チューナー追加で車内も“地デジ化”

フルセグ対応モデルもリーズナブルに

車の中でもクオリティの高い映像を楽しみたい! そんなニーズが近年高まってきました。愛車のルックス向上やメンテナンスも重要ですが、快適なドライブを演出するためのAV環境改善も、アンチエイジングプランにぜひ加えたいところ。そこで愛車の“地デジ化”をご提案します!

ご存じのようにテレビ放送は今年2012年にアナログ放送が終了し、すべてデジタル放送に切り替わりました。家庭のテレビはとっくにデジタル化したけど、そういえば車はアナログのままで見られなくなっちゃった…という方、いらっしゃいません?  ピンジャック(RCA)入力端子を備えているカーナビやモニターなら、本体はそのまま、チューナーを追加するだけで簡単に地デジ化することができるんです。

地デジ放送には携帯端末用の“ワンセグ”と、ハイビジョン高画質の“フルセグ(12セグ)”がありますが、大型で解像度の高いモニターには断然フルセグ対応モデルがオススメ。車内でも家庭用と同じクオリティの映像が楽しめちゃいます。ただし車は移動しながら電波を受信するので、アンテナやチューナーの性能がポイント。普段はフルセグで受信し、電波の弱い所では自動的にワンセグに切り替わる機能、放送エリアが変わると自動的に中継局を探してくれる機能など、車載チューナーならではの機能が盛り込まれています。

受信感度の高さはアンテナとチューナーの数によって決まります。広い範囲で電波を受信できる4アンテナ×4チューナー・モデルが最近ではリーズナブルな価格で手に入るようになりました。送られてくる圧縮データをデコードして実際の映像にするプロセッサーの性能などは製品によって様々ですが、手持ちのモニターの大きさ、解像度なども考慮しながら選びましょう!


KEIYO 地上デジタルTVチューナー 4X4フルセグ AN-T010
コムテック WGA8000
トライウイン 車載用地上デジタルチューナー DTF-7800

左から地上デジタルTVチューナー 4X4フルセグ AN-T010(KEIYO)WGA8000(コムテック)車載用地上デジタルチューナー DTF-7800(トライウイン)