第18実験:格安ポリッシャーの実力を検証! 【銀座G7ラボ】
カテゴリー: ガジェット・パーツ
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2008/09/05
■わずか1980円でプロの輝き(に近い)、カーポリッシャー
博士:お、来たかフクダくん。待っておったぞ。助手:博士、今回はずいぶん乗り気ですね。
博士:うむ、今回の検証は、編集部から一度却下されたものじゃからな。それを頼みこんで実現させたのじゃ。
助手:そんな内部事情を暴露しなくても…。で何なんですか? また100円ショップグッズですか?
博士:格安であること変わりはないが、今回は違う。ポリッシャーじゃ。
助手:ポリッシャーって磨きやワックスがけに使う、あのポリッシャー?
博士:そのとおり! 洗車時にコンパウンドでボディを磨いたり、ワックスがけをするのが最近しんどくなってきてのぉ。
助手:そりゃあボクも自分でやるからわかりますが、ポリッシャーってどうもプロの道具というイメージが…。それに高いんじゃないですか?
博士:確かにプロの人が使っているのはきっと高いもんじゃろう。じゃがリーズナブルなものがカー用品店などでも売られておる。
助手:それでも1万円近くしてますよ?
博士:うむ。しかし先日ホームセンターの自動車用品コーナーで見つけたのじゃよ。たったの1980円でな。
助手:1980円!? ずいぶん安いですね。それならボクも欲しいくらいです。いや待てよ、でもホントに使えるんですかねぇ。かなり不安になりますけど…。
博士:そうじゃろ? ワシもそうなんじゃ。価格的にはかなり魅力。だからそれが実際に使えるものかどうか検証するのじゃ!
■今回の検証方法
コンパウンドによるボディ磨き、そしてワックスがけ(拭き取り含む)を行い、ポリッシャーの実力を検証する。仕上がり後のツヤや輝きという点もよりも、使い勝手や利便性などを重視。人力でやる場合よりもラクなのかどうかを検証する。
博士:よし、では始めるとしよう。まずは磨きからじゃ。コンパウンドをつけてスイッチオン!コンパウンドによるボディ磨き、そしてワックスがけ(拭き取り含む)を行い、ポリッシャーの実力を検証する。仕上がり後のツヤや輝きという点もよりも、使い勝手や利便性などを重視。人力でやる場合よりもラクなのかどうかを検証する。
ブィィィィイン!
博士:これは作業が早いぞ!あっという間じゃ。
助手:確かに早いですね。見る見るうちに磨かれていきますね。
博士:しかし、フロントバンパーなど複雑な曲面になっているところは苦手じゃな。ポリッシャーだと磨き残しがあるような不安がある。それでも手でやるよりは圧倒的に早いがな。
助手:細かいキズもしっかり消えて、しっかり磨けてるじゃないですか。
博士:時間的ゆとりもできたし、ここらでメシにするか。
助手:いいですね。じゃボクが買ってきますよ。
博士:うむ、頼んだぞ。ワシは水洗いしてコンパウンドを落としておくわい。
…2時間後
助手:すみません博士、なんだか混んでて。
博士:遅かったのぉ。もうワックスの拭き取りまで終わってしまったわい。
助手:いやぁ、申し訳ないです。で、どうでした検証は?
博士:うむ、実力的には申し分ないな。人力でやった時より圧倒的に早くラクじゃ。そしてツヤに関しても人の手でやった時と同等かそれ以上じゃ。
助手:お、スゴイじゃないですか。
博士:じゃが、バンパーの曲面など、場所や作業によっては人の手のほうがいいかもしれん。それと、サーっと拭き取れば済むワックスの拭き取りも、あまりポリッシャーの必要性を感じない。
助手:なるほど。用途に応じてって感じですね。
博士:それとこのポリッシャーには致命的な弱点がある。電源がコンセントからしか取れない点じゃ。コードの長さは5m。これだと自宅の車庫でも延長コードが必要になってしまう。事実今回は延長コードを使ったしのぅ。
助手:そういえばそうでしたね。これがシガーソケットからも電源が取れれば言うことなしなんですけどね。
博士:まさにその通りじゃ。3500円でシガーソケットからも使えるのが売っておったのじゃが、電源のことより「1980円」という安さのほうに興味がいってしもうたわい。今にして思えばそちらを選んでも良かったかもしれん。
助手:ま、使い勝手が良かったので、よしとしましょうよ、博士!
■飯田橋博士
何か気になりだすと、徹底的に検証したがる名物博士。猪突猛進な性格だが、いつも大事なところが抜けている。IQ200を超える真の天才
■助手フクダ
博士に惚れこみ研究のお手伝いをする勤勉な助手。博士の穴を巧みにカバーし、銀座G7ラボを正しい方向へ導いている。
■今回の検証グッズ
●カーポリッシャー
磨きやワックスがけ(拭き取り)などを人の手の代わりにやってくれるポリッシャー。
回転タイプではなく、螺旋状の軌道を描いて動く。動力は家庭用電源のAC100V。本体のほかに、タオルパッドとムートンパッドが付属している(各2枚)
回転タイプではなく、螺旋状の軌道を描いて動く。動力は家庭用電源のAC100V。本体のほかに、タオルパッドとムートンパッドが付属している(各2枚)
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