シトロエン、2年連続のタイトル獲得を目前にし、日本に上陸 注目はドライバーズ選手権上位を独占するシトロエン勢の競い合い
カテゴリー: プジョーのニュース
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2015/09/11
FIA世界ツーリングカー選手権(WTCC)は2カ月間のブレイクを挟み、後半戦に入ります。その初戦の舞台となるのは日本。今回はWTCC史上初めて、栃木県のツインリンクもてぎで開催されます。
今季ここまで16レース中14勝を収めたシトロエンC-Elysée WTCCは、前半戦の勢いを継続することができれば、シトロエンは2度目のマニュファクチャラーズ・チャンピオン獲得に大きく前進します。その圧倒的な速さを、日本でも多くのファンに披露してくれるでしょう。
シトロエンのドライバー勢は、選手権争いで上位4位を独占。2年連続のチャンピオンを目指すホセ-マリア・ロペスを筆頭に、イヴァン・ミューラー、セバスチャン・ローブ、マー・チンホワが続いています。
「新しいコースに挑むのは、どんな時でもワクワクします。トップスピードはそれほど高くはないはずですから、セットアップはダウンフォースを優先しようと思います。路面は摩耗が激しいようなので、タイヤのことにも気を配らなくてはなりません」と、シトロエン・レーシングのシミュレーターでセッションを終えたイヴァン・ミューラーはコメントしました。選手権2位につけるミューラーは、首位をいくロペス追撃に意欲を燃やしています。これまでに4回、世界王者の座についたミューラーが、残り4戦で強さを見せ、ロペスのタイトル連覇を阻止するのか、注目が集まります。
9月1日、シトロエン・レーシングはもてぎでの初走行から始まり、12日に予選、13日に決勝レースに挑みます。決勝レースは、13日14時15分からレース1が、15時30分からレース2が、それぞれ13周で行われます。シトロエンはツインリンクもてぎに応援席を設置。また、ドライバーとファンの交流イベントを行うなど、WTCC日本ラウンドを盛り上げて参ります。シトロエンの活躍にどうぞご期待ください。