小キズやサビのファーストエイド術【DIYでメンテ編】
カテゴリー: カーライフ
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2013/11/25
まずは修復する範囲をマスキングしていく。タッチアップで補修する場合には、マスキングテープで囲むだけで十分
ハゲている塗装やサビを落とし表面を平滑にする。塗装が完全にハゲ落ち、金属面が露出している場合にはサビ止め剤を塗布
塗装前の大事な行程が脱脂。表面に手の脂などが付いていると塗料が定着しない。今回は脱脂専用ペーパーを使用した
筆先でチョンチョンと「点」で塗っていく。乾燥と重ね塗りを繰り返す。周囲の塗装面よりも少し盛り上がるくらいが目安
塗装が終わったらコンパウンドで整える。塗料が柔らかいので削り過ぎ注意。コンパウンド専用スポンジで、撫でながら少しずつ…がコツ
まずは下準備を怠るべからず!
塗装がハゲているだけの小さなキズや、ちょっとしたサビ…。正直、修理に出すのはモッタイナイ。そんな時はDIYでのリペアにチャレンジしてみましょう! 正しい道具を使い、ちょっとしたコツさえ押さえれば、思いのほか上手に修復できるものです。ここでは自分でできるキズ&サビの応急処置を紹介します。
リペア作業で最初にすべきことは、作業範囲をテープでマスキングすること。これは塗料などが余計な所に付着しないようにするためと、作業を効率的に行うため、という2つの目的があります。
次にキズが付いたり、サビている部分の汚れを十分に落とします。キズが浅い場合には粗目の研磨剤、深い場合には耐水サンドペーパーなどを使い、表面を丁寧に整えましょう。キズの段差がなくなるまで入念に研磨します。ここでの丁寧さが、リペア後の仕上がりを大きく左右します。塗装が完全にハゲてしまっている場合は、念のためサビ止めを塗布しておきます。後からサビが浮いてきたら、せっかくのリペアが台無しです!
続いて塗装に入りますが、その前にすべき大切なプロセスが脱脂。表面の油汚れをあらかじめ除去しておかないと、塗料が浮いてしまいキレイに定着しないのです。塗装のプロはこの行程を決して怠りません! 脱脂ペーパーや中性洗剤を薄めたもので表面を拭き取ります。面倒くさく思いがちですが下準備が肝心です!
ジックリこつこつがコツ
脱脂して表面が乾いたら、いよいよ塗装。スプレーを使う手もありますが、今回はより身近な補修用筆塗りタイプの塗料を使います。車ごとにカラーコードがありますから、ちゃんと調べて正確に塗料の色を選びましょう。カラーコードは、エンジンルーム内にあるコーションプレートなどに記載されています。わからない場合は近くのディーラーなどに問い合わせてみましょう。
まず、ボトルを良く振って塗料を混ぜておきましょう。塗料は周囲にハミ出さないように、キズの部分にだけ塗るのがタッチアップのコツ。「線」で塗るのではなく、筆をチョンチョンと「点」で置いていく感覚です。1度で厚塗りする必要はないのでリラックスして挑んでくださいね!
周囲の塗装面よりも少し盛り上がるくらいまで、数回にわけて重ね塗りしていきます。毎回、完全に乾燥させ、様子を見ながら作業することがポイントです。
最後に、段差がなくなるまで、コンパウンドで滑らかにしていきます。補修した部分は塗料がやわらかいので削りすぎないよう注意。研磨材をコンパウンド専用スポンジに取り、力を入れずに撫でながら少しずつ整えていくのがコツです。特別なテクニックがなくても手間と時間さえ掛ければキレイに仕上がりますよ!
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