車のディスプレイでスマホを操作! パナソニックの機器間連携サービス始まる
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2012/09/04
普及率が20%を超え徐々に生活に浸透しつつあるスマートフォン(2012年 株式会社ディーツー コミュニケーションズ調べ)。実際、スマートフォンをカーナビにできる「ドライブサポーター」や、燃費やオイル交換などのメンテナンス情報を簡単に管理できる「MyCar Manager」など、快適なカーライフを送るのに役立つアプリも多い。
そんなスマートフォンをカーナビと連動させて、より便利に使える機器間連携サービス「MirrorLink(TM)」をパナソニック オートモーティブシステムズがスタートさせた。
「MirrorLink(TM)」は、トヨタ自動車に納入しているスマホナビ対応ディスプレイオーディオ「DAN-W62」と、NTTドコモが発売しているスマートフォン「ELUGA V(P-06D)」を連携させるサービス。「DAN-W62」の7型カラーTFTディスプレイにスマートフォンの画面を表示し、スマートフォンのアプリをリモート操作することができる。
使い方は簡単だ。まず「ELUGA V(P-06D)」にアンドロイド用アプリケーションストアGoogle Playから「AppCarConnect JPN」や対応アプリをダウンロード。そして、「ELUGA V(P-06D)」を「DAN-W62」に接続することで、スマートフォン内の音楽プレーヤー、ソーシャルメディアなどの対応アプリを「DAN-W62」のディスプレイ上で操作できるようになる。安全面を配慮して操作は非常に簡単になっている。
気になる対応アプリは、「Facebook」や「Tweet in vehicle」、Yahoo!ニュース音声読上げアプリ「News」など。さらに、スマートフォン用カーナビアプリ「NAVIelite」やドライブにフィットする音楽をレコメンドしてくれるアプリ「music Chef」なども有料で利用することができる。
「MirrorLink(TM)」はスマートフォンと車載機連携のスタンダートとして推進されている。ヨーロッパでは2011年11月からサービスを開始。日本でも今年8月24日から利用できるようになり、今後発売されるパナソニックのスマートフォンも随時「MirrorLink(TM)」に対応する予定だという。
他にも似たようなサービスとして、デンソーが開発した、トヨタ純正カーナビ「NHZD-W62G」と連携するアプリ「smart G-BOOK ARPEGGiO」などがある。今後も車載機とスマートフォンを連動させたサービスやアプリの開発は増えていくと考えられており、近い将来スマートフォンが車の必需品になる日がやって来そうだ。