2015年にホンダ S660がデビューしたが、その時ホンダはあらゆる革新的手法を導入して1日40台という「非常識」な少量生産を実現したとアピールした。だが、残念なことに昨年、生産中止がアナウンスされてしまった。要はこの程度の販売台数では、日々厳しくなるレギュレーションに対応するための開発コストを算段することが難しくなったということであろう。S660も少量生産車としてみれば、そこそこ売れているし、評価も高いのだが……。<br />
<br />
しかし、「スーパーカーの聖地」であるイタリアでは、モデナ地区を中心に今もフェラーリやランボルギーニなどの極少量生産メーカーが大きな利益を上げ、それ以外にも幾つものプロジェクトが誕生している。<br />
<br />
なぜこんなことが可能なのか。それは、この地域にスーパーカー開発のリソースが集結し、少量生産を可能にしているからである。販売価格も高価であり、会社の規模も小さいから、販売台数が少なくとも新規開発のためのコストを絞り出すことができる。ちなみに、先日発表されたデータによると、フェラーリは2021年に1万1155台を販売し、これは彼らにとって新記録となった。<br />
<br />
ただ、こういった少量生産ビジネスが成立するのは、そういったハードウエア的側面によるものだけではない。ホンダには最新テクノロジーを導入したNSXというスーパーカーがラインナップされているが、残念ながらこのモデルも2022年をもって販売終了がアナウンスされている。<br />
<br />
NSXは北米における開発・製造が行われたモデルであり、新車販売価格は2000万円台とフェラーリのエントリーモデルと重なるほどの高価なモデルだ。NSXが販売終了となるのは、販売台数が低迷し、将来的な展望が見えなかったためといわれている。こちらはメインマーケットと想定していた北米で売れなかったのだ。つまり、よく出来た車であるにも関わらず、残念ながら顧客はこのNSXに2000万円台というブランド価値を見いだすことができなかったのだ。<br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="ホンダ S660" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_66441/001.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲2015年に発売された軽自動車の2座オープンスポーツであるホンダ S660。スポーツカーを愛するホンダの「らしさ」が詰まったモデルだが、残念ながら2022年3月にて生産終了</span></div>
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<div class="FAIR_btn3"><a href="https://www.carsensor.net/usedcar/index.html?STID=CS210610&AR=&BRDC=&CARC=HO_S106&NINTEI=&CSHOSHO=" target="_blank">ホンダ S660の中古車を探す</a></div>
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<h4>▼検索条件</h4>
ホンダ NSX(2代目) × 全国</div>
<h3>肝心なのはブランディング</h3>
<p>このブランディングという側面が、ライバルメーカーにはないイタリアンスーパーカーの大きなアドバンテージなのである。モデナのスーパーカーメーカーは、絶えずそのブランドの価値を高めるためのアピールを続け、少量生産スーパーカーを作るフィロソフィーを引き継いでいる。スーパーカーとは、作り手が自分で名乗るものではなく、顧客がそれを認めてくれて、初めて名乗れる世界観だからだ。厳しい話だが「良いモノを作れば評価される」という世界ではない、それが現実だ。<br />
<br />
では、そもそも「スーパーカー」とは何であろうか? 筆者は拙著『フェラーリ・ランボルギーニ・マセラティ 伝説を生み出すブランディング』にて、「スポーツカーであるが、レースカーではなく、ラグジュアリーなエクステリアとインテリアを持つ少量生産自動車」と定義した。<br />
<br />
スーパーカーとは、普通の車とは一線を画した「異形の存在」であるということが最大の魅力であり、それこそが顧客の求めているものなのだと思う。エンツォ・フェラーリやフェルッチョ・ランボルギーニらの言動を、今も彼らが生きているかのように顧客へと伝え続けている。フェラーリがF1から撤退するのはメーカーを畳むときだろうし、ランボルギーニがフェラーリに対する対抗心を捨てることもないだろう。なぜなら、彼らはスーパーカーを欲する富裕顧客が何を求めているかを絶えず研究し続け、彼ら独自のブランド戦略を構築してきたからだ。<br />
<br />
しかし、スーパーカーという単語は興味深い。自動車ファンの間では、世界各国でその意味は理解されるものの、日本においては際だって特別な意味を持つ。「エキゾチックカー」「ハイパフォーマンスカー」といった表現とは違った親しみ深い名称だ。なんと言っても、日本は世界で唯一、スーパーカーブームという日本全国の子供たちを巻き込んだ一大ムーブメントがあったのだから……。その中で、スーパーカーの起源といえば、やはりランボルギーニ ミウラではないだろうか?<br />
<br />
次回、そのミウラについて、少し語らせていただこうと思っている。<br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="レクサス LFA" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_66441/004.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲日本が誇るスーパーカーといえば、レクサスが2010年に限定500台生産したLFA。V10エンジンを積み、カーボン素材を使ったボディなど、性能面でも世界トップ水準だった。新車時価格は3750万円だったが、今現在中古車市場では高値を更新中。10年後には驚くような相場になる可能性もある</span></div>
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<div class="FAIR_btn3"><a href="https://www.carsensor.net/catalog/lexus/lexus_lfa/" target="_blank">レクサス LFAのカタログを見る</a></div>
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<div class="author2019">文/越湖信一、写真/フェラーリ、本田技研工業、レクサス、ランボルギーニ</div>
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<p class="katagaki">自動車ジャーナリスト</p>
<p class="writername">越湖信一</p>
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<p>新型コロナがまん延する前は、年間の大半をイタリアで過ごしていた自動車ジャーナリスト。モデナ、トリノの多くの自動車関係者と深いつながりを持つ。マセラティ・クラブ・オブ・ジャパンの代表を務め、現在は会長職に。著書に「フェラーリ・ランボルギーニ・マセラティ 伝説を生み出すブランディング」「Maserati Complete Guide Ⅱ」などがある。</p>
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<p><a class="iconLink arrowRight" href="https://www.carsensor.net/contents/tag/tag_3210//">この人の記事を読む</a></p>
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<div class="taC w600_img"><img alt="フェラーリ SP3" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_66441/000.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲2021年末に発表され、世界限定599台が即完売となったのがフェラーリ デイトナ SP3。約2億6000万円と非常に高価だが、多くの自動車好きは「即完売」を予想していたことだろう。このビジネスはなかなか真似できるモノではない</span></div>
<p>なかなか垣間見えるような世界ではないが、車好きならどうしてものぞいてみたくなる。それがスーパーカーの世界である。ではスーパーカーには定義はあるのだろうか? そもそも、なぜ少数生産なのにメーカーが立ち回れるのだろうか。<br />
</p>
<h3>日本メーカーが不得意な少量生産ビジネス</h3>
<p>少量生産のスーパーカーを作ることは誰にでもできることではない。そして、近年はさらに難しくなってきている。そもそも、日本をはじめとして現代の自動車産業では開発から製造、販売まですべてが大量生産を前提として成り立っているからだ。<br />
<br />
2015年にホンダ S660がデビューしたが、その時ホンダはあらゆる革新的手法を導入して1日40台という「非常識」な少量生産を実現したとアピールした。だが、残念なことに昨年、生産中止がアナウンスされてしまった。要はこの程度の販売台数では、日々厳しくなるレギュレーションに対応するための開発コストを算段することが難しくなったということであろう。S660も少量生産車としてみれば、そこそこ売れているし、評価も高いのだが……。<br />
<br />
しかし、「スーパーカーの聖地」であるイタリアでは、モデナ地区を中心に今もフェラーリやランボルギーニなどの極少量生産メーカーが大きな利益を上げ、それ以外にも幾つものプロジェクトが誕生している。<br />
<br />
なぜこんなことが可能なのか。それは、この地域にスーパーカー開発のリソースが集結し、少量生産を可能にしているからである。販売価格も高価であり、会社の規模も小さいから、販売台数が少なくとも新規開発のためのコストを絞り出すことができる。ちなみに、先日発表されたデータによると、フェラーリは2021年に1万1155台を販売し、これは彼らにとって新記録となった。<br />
<br />
ただ、こういった少量生産ビジネスが成立するのは、そういったハードウエア的側面によるものだけではない。ホンダには最新テクノロジーを導入したNSXというスーパーカーがラインナップされているが、残念ながらこのモデルも2022年をもって販売終了がアナウンスされている。<br />
<br />
NSXは北米における開発・製造が行われたモデルであり、新車販売価格は2000万円台とフェラーリのエントリーモデルと重なるほどの高価なモデルだ。NSXが販売終了となるのは、販売台数が低迷し、将来的な展望が見えなかったためといわれている。こちらはメインマーケットと想定していた北米で売れなかったのだ。つまり、よく出来た車であるにも関わらず、残念ながら顧客はこのNSXに2000万円台というブランド価値を見いだすことができなかったのだ。<br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="ホンダ S660" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_66441/001.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲2015年に発売された軽自動車の2座オープンスポーツであるホンダ S660。スポーツカーを愛するホンダの「らしさ」が詰まったモデルだが、残念ながら2022年3月にて生産終了</span></div>
<div class="sarch_col">
<div class="FAIR_btn3"><a href="https://www.carsensor.net/usedcar/index.html?STID=CS210610&AR=&BRDC=&CARC=HO_S106&NINTEI=&CSHOSHO=" target="_blank">ホンダ S660の中古車を探す</a></div>
<h4>▼検索条件</h4>
ホンダ S660 × 全国</div>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="ホンダ NSX" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_66441/002.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲国産車初のスーパーカーとしてホンダが1990年に発売したNSX。当時、市販車では考えられなかったオールアルミモノコックボディなど、ホンダの技術が集約されていた。新車価格は800万~1500万円だった</span></div>
<div class="sarch_col">
<div class="FAIR_btn3"><a href="https://www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&CARC=HO_S042&FMCC=HO_S042_F001" target="_blank">ホンダ NSX(初代)の中古車を探す</a></div>
<h4>▼検索条件</h4>
ホンダ NSX(初代) × 全国</div>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="ホンダ NSX" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_66441/003.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲ハイブリッドシステムを採用したスーパーカーとして、2016年に発売された2代目のNSX。3.5Lの直6ガソリン+ハイブリッドシステムを採用しシステム最高出力は581psを誇った。価格はホンダ車では最高額となる2370万円~</span></div>
<div class="sarch_col">
<div class="FAIR_btn3"><a href="https://www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&CARC=HO_S042&FMCC=HO_S042_F002" target="_blank">ホンダ NSX(2代目)の中古車を探す</a></div>
<h4>▼検索条件</h4>
ホンダ NSX(2代目) × 全国</div>
<h3>肝心なのはブランディング</h3>
<p>このブランディングという側面が、ライバルメーカーにはないイタリアンスーパーカーの大きなアドバンテージなのである。モデナのスーパーカーメーカーは、絶えずそのブランドの価値を高めるためのアピールを続け、少量生産スーパーカーを作るフィロソフィーを引き継いでいる。スーパーカーとは、作り手が自分で名乗るものではなく、顧客がそれを認めてくれて、初めて名乗れる世界観だからだ。厳しい話だが「良いモノを作れば評価される」という世界ではない、それが現実だ。<br />
<br />
では、そもそも「スーパーカー」とは何であろうか? 筆者は拙著『フェラーリ・ランボルギーニ・マセラティ 伝説を生み出すブランディング』にて、「スポーツカーであるが、レースカーではなく、ラグジュアリーなエクステリアとインテリアを持つ少量生産自動車」と定義した。<br />
<br />
スーパーカーとは、普通の車とは一線を画した「異形の存在」であるということが最大の魅力であり、それこそが顧客の求めているものなのだと思う。エンツォ・フェラーリやフェルッチョ・ランボルギーニらの言動を、今も彼らが生きているかのように顧客へと伝え続けている。フェラーリがF1から撤退するのはメーカーを畳むときだろうし、ランボルギーニがフェラーリに対する対抗心を捨てることもないだろう。なぜなら、彼らはスーパーカーを欲する富裕顧客が何を求めているかを絶えず研究し続け、彼ら独自のブランド戦略を構築してきたからだ。<br />
<br />
しかし、スーパーカーという単語は興味深い。自動車ファンの間では、世界各国でその意味は理解されるものの、日本においては際だって特別な意味を持つ。「エキゾチックカー」「ハイパフォーマンスカー」といった表現とは違った親しみ深い名称だ。なんと言っても、日本は世界で唯一、スーパーカーブームという日本全国の子供たちを巻き込んだ一大ムーブメントがあったのだから……。その中で、スーパーカーの起源といえば、やはりランボルギーニ ミウラではないだろうか?<br />
<br />
次回、そのミウラについて、少し語らせていただこうと思っている。<br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="レクサス LFA" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_66441/004.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲日本が誇るスーパーカーといえば、レクサスが2010年に限定500台生産したLFA。V10エンジンを積み、カーボン素材を使ったボディなど、性能面でも世界トップ水準だった。新車時価格は3750万円だったが、今現在中古車市場では高値を更新中。10年後には驚くような相場になる可能性もある</span></div>
<div class="sarch_col">
<div class="FAIR_btn3"><a href="https://www.carsensor.net/catalog/lexus/lexus_lfa/" target="_blank">レクサス LFAのカタログを見る</a></div>
</div>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="ランボルギーニ ミウラ" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_66441/005.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲100人の車好きが全員「スーパーカー」と認定する車は意外と少ないが、確実にその1台に含まれるのがランボルギーニ ミウラ。1966~1973年に発売されわずか747台だけが生産された、まさにスーパーカーのシンボルである</span></div>
<div class="author2019">文/越湖信一、写真/フェラーリ、本田技研工業、レクサス、ランボルギーニ</div>
<!--ライター紹介パーツ開始-->
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<figure class="konokiji_face"><img alt="越湖信一" height="200" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_66441/ekko.jpg" width="200" /></figure>
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<p class="katagaki">自動車ジャーナリスト</p>
<p class="writername">越湖信一</p>
</div>
</div>
<div class="konokiji_box_text">
<p>新型コロナがまん延する前は、年間の大半をイタリアで過ごしていた自動車ジャーナリスト。モデナ、トリノの多くの自動車関係者と深いつながりを持つ。マセラティ・クラブ・オブ・ジャパンの代表を務め、現在は会長職に。著書に「フェラーリ・ランボルギーニ・マセラティ 伝説を生み出すブランディング」「Maserati Complete Guide Ⅱ」などがある。</p>
</div>
<div class="kijiyomu">
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</div>
</div>
</div>
<!--ライター紹介パーツ終了-->
<h3 class="link_tit">【関連リンク】</h3>
<ul class="Base_Templete_Link3">
<li><a href="https://www.carsensor-edge.net/?fed=contnikkan_edgec20201106001ie" target="_blank">カーセンサーEDGE.netはこちら</a></li>
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<div class="taC w600_img"><img alt="ピィー・コレクション" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_66408/000.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲一見、普通の中古車ショップだが、よく見てみるとラインナップに違和感が……。人気のZ33系フェアレディZにトヨタ ヴェロッサ、横にルノー ウインド。なにやらかぐわしい感じがしてくる。数々の中古車ショップをまわってきた取材班のセンサーに引っかかるラインナップなのである</span></div>
<p>自動車、中古車の世界で疑問に感じることを、自動車評論家の小沢コージが検証するコーナー「小沢コージの自動車暴論」。今回のテーマはパっと見、普通のお店に見えるけど、ラインアップがかなり異様なお店。実は探すとこの手の素敵なお店、たまーに遭遇するのである。さて、こちらはどんなお宝が眠っているのか、どんなビジネスが展開されているのか……その秘密を探ってみた。<br />
</p>
<h3>どんなタマでも相場より安く入れりゃビジネスになる!</h3>
<p>「特別キワモノを狙って入れてるつもりじゃないんですけどね(笑)」と仕入担当の森本 輝さん。<br />
<br />
久々にかなりヘンテコ品揃えの店を見つけてしまった。それも都心部から外れた場所、東京町田市で創業30年を迎える老舗「ピィー・コレクション」だ。おかしさは現ラインナップを見ればわかる。<br />
<br />
2001年式トヨタ ヴェロッサ2.5 TEIN車高調入り(54万円)に、2000年式ダイハツ ストーリア(68万円)、2008年式アウディ TTクーペ(123万円)。さらに2000年式トヨタ マークⅡグランデ(298万円)や、1996年式マツダ ロードスター(249万円)、2005年式スズキ ツイン(49万円)に2011年式トヨタ タコマ アクセスキャブ(198万円)などそうそうたるメンツが揃っていた(※取材時)。</p>
<ul class="Base_Templete_Link3">
<li><a href="https://www.carsensor.net/shop/tokyo/308461002/stocklist/" target="_blank">ピィー・コレクションの在庫を見てみる</a></li>
</ul>
<br />
<p>メインは、2000年前後の微妙に懐かしいレア系国産スポーツカー。ソイツを100万円以下で売る場合が多いが、それ以外にも少し高めの変わり種や輸入車も取り扱っている。また、カーセンサーへの掲載物件は39台にすぎないが、裏には保管駐車場がドカンとあり、ヘンテコ国産系が列を成している。例えば、変態2人乗り軽自動車のツインが2台もあるとか。<br />
<br />
確かに、100万円以下で程度のいいロードスターや懐かしのマークⅡを並べれば、食いつく人もいるかもしれない。一応、巨大ベッドタウン町田周辺だし。とはいえ、正直バカ売れするとは思えない。コンスタントに中古車ビジネスをするなら、ド定番ミニバンや高年式ドイツプレミアムを扱う方が確実。<br />
<br />
ところが、社長は言う。<br />
<br />
「そんなのつまんないじゃないですか。やっぱり自分が面白いと思ったモノを売らないと。特別、自分の車趣味がヘンだとは思ってはないですが(笑)」<br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="ピィー・コレクション" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_66408/001.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲店内をのぞき込んで、ここが不思議系ショップであることを編集部は確信した。明らかにスタッフか社長の趣味であろう王道のバイクたちが並べられ、その奥にはキレイなクラシック、ネオクラシック系の車が「僕たちは売り物ではありません」というオーラーを放ちながら鎮座している</span></div>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="ピィー・コレクション" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_66408/002.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲カーセンサーにほとんど流通することがないレアモデル、ルノー 5 ターボ2。内外装はキレイだが、なにやら作業中の様子。社長いわく「それはいま作業中で、個人所有の車なんですよね」とのこと。どうやら日本車、輸入車問わずになんでも扱うお店のようだ</span></div>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="ピィー・コレクション" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_66408/003.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲店内を歩いていると、足元を巨大な陸ガメが普通に散歩していた。かわいい……。ちなみに寒さや日によって居る場所が変わるので、訪れたときにお出迎えしてくれるかどうかは運次第だそうだ</span></div>
<h3>ちょっと変わった中古車のセレクトショップ</h3>
<p>聞けばそもそも創業の地は横浜。ただし、時代が過ぎるにつれ、町田市に移り今の品揃えになってきたという。<br />
<br />
「当初は売れ線の車も扱ってたんですよ。でも、それじゃ面白くない。町田なら都心のお店と違って在庫リスクも少ないし」<br />
<br />
聞けば聞くほど、半無自覚的にレア車を売るための体制を整えてきたことがわかる。大都市周辺の借地だと長期在庫にカネがかかるが、土地の安い町田の外れなら固定費はそれほどかからないし、寝かせておくことで相場が上がるモデルも多い。実際、一部モデルは時間の経過とともに価値が高まることがある。まるでマニアックな漬物のようだ。<br />
<br />
一方、ロードスター、MR-Sのような王道に加えて、ウイングロード、ADバンといったものでも装備やグレードよってはコアなファンもつく。例えば、並べてあったマークⅡグランデ、アルト、インプレッサ、キャミ、ツイン、プロボックス、ストーリア、デュエット、ウイングロードは、かなりの確率でレアなMT車。営業車でもMTなら楽しめるし、意外に元気のいいエンジンを積んでいたりする。仕入担当の森本さんいわく「ちゃんと自分で味の想像がつく、面白そうな車を選んでますから。ご心配要りませんよ(笑)」とのこと。<br />
<br />
なにより最大のキモは仕入“価格”だ。「どんなレア物でも、相場より安く仕入れればリスクは少ないじゃないですか。それ以上の価格で売れればいいわけですから」と森本さん。<br />
<br />
大切なのは価格感。どの車のどの仕様が“相場より安い”か。誰もが認める大人気モデルをガンガン仕入れて売るだけが中古車ビジネスじゃない。自分が好きになれるキワモノを安く入れて、適性価格で売ればビジネスは見事に成り立つわけで、ちょっとヘンな郊外の車版セレクトショップはやっていけるのだ。結局は、己の中古車選球眼が一番大切なんですってば!<br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="ピィー・コレクション" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_66408/004.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲お店の裏手から異質な気配を感じて回り込んでみると、はい、やっぱりありました。アウディTTや日産 サニーのMTモデル……。これってひょっとして、マニアにとってはお宝ばかりなのでは……。このお店には一環したコンセプトがあるように思えた</span></div>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="ピィー・コレクション" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_66408/005.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲極め付きがこちらのストックヤード。こちらは、基本的に商品化される前の車が保管されている場所。なんでも今は、熟成しておきたい「金の卵」予備軍が孵化を待っている場所でもあるそうだ。詳細は、企業秘密もあるのであまり語れませんが……</span></div>
<p><b>■取材協力:ピィー・コレクション<br />
■住所:東京都町田市小山町3144<br />
■営業時間:10:00~19:00<br />
■定休日:水曜日<br />
■TEL:042-774-6621</b></p>
<ul class="Base_Templete_Link3">
<li><a href="https://www.carsensor.net/shop/tokyo/308461002/" target="_blank">ピィー・コレクションの販売店ページはこちら</a></li>
<li><a href="https://www.carsensor.net/shop/tokyo/308461002/stocklist/" target="_blank">ピィー・コレクションの在庫一覧はこちら</a></li>
</ul>
<div class="author2019">文/小沢コージ、写真/編集部</div>
<h3 class="link_tit">【関連リンク】</h3>
<ul class="Base_Templete_Link3">
<li><a href="https://www.carsensor-edge.net/?fed=contnikkan_edgec20201106001ie" target="_blank">カーセンサーEDGE.netはこちら</a></li>
<li><a href="https://www.carsensor.net/usedcar/index.html?STID=CS210610&AR=&BRDC=&CARC=TO_S020&NINTEI=&CSHOSHO=" target="_blank">トヨタ ヴェロッサの中古車を見る</a></li>
<li><a href="https://www.carsensor.net/usedcar/index.html?STID=CS210610&AR=&BRDC=&CARC=DA_S020&NINTEI=&CSHOSHO=" target="_blank">ダイハツ ストーリアの中古車を見る</a></li>
<li><a href="https://www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&CARC=AD_S026&FMCC=AD_S026_F001" target="_blank">アウディ TT(初代)の中古車を見る</a></li>
<li><a href="https://www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&CARC=TO_S131&FMCC=TO_S131_F004" target="_blank">トヨタ マークⅡ(2000~2004年)の中古車を見る</a></li>
<li><a href="https://www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&CARC=MA_S017&FMCC=MA_S017_F001" target="_blank">マツダ ロードスター(初代)の中古車を見る</a></li>
<li><a href="https://www.carsensor.net/usedcar/index.html?STID=CS210610&AR=&BRDC=&CARC=SZ_S037&NINTEI=&CSHOSHO=" target="_blank">スズキ ツインの中古車を見る</a></li>
<li><a href="https://www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&CARC=UT_S011&FMCC=UT_S011_F002" target="_blank">米国トヨタ タコマ(2代目)の中古車を見る</a></li>
<li><a href="https://www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&CARC=NI_S048&FMCC=NI_S048_F003" target="_blank">日産 サニー(1998~2004年)の中古車を見る</a></li>
<li><a href="https://www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&SORT=4&YMIN=1990&SLST=MT" target="_blank">1990年以降のMT車の中古車を見る</a></li>
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[description] => 白いコンクリート壁が印象的なガレージハウス。実は一度完成した後に、増築して今のカタチになった。そう言われなければわからないほど現在の姿に増築感はないが、最初から計画されていたわけではない。しかも施主が建築家に注文したのは「水盤が欲しい」とだけ。以前はどのような家だったのだろうか。
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<div class="taC w600_img"><img alt="house" data-credit="エッジハウス" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_66451/000.jpg" width="600" /> <span class="CP_txt">▲ガレージの右側奥に見えるシルバーのドアが玄関。この玄関ドアを含む、ガレージより右側が増築された部分だ。ガレージを覆うコンクリート壁も、増築前とはデザインが異なる</span></div>
<p>白いコンクリート壁が印象的なガレージハウス。実は一度完成した後に、増築して今のカタチになった。そう言われなければわからないほど現在の姿に増築感はないが、最初から計画されていたわけではない。しかも施主が建築家に注文したのは「水盤が欲しい」とだけ。以前はどのような家だったのだろうか。<br />
</p>
<h3>かつてのガレージには、ゲストを迎える役目があった</h3>
<p>このガレージハウスは2度完成している。1度目は2009年に、2度目は2021年だ。最初は建物正面から見て、ガレージのある左側のみだった。<br />
<br />
「奥に細長く延びた敷地でした」と施主のMさん。そこは実家の庭だった場所。母親から一人では庭の手入れも行き届かないから、ここに家を建てないかと誘われたそうだ。<br />
<br />
ただでさえ親の一人暮らしが心配だったMさんは、それなら安心だと考え、建築家を探した。しかし、彼が暮らす愛媛県内ではピンとくる人がいない。そこでもう少しエリアを広げてみると、主に山口県で活躍している建築家の窪田勝文さんを見つけた。<br />
<br />
窪田さんの手掛けた家へ何度か訪れるにつれて、ますます窪田作品に魅了されていった。しかしMさんは、そうやって自分の希望する家のイメージを固めたわけではなかった。「私からは何も注文しませんでした。自分から要望を出すようでは、自分の想像力を超えるものは出てこないと考えていましたから」とMさん。<br />
<br />
唯一リクエストしたのは「水盤が欲しい」ということ。なぜか昔から池や水辺が好きだったという。窪田作品には数々の名水盤が備わることが多いが、それを見てさらに欲しくなったのかもしれない。一方の窪田さんも施主に何も聞かない。会うたびに家とは関係のない話をする。それが窪田流。<br />
<br />
そんなやりとりから、施主に合う家のイメージを探っていく。果たして出来上がった最初のガレージハウスは、施主の希望どおり「想像をはるかに超える」ものだった。<br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="house" data-credit="エッジハウス" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_66451/001.jpg" width="600" /> <span class="CP_txt">▲ガレージ右脇に残る、かつての玄関越しにガレージをのぞいた景色。増築前はここから出入りしたため、必然的にガレージ内を通ることに</span></div>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="house" data-credit="エッジハウス" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_66451/002.jpg" width="600" /> <span class="CP_txt">▲増築前は照明のないガレージを通って写真のシルバーの引き戸から中に入った。現在の玄関からでもゲストは、この引き戸を開けて中へ入る </span></div>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="house" data-credit="エッジハウス" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_66451/003.jpg" width="600" /> <span class="CP_txt">▲施主が初めて買ったのはFD型のRX-7。次いでサーブ 900、アルファ 155、アバルト 695と乗り継ぎ、現在はステルヴィオとミニ </span></div>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="house" data-credit="エッジハウス" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_66451/004.jpg" width="600" /> <span class="CP_txt">▲正面に見えるのが現在の玄関。左のドアノブが見えるドア部分が以前の玄関。左のガレージ側の壁には、電気やガスのメーターが隠れている</span></div>
<p>玄関のドアはガレージ脇にちょこんと付いている。ゲストはおのずと暗がりのガレージを進む。奥から差し込む唯一の明かりに誘われるようにさらに進むと、次第に周囲が明るくなり、ついに頭上に空が広がり、足元には水盤がきらめく空間が現れる。その先の大きなガラス越しに白いLDKが見えて......という具合。<br />
<br />
まるで木々の生い茂る暗い森を進んでいくと、空の抜けた水辺があった、そんなイメージだ。最初のガレージハウスは窪田さんと施主にとって、100%の完成形だった。それから月日が経ち、母親が亡くなり、実家部分を相続したMさん。今度は窪田さんに増築を依頼する。<br />
<br />
しかし当初、窪田さんは「増築しても、とってつけたようにしかならない」と渋い顔をしたという。それだけ完結していたガレージハウスだったということだ。<br />
<br />
それでも施主の熱意から、何か方法はないかとあれこれ探ってみた。するとガレージ脇に玄関通路を備えることをイメージをしたあたりから徐々に、それこそ暗い森の先に明るい水辺が出現したごとく「完成形が次第に見えてきた」という。<br />
<br />
こうして2021年、ガレージハウスは再び完成した。「まるで最初から増築を想定していたように、いろいろなことが上手くいった」と窪田さん。もちろん今回もまた施主の「想像をはるかに超えたガレージハウス」となった。<br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="house" data-credit="エッジハウス" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_66451/005.jpg" width="600" /> <span class="CP_txt">▲12年のうちには窪田さんの中でもデザインに対する微妙な変化はある。今回の増築ではそうした細かなデザイン修正も合わせて行われた</span></div>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="house" data-credit="エッジハウス" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_66451/006.jpg" width="600" /> <span class="CP_txt">▲玄関から左右に延びる廊下。増築側はすりガラス越しに柔らかな光が差し込む、照明のないシンプルな空間で、まるで美術館の廊下のよう</span></div>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="house" data-credit="エッジハウス" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_66451/007.jpg" width="600" /> <span class="CP_txt">▲大きなガラスの引き戸を開け放つと、外とLDKが一体化する。テラスで水盤を流れる水の音を聞いていると、街中にいるとは思えない</span></div>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="house" data-credit="エッジハウス" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_66451/008.jpg" width="600" /> <span class="CP_txt">▲LDKとテラスを囲むように水盤がある。照明は見えないが、夜でも十分明るいのが窪田作品の特徴。特に月が明るい夜は心地よいそう</span></div>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="house" data-credit="エッジハウス" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_66451/009.jpg" width="600" /> <span class="CP_txt">▲薄暗いガレージから明かりを頼りに進むと、大きな水盤のあるこの景色が広がる。廊下やLDK、バスルームとはガラスで仕切られている</span></div>
<p>■主要用途:専用住宅<br />
■所在地:愛媛県松山市<br />
■構造:RC造<br />
■敷地面積:533.83m²<br />
■建築面積:272.02m²<br />
■延床面積:278.01m²<br />
■設計・監理:窪田勝文(窪田建築アトリエ)<br />
■TEL:0827-22-0092<br />
<br />
※カーセンサーEDGE 2022年4月号(2022年2月26日発売)の記事をWEB用に再構成して掲載しています<br />
</p>
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<div class="author2019">文/籠島康弘、写真/尾形和美</div>
<h3 class="link_tit">【関連リンク】</h3>
<ul class="Base_Templete_Link3">
<li><a href="https://katsufumikubota.jp/" target="_blank">窪田建築アトリエ(外部リンクへ遷移します)</a></li>
<li><a href="https://www.carsensor.net/contents/tag/tag_2814/" target="_blank">【EDGE HOUSE】他のガレージハウスを見てみる</a></li>
<li><a href="https://www.carsensor-edge.net/?fed=contnikkan_edgec20201106001ie" target="_blank">カーセンサーEDGE.netはこちら</a></li>
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