電子制御パーキングブレーキを国産ミニバン初設定
新しいフロントグリルで押し出しはさらに力強くなった

PERFORMANCEエンジン種類やミッション、最新装備などを解説

国産ミニバン初となる電子制御パーキングブレーキを設定
  • ホンダ エリシオン プレステージ エンジン|ニューモデル試乗
  • ホンダ エリシオン プレステージ シフトレバー|ニューモデル試乗
  • ホンダ エリシオン プレステージ 電子制御パーキングブレーキ|ニューモデル試乗
エリシオンシリーズの上級に位置するプレステージは、新デザインのフロントグリルや外板色が設定された。注目は手元で駐車操作が行える電子制御パーキングブレーキの新設定だ。

DRIVING実際に運転してのドライビングフィールを解説

低重心設計であることが体感できる安定した旋回性能
  • ホンダ エリシオン プレステージ 走り|ニューモデル試乗
  • ホンダ エリシオン プレステージ アルミホイール|ニューモデル試乗
  • ホンダ エリシオン プレステージ メーター|ニューモデル試乗
試乗は最上級グレードの3.5SZ。テレビCMではないが低重心設計により、自分がステアリングを切った分だけ、大柄なボディがスッと曲がる。パワーは十分以上。

SPACE室内空間の広さや演出を解説

どの列でも快適な座り心地。しっかりした作りのシート
  • ホンダ エリシオン プレステージ フロントシート|ニューモデル試乗
  • ホンダ エリシオン プレステージ 2列目シート|ニューモデル試乗
  • ホンダ エリシオン プレステージ パワースライドドアスイッチ|ニューモデル試乗
デビュー時から特に3列目の座り心地の良さが高い評価を受けていたが、時間がたってもその部分は変わらず。オプションの本革シートは2色から選択できる。

OWNERSHIPスタイルや品質など所有する喜びなどを検証

押し出しの強さと加速力ではライバルに負けてない
  • ホンダ エリシオン プレステージ フロントスタイル|ニューモデル試乗
  • ホンダ エリシオン プレステージ リアスタイル|ニューモデル試乗
  • ホンダ エリシオン プレステージ インパネ|ニューモデル試乗
元々エリシオンでは線が細すぎるから……と企画されたプレステージ。新グリルの押し出しは十分。300psのパワーもそれに見合った実力を持っている。

SPECIFICATIONS

グレード SZ
駆動方式 FF
トランスミッション 5AT
全長×全幅×全高(mm) 4920×1845×1790
ホイールベース(mm) 2900
車両重量(kg) 1980
乗車定員 7人
エンジン種類 V6SOHC
総排気量(cc) 3471
最高出力 221kW(300ps)/6200rpm
最大トルク 353N・m(36.0kg-m)/5000rpm
車両本体価格 461.0万円

RATING走行性能だけでは車は語れない。そこで快適装備の充実度や安全性の高さ、環境性能、燃費、バリューの5つのポイントで評価する

EQUIPMENT(装備)

インターナビ対応のHDDナビなど本来であれば星5つだが、元々サイドビューカメラの設定がない。しかし装備は充実。

SAFETY(安全性)

プレステージの3.5L車にはVSAが標準装備。さらにSZは最上級らしくAFSや追突軽減ブレーキも標準装備する。

ECO(環境性能)

3.5L車の平成22年度燃費基準は達成だが低排出ガス性能は全グレード4つ星を獲得しているので星3つとなった。

MILEAGE(燃費)

10・15モード燃費は8.5km/Lと星1つ。ただ、高速150kmを含めた全300kmの実走燃費は9.3km/Lとカタログ値を上回った。

VALUE(バリュー)

快適&安全装備の充実度を含めればプレミアムミニバンとしては結構お買い得な部類に入るモデルだ。

総合評価
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RATING 総合評価|ニューモデル試乗
写真:桜井隆幸、尾形和美、篠原晃一 文:高山正寛