トーションビーム式<a href=サスペンション|自動車なんでも用語集" width="640" height="427">

トーションビーム式サスペンション(とーしょん・びーむしき・さすぺんしょん)/[サスペンション]

トーションビーム式サスペンションは、前輪駆動(FF)の乗用車によく使われるリアサスペンションの形式。

左右のトレーリングアームやリンクが、横梁(クロスビーム)でつながれていることが特徴。両輪がある程度個別に上下動でき、クロスビームがトーションバーとしての働きを担うので、スタビライザーと同様の抗ロール性が得られる。

他のサスペンション形式に比べ、部品点数と可動部分を大幅に少なくできる点がメリット。初代VW ゴルフが採用し、以後多くのメーカーが追随した。2010年現在では、低コストFF車の多くに採用されている。