ホンダ エリシオン プレステージ 【マイナーチェンジ】
2009/03/04
電子制御パーキングブレーキを国産ミニバン初設定
新しいフロントグリルで押し出しはさらに力強くなった
PERFORMANCE
国産ミニバン初となる電子制御パーキングブレーキを設定
エリシオンシリーズの上級に位置するプレステージは、新デザインのフロントグリルや外板色が設定された。注目は手元で駐車操作が行える電子制御パーキングブレーキの新設定だ。DRIVING
低重心設計であることが体感できる安定した旋回性能
試乗は最上級グレードの3.5SZ。テレビCMではないが低重心設計により、自分がステアリングを切った分だけ、大柄なボディがスッと曲がる。パワーは十分以上。SPACE
どの列でも快適な座り心地。しっかりした作りのシート
デビュー時から特に3列目の座り心地の良さが高い評価を受けていたが、時間がたってもその部分は変わらず。オプションの本革シートは2色から選択できる。OWNERSHIP
押し出しの強さと加速力ではライバルに負けてない
元々エリシオンでは線が細すぎるから……と企画されたプレステージ。新グリルの押し出しは十分。300psのパワーもそれに見合った実力を持っている。SPECIFICATIONS
グレード | SZ |
駆動方式 | FF |
トランスミッション | 5AT |
全長×全幅×全高(mm) | 4920×1845×1790 |
ホイールベース(mm) | 2900 |
車両重量(kg) | 1980 |
乗車定員 | 7人 |
エンジン種類 | V6SOHC |
総排気量(cc) | 3471 |
最高出力 | 221kW(300ps)/6200rpm |
最大トルク | 353N・m(36.0kg-m)/5000rpm |
車両本体価格 | 461.0万円 |
RATING
EQUIPMENT(装備)
インターナビ対応のHDDナビなど本来であれば星5つだが、元々サイドビューカメラの設定がない。しかし装備は充実。
SAFETY(安全性)
プレステージの3.5L車にはVSAが標準装備。さらにSZは最上級らしくAFSや追突軽減ブレーキも標準装備する。
ECO(環境性能)
3.5L車の平成22年度燃費基準は達成だが低排出ガス性能は全グレード4つ星を獲得しているので星3つとなった。
MILEAGE(燃費)
10・15モード燃費は8.5km/Lと星1つ。ただ、高速150kmを含めた全300kmの実走燃費は9.3km/Lとカタログ値を上回った。
VALUE(バリュー)
快適&安全装備の充実度を含めればプレミアムミニバンとしては結構お買い得な部類に入るモデルだ。
総合評価
17
ホンダ エリシオン プレステージ 【マイナーチェンジ】/試乗レポート
あわせて読みたい
- 【総予算100万円!】格安90’sミニバンを自分仕様に仕上げて遊ぶ(後編)
- 西川淳の「SUV嫌いに効くクスリをください」 ランボルギーニ ウルスの巻
- 先代BMW 3シリーズ(F30型)を買うなら、総額150万円以下が狙い目だ!
- 現行型ヴォクシーの平均価格が200万円切り目前|迫力重視の「煌」も、燃費重視のハイブリッドも買い時到来
- 【総予算100万円!】格安90’sミニバンを自分仕様に仕上げて遊ぶ(前編)
- 【試乗】メルセデス・ベンツ 新型Sクラス│”新時代の車”を堪能できるラグジュアリーセダンの最高峰!
- VIP=セダンの時代は終わった!? ラージサイズミニバンの2列4人乗り仕様で、極上の贅沢を味わおう
- 【試乗】新型 フォルクスワーゲン T-Cross│「TさいSUV」はハッチバックよりもどこが欲張りか? 実際に乗って考えた
- 今はもう中古車でしか味わえない高純度FR、国産を代表するミドルセダンのレクサス GS【Back to Sedan】
- 【試乗】新型 アウディ A4 アバント│実用性の高いアバントボディがクアトロらしい俊敏な走りとマッチし、絶妙にバランスがとれた逸品