車内のクサい臭いは光の力で押さえ込む!東芝のルネキャットがかなり有能
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2015/09/30
消臭だけでなく除菌や抗ウイルス効果もあるスプレー
意中のあの子を誘って初めてのドライブデート。テンションMAXで愛車のドアを開けたら、なんか臭い……。こんなんじゃ嫌われる~と、芳香スプレーなどを使ったら余計強烈なニオイになってしまうこともある。そもそもニオイの好みは人それぞれ。自分にとって良い香りも、相手にとっては車酔いの原因になるなんてことも。そんなときに使ってみてほしいのが「ルネキャット」だ。
ルネキャットとは、東芝が展開する「可視光応答型光触媒」の技術。スプレーするだけで光触媒コーティングができて、消臭だけでなく除菌や抗ウイルスまでできてしまう優れもの。
一般的な消臭剤は臭いや菌を分解せずに包み込むことで消臭するが、ルネキャットはニオイ成分や細菌、さらには室内空気汚染の原因となるガスも分子レベルで除去。効果が長持ちするのが特徴だ。
そもそも「光触媒」ってなんなの?
「光触媒?」と思ったあなたに、簡単に説明。光触媒には大きくわけて2つの特性がある。ひとつは「酸化分解力」。もうひとつは「超親水性」だ。
酸化分解力は、光触媒に紫外線が当たることで発生する活性酸素が有機物や細菌を分解する力のこと。超親水性は、光触媒に紫外線が当たることで水が水滴にならずに光触媒の表面に水の膜として広がる性質のことだ。
臭い車内に効果があるのは酸化分解力だ。ルネキャットは、塗料、接着剤、燃料、タバコなどから発生する揮発しやすい有機化合物や細菌などに由来するニオイ成分を分解することで無臭化。分解された有害物質は水と二酸化炭素となり無害化されるのでご安心あれ。
また、ウイルスや菌は水や炭酸ガスまでは分解しないが、増殖を抑制してくれる。ニオイだけでなく菌やウイルスの増殖を抑制してくれるので、子供を乗せる家庭などにはうってつけだろう。
スプレーするだけで臭いが消えて除菌もできる
ルネキャットの使い方は簡単で、車の場合は布製のシート全体に60gスプレー缶1本分を吹きつけるだけ。
前述したように、一般的に光触媒が効果を発揮するには紫外線が必要だが、ルネキャットの場合は、低照度環境でも高い光触媒効果を発揮する酸化タングステンを使用しているので、UVカットガラスを通過した太陽光でも十分に効果を発揮する。
ちなみに、ルネキャットは洋服や靴にも使用可能。いくら車内のニオイ対策をしていても、洋服や靴がクサいと台無しなので、気になる場合はスプレーをオススメする。他にも、自宅のソファや壁紙、カーテン、マットなどにも使用できるので、様々なシーンで使い分けたい。
車内の臭いが気になるあなた。芳香剤や消臭剤も良いけれど、光触媒も試してみてはいかがですか。