気軽にチューニングの相談ができる「HKS GATE TOKYO BAY」が「A PIT AUTOBACS SHINONOME」内にオープン!
2020/03/31
ネット社会だからこそリアルに見聞きできる場所が必要
大手カー用品店、オートバックスを展開する株式会社オートバックスセブンとチューニングパーツメーカーHKSは、東京都江東区東雲にある「A PIT AUTOBACS SHINONOME」内に、「HKS GATE TOKYO BAY」をオープンした。
「A PIT AUTOBACS SHINONOME」はいわゆるカーマニア以外も楽しめるように、書籍やアパレルなど、カー用品以外の商品も充実。店内には中央にスターバックスが配置されるなど、一般的なカー用品点とは一線を画す造りになっている。
そして店舗の3階は車に関する様々な相談を専門スタッフに相談できるスペースに。「HKS GATE TOKYO BAY」は「A PIT AUTOBACS SHINONOME」の3階にオープン。
店舗のコンセプトは“いろいろなパーツを見て、触って、相談できる”情報発信拠点。店舗にはHKS GATEの専任スタッフが常駐し、チューニング、カスタマイズに関する相談を気軽にできる店造りになっている。
スバル WRX STI(VAB)をベースに、HKSがスバル車の特性を検証してトータルバランスをとりながら安心・安全なチューニングを実現したBBi tuneの他、トヨタ 86/スバル BRZ、日産 GT-R、スズキ ジムニーなどのチューニングパーツを多数展示。実際にパーツを見ながらスタッフと話をすることができる。
インターネットの普及により消費者の購買スタイルは大きく変貌。今やどんなものでもネットで買うのが普通になっている。それはカー用品でも例外ではない。
一方で、ネットショッピングでは迷ったときに詳しい人に相談するのは難しい。そんな時代だからこそ、部品を実際に見て、触って、相談できる空間があってもいいはずだ。これが「HKS GATE TOKYO BAY」を立ち上げた理由だという。
店舗オープンの狙いやどんなことができるのか?
エッチ・ケー・エスの坂詰氏にインタビュー
オープン初日の3月20日にはオープニングセレモニーが開催され、株式会社エッチ・ケー・エス取締役営業部部長の坂詰達也氏や、株式会社オートバックスセブン執行役員の山添龍太郎氏など、関係者がテープカットを行った。
そこで、エッチ・ケー・エスの坂詰氏に、「HKS GATE TOKYO BAY」をどのような場所にしていくのか話を聞いてみた。
――HKSが「A PIT AUTOBACS SHINONOME」内に店舗をオープンさせた狙いを教えてください。スポーツカーをはじめ、一般のお客さまのチューニングに対するハードルを下げるという思いがあるのですか?
チューニングはお客さまが望めばどんなことでもできますが、一方で車は機械です。セオリーから反することを行えばトラブルも起きやすくなる。逆にきちんとやれば安心して楽しめる。そこをお伝えできれば、チューニングに興味をもっていただける方も増えるでしょうから。
――坂詰さんのこれまでのご経験で、車をいじることに興味はあるけれど、誰に何を相談したらいいかわからず、踏み出せないでいる人は多いと感じていますか?
そのイメージを今でもおもちの方もいるでしょう。また、経験がない人だと具体的な相談の手前で「何からやったらいいのかわからない」という人もいらっしゃいます。
私たちは2004年からオートバックスさんと一緒に、お客さまが安心・安全にチューニングライフを楽しめるB.B.tuneを展開しました。私たちは単にチューニングで性能を上げるだけでなく、“その車がどう生きるか”を考えて開発を行っています。
これを実現するためには開発者の技量はもちろん、マーケットからのフィードバックも重要になります。我々がお客さまにお伝えしたいこともありますし、逆に我々がお客さまから勉強させていただくこともあります。
「HKS GATE TOKYO BAY」は我々とお客さまの架け橋にしたい。そういう意味を込めて“GATE”という言葉を使いました。
――店舗には展示されるパーツとして6車種の名前が上がりましたが、「HKS GATE TOKYO BAY」でチューニングの相談ができるのはこの6車種に限られるのでしょうか?
――「HKS GATE TOKYO BAY」ではどんなチューニングの依頼が多くなると予想していますか?
私は、エアフィルターを替えたい、プラグを交換してみたい、いつもと違うオイルを使ってみたいというのもチューニングを楽しむ一歩だと思っています。でもインターネットだとお客さまにこういう話をするのは案外難しいと思っています。
これまでチューニングには足を踏み入れなかったけれども、まずはライトに楽しみたいという人からディープなお客さままで、実店舗で様々なお客さまにチューニングの面白さをお伝えしていきたいですね。
――店舗を訪れて、実際にチューニング作業に入るまで、どのような流れになるのですか?
また、店舗でいろいろお話をさせていただいた後に、納期など細かい部分を電話やメールなどで詰めていくということもあると思います。
「HKS GATE TOKYO BAY」は「A PIT AUTOBACS SHINONOME」内の店舗ですので、チューニング作業はこちらのピットで行います。
ピットの混雑状況により変わってきますが、ライトなものは当日の作業、チューニング内容によってはお車をお預かりしての作業になります。このあたりも店舗にお越しいただいた際に、お客さまと相談できればと考えています。
インタビュアー
高橋満
求人誌編集部、カーセンサー編集部を経てエディター/ライターとして1999年に独立。独立後は自動車の他、 音楽、アウトドアなどをテーマに執筆。愛車はフィアット500C by DIESEL
【関連リンク】
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
あわせて読みたい
- 【総予算100万円!】格安90’sミニバンを自分仕様に仕上げて遊ぶ(後編)
- 西川淳の「SUV嫌いに効くクスリをください」 ランボルギーニ ウルスの巻
- 先代BMW 3シリーズ(F30型)を買うなら、総額150万円以下が狙い目だ!
- 【トヨタ タンクの中古車を買うなら?】オススメの選び方や相場、グレードなどを徹底解説
- EVハイパーカーメーカー「リマック」が今熱い!従来のスーパーカーを猛追するクロアチアの新星【INDUSTRY EDGE】
- 現行型ヴォクシーの平均価格が200万円切り目前|迫力重視の「煌」も、燃費重視のハイブリッドも買い時到来
- 【功労車のボヤき】「オペルとは思えないほどイカしてる!」というトホホな褒め言葉に涙した日もあったけど……。オペル一族の逆襲!?
- 【試乗】メルセデス・ベンツ 新型Sクラス│”新時代の車”を堪能できるラグジュアリーセダンの最高峰!
- 世界で3社しか市販していないレアなFCVの1台、トヨタ MIRAIのドライブフィールに注目! 【EDGE’S Attention】
- マツダ CX-8の中古車流通量が増加中! 総額250万円からの選択肢が豊富に