パリモーターショーにおけるプジョー
2016/09/30
プジョーは上半期の業績を好調に折り返し、さらなる自信を持って下半期を迎えます。
- プジョー 308の好調な販売:308はヨーロッパのCセグメントでトップ3となるブランドのベストセラーであり、プジョーの高級マーケットへの移行を促進しています。プジョー・スポールがチューニングした308 GT Line、GT、GTiの生産は、全モデルの20%まで上がりました。
- プジョー 208の成功:208は昨年フェイスリフトをし、ヨーロッパ市場での販売が15%アップしました。
- 6月に発売した新しい2008 SUVの好調:ヨーロッパの同じセグメントで第2位となっています。
- ヨーロッパにおいて、技術面・環境面でリーダーシップを発揮:二酸化炭素排出量(平均101.6g)は、乗用車34モデルと商用車7モデルにおいて主要ブランドの中でトップの数値です。ピュアテック3気筒ターボ付きガソリンエンジンは2年連続でエンジン・オブ・ザ・イヤーに輝いています。プジョーは、今年のパリモーターショーにおいて新しいSUVを3車種、ワールドプレミアとして初公開いたします。待望のNEW 3008と5008に加え、プジョー 3008 DKRをお披露目いたします。プジョー 3008 DKRは、2017年のダカールラリーにプジョースポールを代表して参加します。
今回のプジョーブースは、3,600㎡のスペースに黒と銅色を基調とした新しいデザインと構造となっています。
- 3モデルがワールドプレミア:プジョー 3008 DKR、NEW プジョー 3008および5008
- プジョースポールエリア:プジョー・スポールの308 GTi by PEUGEOT Sportと208 GTi by PEUGEOT Sportに加え、3008 DKRと208 WRXなどのレーシングカー
- SUVラインナップ:プジョー 2008、NEW 3008、NEW 5008
- テクニカルエリア: 高効率のPureTechガソリンエンジン、BlueHDiクリーンディーゼルエンジン、EAT6トランスミッション、308 R Hybridコンセプトカー
- プジョー Fractal(フラクタル)コンセプトカー:3Dオーディオを組み込んだプジョー i-Cockpitを装備した電気自動車
- 多機能を装備したGT Line:シックでスポーティなプジョー108から508までのシリーズ
- Rolland Garros(ロラン ギャロス)ラインナップ:プジョー 108 TOP!と208 Rolland Garros
- 商用車ラインナップ:新しいプジョー Travellerおよびプジョー508 Business
- 電気自動車:プジョー iOnと電動アシストつき自転車を展示。今年の夏、新たに加わった電気自動車のプジョーPARTNER
- 二輪、三輪モデル:プジョー Django、Metropolisといったスクーターや自転車、電動アシストつき小型
スクーターのプジョー e-kick
今年、プジョーはこのカテゴリーにおける世界戦略として、5つの新しいSUVを発表しました。今年上半期には、ヨーロッパで新しいプジョー 2008を発売し、中国では3008のモデルチェンジを行いました。その後、中国では4008を発表しています。今回はパリで新しいSUVのプジョー3008と5008を発表いたします。
プジョー 2008のエレガントでダイナミックな走りは、発売以来好評を得ています。2016年に発表した独特で新しいデザインはパワフルかつ魅力的です。
GT Lineは、現在すべてのシリーズに広がっており、スポーティーでシックな雰囲気を醸し出しています。プジョー i-Cockpitはセンセーショナルで、直感的でスピーディかつ安全な運転を可能にします。
ダイナミックで高級感のある操作性を備えた新しいプジョー 2008は、グリップコントロールシステムを装備しており、どのような地形にも幅広く順応します。
プジョー 2008は、MirrorLinkやアップル社のCarPlayを操作できるミラースクリーン、バックカメラ、アクティブシティーブレーキ、パークアシストを標準装備しています。
このラインナップは、このセグメントではベストである、EURO6に適合したPureTechまたはBlueHDiを搭載しています。
NEW プジョー 2008はミュールーズで生産をし、Origine France Garantie labelにおいてヨーロッパの同セグメントでは2位、ガソリン車では1位に輝いています。
待望のこのモデルは、世界中で拡大しているSUVの Cセグメントに旋風を巻き起こしています。その類まれなアドバンテージは、注目されたい、或いは新しい体験をしてみたいと思っているお客様にも満足していただけでしょう。新しいプジョー3008 SUVは、先進的な次世代のプジョー i-Cockpit、独特なデザイン、最新の安全装備をまとって、このマーケットに登場します。
スポーティなGTおよびGT Lineを含め、パワフルで低燃費のエンジンやおよび様々なデザインを、新しいプジョー3008 SUVでご体感いただけます。それはプジョーのSUVラインナップの始まりであり、世界中で評価されるでしょう。ソショーで生産をし、Origine France Garantie labelに輝く新しいプジョー3008 SUVは、パリモーターショーのあと、世界に向けて投入いたします。
モデル名はそのままに、そのデザインは非常に斬新なものに生まれ変わっています。NEW プジョー5008は、Cセグメントにおける7人乗りの大型SUVとして、新しい分野へ踏み出します。このマーケットに新たな進出をするべく、数多くのアドバンテージを持っています。
NEW プジョー 5008 SUVは、新世代のプジョーiCockpitやEMP2(次世代プラットフォーム)を活用し、さまざまなアイテムを装備しています。
エレガントでダイナミックなデザインと、高い機能性をご覧いただけます。7人乗りのNEW プジョー 5008SUVは、MPVにふさわしいあらゆる用途に応える、初めてのSUVです。2列目シートは同じサイズで独立し、アレンジしたり折りたたむことができます。3列目のシートは折りたたみ可能で、780 dm3VDA 210という大きなスペースを活用するため、簡単に移動させることができます。レンヌで生産をするNEW プジョー 5008 SUVは、2017年春の発表を前にパリでお披露目します。
プジョーはコックピットの最適なデザインを追求し、運転をより快適にするために研究を重ねてきました。その結果、インテリアの斬新なレイアウトとしてプジョー i-Cockpitを開発いたしました。プジョー i-Cockpitは、誰もが快適に操作できる魅力に満ちています。
新しいプジョー 3008と5008に搭載した最新のプジョーi-Cockpitには、快適さと安全性を追求した最新技術を注いでいます。
- ステアリングはよりコンパクトになり、改良されたグリップに2つの平らなパーツを用い、デザインを新しくしました。これにより、ドライバーの足元のスペースと視界がさらに広がりました。
- インストルメントパネルの表示は、未来的なグラフィックの12.3インチデジタルスクリーンを採用しています。ディスプレイは自由に調整することができ、ドライバーの目線が道路からそれず運転に集中できるよう、すべての表示が視線の範囲内に収まります。
- 大型8インチタッチスクリーンは直感的で快適なコントロールをもたらし、使い勝手が向上します。スクリーンはダッシュボードの中央にあり、より素早く実用的に使用できるようになっています。
このスクリーンは中央のコンソールにある、ソフトタッチのクロームトグルスイッチで操作します。
このモデルには、スポーティなドライビング環境を楽しめる「ブースト」、そして、ゆったりとして落ち着いた「リラックス」という、2つのモードを備えています。それぞれのモードはドライビングだけでなく、照明やフレグランスなどをカスタマイズすることができます。ドライバーと乗員の双方にユニークな体験をもたらします。
プジョーは、今年1月のダカールラリー(南アメリカ)と、夏のシルクウェイラリー(ロシア、カザフスタン、中国)において勝利を飾り、2017年のシーズンは自信を持って迎えます。次回のダカールラリーは、類を見ない激しい戦いになることが予想されます。チームプジョー・トタルのメンバーは入れ替えずに、新しい力強さを持ったプジョー 3008 DKRで戦います。2017年チームプジョー・トタルの出場メンバーである、ステファン・ペテランセルとジャン・ポール・コトレ、カルロス・サインツとルカ・クルーズ、シリル・デプレとデビット・カステラ、セバスチャン・ローブとダニエル・エレナが4台のプジョー 3008 DKRに乗り、2017年ダカールラリーのスタートラインに立ちます。
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