最近の車は、一昔前に比べると、格段に性能がよくなりました。若い人は、原因不明のトラブルで立ち往生なんて経験、ないかもしれません。しかし、いくら信頼度が高くなったといえども、そこは機械。“絶対”という言葉はありません。日常的に点検をする癖をつけておかないと、思いがけないトラブルが起きることも…。今回は、日常から確認しておきたい点検項目を取り上げます。

法律で決められた日常点検とは?

日常点検
(アフターサービス|日産)
法律で定められた「日常点検」の方法について説明しています。エンジンルームを開けて点検、というと、難しそうに感じますが、確認の要点が写真でまとめられており、見やすくなっています。ウィンドウォッシャー液とエンジンオイルの点検は、エンジン停止後10分以上経過してから、というアドバイスも。

運転席に座ったら6項目を点検

運転席に座って行える日常点検とは?
(クルマ何でも質問箱|JAF)
「運転席に座って行う日常点検」について解説。運転時に常に行っている操作に対する車の反応を確認することが目的です。新車時や定期点検直後との動きの違いを意識して確認する必要があるのだとか。6項目の点検が記されていますが、数分もかからずに終了するので、ぜひ、習慣にしてください。

最悪の場合はバーストするかも…

タイヤは劣化します!
(「タイヤ」の豆知識|オートウェーブ)
意外と忘れがちな「タイヤ」の確認について解説。たとえ走行距離が0kmでも、素材がゴムという性質上、3~4年で劣化し、ひび割れが見つかるようになります。路面の温度が高くなってくるとひび割れしてきたところから亀裂となり、運が悪いとタイヤ自体がバーストすることもあるのだとか。

雨が降り始めてから慌てないために

ワイパー交換
(洗車ナビ|ソフト99)
ワイパー交換のタイミングと方法が掲載。ワイパーは雨が降ってから使う装備。いざ使って見たときに、ムラができたり、筋状の線が残ったりすると、安全走行に支障をきたします。このサイトでも、「ワイパーゴムなら約半年ごと、ワイパーブレードなら約1年ごとに定期的な交換を心掛けよう」と呼びかけています。

まとめ

大事なのは、異音や異臭はないか、見た目に変化はないか、ブレーキやハンドルの感触はいつもと同じかなど、五感すべて使って違和感を感じることです。車に乗るときに、ちょっと確認するだけで大きな事故を防げるかもしれない「日常点検」。できるだけ、きちんとやるようにしましょうね。

※サイト情報は2014年4月3日時点

日常点検(アフターサービス|日産)

日常点検(アフターサービス|日産)

運転席に座って行える日常点検とは?(クルマ何でも質問箱|JAF)

運転席に座って行える日常点検とは?(クルマ何でも質問箱|JAF)

タイヤは劣化します!(「タイヤ」の豆知識|オートウェーブ)

タイヤは劣化します!(「タイヤ」の豆知識|オートウェーブ)

ワイパー交換(洗車ナビ|ソフト99)

ワイパー交換(洗車ナビ|ソフト99)