ドライブの思い出を残せるアプリは「DRIVING MEMORY」(メルセデス・ベンツ)「Drive Scrapbook」(スバル)など自動車メーカーがリリースしているものがあるが、今回取り上げる「ROAD MOVIES」もホンダがリリースしているアプリだ。iOS版専用の無料アプリで、撮影した映像を一編のショートムービー風に自動で編集してくれる。

【図1】はアプリを立ち上げた時の画面。一作品を作るために合計24秒の映像が必要で、1秒×24ショット、2秒×12ショット、3秒×8ショットの3つから撮影方法を選ぶ。最初に作品の出来上がりをイメージしたうえで撮影方法を選ぶと楽しい作品を作れるだろう。

撮影方法を選んだあとは、ドライブ中に気になった風景やドライブ先の仲間との楽しい時間などを撮影するだけ。【図2】の画面右にあるシルバーの丸いボタンをタップすれば選択した撮影方法に合わせて時間を区切り撮影してくれる。また距離(0.1km~20km)や時間(1分~60分)ごとに自動撮影する方法もあるので、ドライバー1人でもダッシュボードにiPhoneを固定しておけば簡単に撮影が進められる。

今回は3秒×8ショットで挑戦してみた。3つの方法の中で一番撮影回数が少ないため、いざ撮影してみると予想以上にあっという間に終了。撮影後は、映像を簡単に編集し音楽をつけることができる。できあがった動画を再生してみると、お試しで簡単に撮影したわりには、意外なほどショートムービーとして魅力的に仕上がっていた。

ドライブの丸1日をギュッと24秒に凝縮しても楽しいだろうし、「旅先の美しい風景」などテーマをもって撮影するのも面白い。ぜひ、自分なりのムービーを作ってみてほしい。

Text/籠島康弘

「ROADMOVIES」。iOS版のみで無料。条件/iOS5.1以上。詳細はitunesで確認を

「ROADMOVIES」。iOS版のみで無料。条件/iOS5.1以上。詳細はitunesで確認を

【図1】新たに撮影を開始する際の画面。撮影方法を選んでタップする

【図1】新たに撮影を開始する際の画面。撮影方法を選んでタップする

【図2】カメラの映像がこのように現れる。距離や時間を指定して撮影したい場合は、画面中央下の小さな丸をタップして設定画面へ

【図2】カメラの映像がこのように現れる。距離や時間を指定して撮影したい場合は、画面中央下の小さな丸をタップして設定画面へ

【図3】撮影後はこのように映像フィルターを選んだり、用意されている6つの音楽からイメージに合うものを選んで作品を完成させる

【図3】撮影後はこのように映像フィルターを選んだり、用意されている6つの音楽からイメージに合うものを選んで作品を完成させる

【図4】最後にタイトルを入れて完成。できあがった作品をYouTubeやFacebookにアップすることも簡単だ

【図4】最後にタイトルを入れて完成。できあがった作品をYouTubeやFacebookにアップすることも簡単だ