【クルマ神アプリ】e-Drive4Tree [iOS]
カテゴリー: ガジェット・パーツ
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2013/03/06
ガソリンの高騰が気になる昨今だが、だからといってすぐにエコカーに買い替えるのも難しいもの。となると日々のエコドライブが重要になってくる。とはいえ、これまでの運転のクセは自分では気付きにくい。そういった人にオススメしたいのが「e-Drive4Tree」。iOS版のみで無料だ。
このアプリは、iPhoneのジャイロセンサーを利用して、車の発進から停止までのG値を計測することで、エコ運転かどうか判断してくれる。最初は1枚の葉っぱしかない木からスタートし、エコ運転であるほどに葉が増えていく。こうしたエコ運転を示す機能自体は最近のハイブリッドカーなどにも備わっているので目新しいものではないが、このアプリのキモは、その判定が結構シビアだということだ。
そもそも開発者は、既存のエコ運転アプリの出来に不満を持っていたそうだ。例えば車の振動でG値を検出してしまったり、左右の揺れを発信加速と誤検知したり。そういった誤動作を極力排するために1ヵ月間毎日20km走ってテストを繰り返したという。そのかいあってか(?)このアプリ、なかなか葉っぱが増えてくれない(笑)。
初めてアプリを立ち上げ(【図1】)さっそく30kmほど遠出してみたのだが、まったく画面が変わらない(【図2】)。他の燃費表示などと同じ感覚であれば、葉が3枚ぐらうはついていてほしいところだが、アクセルやブレーキペダルの踏み方に細心の注意を払って約1時間走った結果がこれ……。あきらめて引き返すと、その帰り道でようやく1枚ついた!(【図3】)。いや、よく見れば葉の数でいうと5枚増えている。
アプリを終了したら、またイチからやり直しではなく、今後は【図3】の状態からスタートする。今回はホルダーに設置する方法で使用したが、ダッシュボードや小物入れに入れたままでも使用できる(【図1】で横置きを選ぶ)。なかなか葉が育たないことが、かえってエコ運転への意識を持続させるし、誤動作が少ないという証しかもしれない。運転する際はこのアプリを立ち上げて、毎回エコ運転を心がけてみてはいかがだろうか。
Text/籠島康弘