【どんなクルマと、どんな時間を。】トヨタ ヴィッツ(2代目) × 脱ペパドラに燃える奥さま
2017/05/05
車は単なる移動の道具ではなく、大切な人たちとの時間や自分の可能性を広げ、人生をより豊かにしてくれるもの。車の数だけ、車を囲むオーナーのドラマも存在する。この連載では、そんなオーナーたちが過ごす愛車との時間をご紹介。あなたは『どんなクルマと、どんな時間を。』?
成島家のとある決まり事
笑顔で寄り添いながら会話の絶えない成島夫妻。見てのとおり、誰もがうらやむ仲良し夫婦だ。
休日は一緒に出かけることが多く、この日も那須のカフェまでお茶をしに来た。今日はあえての「ヴィッツの日」だ。
というのも、成島家のメインカーは章浩さんの愛車・トヨタ ハリアー。
昨年、ある目的のためにこのセカンドカーを購入するに至った。その目的とは、「脱・ペーパードライバー」。
実は明日香さん、25年以上もブランクがある筋金入りのペーパードライバー。それでも特に困ることはなかったのだが、高齢になる親のために備えておきたい、という本人たっての希望から、夫婦で一念発起。いわば教習車として、このトヨタ ヴィッツが選ばれたそうだ。
しかし、長年のブランクはそう簡単に埋められるものではなかった。
技術的なところは、章浩さんの指導で上達していったが、いざマイカーがあるからといって、1人で気軽に運転してみようという気分にはなかなかなれなかったという。車があっても、マメに動かさなければまたペーパードライバーになってしまう……。
そこで、成島家ではとある決め事をつくった。月に1度「明日香さんの運転で遊びに行く日」を必ず設けたのだ。「必ず」と決め事にしてしまえば、乗らなくなることはない。しかも、目的が楽しいことであれば、憂鬱な気分にもならない。
この積み重ねで、最近は割と気軽にハンドルを握るようになったとか。最近では、章浩さんの安心感も増し、行き先でお酒を飲んで助手席に座ることも多いそう。仲良し夫婦ならではの練習方法は大正解だったようだ。
~どんなクルマと?~
■トヨタ ヴィッツ(2代目)
広い居住空間と高い積載性を持つ人気コンパクトカー。2代目は、新開発のサスペンションとブレーキ、高いボディ剛性などによって走行性能も大幅に向上している。スポーツ仕様やラグジュアリー仕様など、豊富なグレード設定も魅力。
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