ドライブ日和が続きますが、ドライブしすぎてそろそろお出かけ先を探すのに困っていませんか。あるいはお決まりの観光スポットはちょっと物足りないと感じていませんか。そんなときに便利なアプリが今回ご紹介する「ワンダーJAPAN」です。

珍スポットやB級グルメ、工場やダム、廃墟……など、通常の旅行ガイドブックがあまり取り上げないスポットを紹介している同名雑誌のアプリです。iOS&Android版ともに無料です。

今回はiPhoneで試してみました。ドライブ先を探すにはまず【図1】で「物件データベース」か「GPSマップ」をタップします。「物件データベース」をタップしてみると【図2】のような画面になります。あとは新着情報やエリア別、ジャンル別から気になるスポットを探すだけです。

あまり旅行ガイドブックでは取り上げられないスポットばかりゆえ、タイトル(スポット名)がかなり個性的で、ついついあれもこれもと見てしまいます。

今回は、ジャンル別/珍スポットから「つくばわんわんランド」なるスポットを見てみました。詳細画面には【図3】のようなスポットを紹介する写真と、下に解説が掲載されています。なんでも高さ11mもある巨大木造物らしく、犬の尻の穴からお腹の中をくぐり抜けると展望台まであるそうです。

あとは解説の下にある「スポットデータ」をタップすれば【図4】のように住所や営業時間などの情報が掲載されています。住所欄の右にある日本地図のボタンをタップすると、スポットの周辺マップが表示されます。そこからGoogleマップに飛ぶこともできますから、ルート検索することもできます。

一方「GPSマップ」はエリアを選んでマップを表示させるというもの。そのマップ内にスポットがあれば印が立っているので、その印をタップすると詳細画面に移るというものです。既に出かける先が決まっていて、その近くで何かないかなと探す際には便利です。また現在地周辺も表示できますから、出かけた先で「面白いところないかな」というときに使えます。

スポット情報は500件以上で、毎月20件程度追加されていく予定。工場や廃墟、廃線、ダムなどは、そのテーマだけで本が出るくらい人気がありますよね。そういった定番(?)からさらにディープなスポットまで、無料で調べられるのですから、あなたも一度、日本にあるワンダーな地を訪れてみてはいかがでしょうか。

Text/籠島康弘

「ワンダーJAPAN」。iOS版、Android版ともに無料。条件/iOS4.3以上。Android2.2以上。詳細はiTunesおよびGoogle playで確認を

「ワンダーJAPAN」。iOS版、Android版ともに無料。条件/iOS4.3以上。Android2.2以上。詳細はiTunesおよびGoogle playで確認を

【図1】「小ネタ投稿」は、ユーザーが見つけたスポットやモノを投稿できるコーナー。笑えるものがたくさんあり、スポット選びの参考になるかも!?

【図1】「小ネタ投稿」は、ユーザーが見つけたスポットやモノを投稿できるコーナー。笑えるものがたくさんあり、スポット選びの参考になるかも!?

【図2】「物件データベース」の「ジャンル別」を選んだ画面。ほかにも「地下空間」「鉱山跡」「昭和レトロ」「珍寺」など様々ななジャンルがある

【図2】「物件データベース」の「ジャンル別」を選んだ画面。ほかにも「地下空間」「鉱山跡」「昭和レトロ」「珍寺」など様々ななジャンルがある

【図3】「つくばわんわんランド」の解説画面。下へスクロールすると解説を読むことができる。解説も一般的なガイドブックとは一線を画している

【図3】「つくばわんわんランド」の解説画面。下へスクロールすると解説を読むことができる。解説も一般的なガイドブックとは一線を画している

【図4】営業時間や休館日、入場料金などの詳細情報を確認できる。画面右上のボタンでお気に入りスポットとして登録することも可能だ

【図4】営業時間や休館日、入場料金などの詳細情報を確認できる。画面右上のボタンでお気に入りスポットとして登録することも可能だ