ニチコンが開発した“EVパワーステーション”により、リーフが暮らしの電源に!

日産 LEAF to Home|日刊カーセンサー
日産 LEAF to Home|日刊カーセンサー

日産が、電力供給システム“LEAF to Home”を公開しました。LEAF to Homeとは、ニチコン株式会社が開発した“EVパワーステーション”を活用し、電気自動車リーフの大容量バッテリーに貯めた電気を住宅へ供給することを可能とした、世界初となるシステムです。

EVパワーステーションを、一般住宅の分電盤へ、そして日産 リーフの急速充電ポートへ繋ぐことで、駆動用の大容量リチウムイオンバッテリーに蓄えられた電気を、住宅の電源として使用することが可能となります。操作は液晶タッチパネル式で、使用シーンにあわせた各種動作モードを搭載。家庭の電力容量と消費電力に応じた供給調整が自動で行なわれます。

EVパワーステーションの使用により、停電時や非常時のバックアップ電源としてはもちろん、電力需要が低く料金の安い夜間に蓄えた電力を、日中の電力需要が高まる時間帯に使用することも可能になります。日中の電力消費ピークシフトへの貢献となるほか、電気料金の節減にも期待ができます。なお日産 リーフのバッテリー蓄電能力は24kWh。最大で一般家庭の日常使用電力、約2日分の蓄電が可能です。

EVパワーステーションの価格は、標準的な設置工事費用を含み、33万円(税込)程度となる予定。(※経済産業省の充電器などに対する補助金制度が適用された場合)6月中旬より、日産販売会社を通じて購入が可能です。

LEAF to Home
http://ev.nissan.co.jp/LEAFTOHOME/

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Text/カーセンサー編集部