▲S60/V60ポールスター ▲S60/V60ポールスター



ボルボ・カー・ジャパン株式会社(代表取締役社長:木村隆之、本社:東京都港区)は、8月5日より新型「S60 Polestar/V60 Polestar(ポールスター)」の日本での販売を開始します。

新しいS60/V60Polestarは、これまでで最強となる367馬力を発生する新世代Drive-E2.0リッター4気筒エンジンを搭載。従来型の3.0リッター6気筒エンジンを上回る性能を発揮し、0-100km/h加速4.7秒(S60 Polestar。V60 Polestarは4.9秒、欧州仕様参考値)、最高速度250km/h(リミッター作動、欧州仕様参考値)のハイパフォーマンスを実現しています。

惜しみなく活かされたレーシングテクノロジー

あらゆる条件化で優れたパフォーマンスを発揮する、それがボルボ・ポールスターブランドの真骨頂です。そのバックボーンには、FIA世界ツーリングカー選手権(WTCC)を中心に活躍するポールスター・シアン・レーシングが存在しています。今回発売する新型S60/V60 Polestarは、2016年シーズンよりWTCCに参戦している「S60 Polestar TC1レーシングカー」のテクノロジーが惜しみなく注がれたモデルです。そのベースとなるシャーシとエンジンには、レーシングカーと同一のテクノロジーが数多く反映されており、四季を通じて日常的にドライビングを楽しめるコンプリートモデルとなっています。

進化するポールスターテクノロジー

S60/V60 Polestarは、新世代 Drive-ET6エンジンをベースに、ターボチャージャーの大型化、スーパーチャージャーの強化、コンロッドとカムシャフトの見直し、エアインテークの大型化、および燃料ポンプの大容量化といった変更を加え、エンジン性能を向上させています。さらに、ボルグワーナー社の4WDシステムと、新たにSport+(スポーツプラス)モードを採用し、さらなるスポーツドライビングを実現するパドルシフト付8速オートマチックトランスミッション、専用にチューニングされた電動パワーステアリング、および新採用の371mmのスロット付フロントブレーキディスク、ブレンボ製6ポッドキャリパー、オーリンズ製DFVダンパーなどの採用により、ドライビングダイナミクスの強化を図りました。また、20インチのアルミホイールは、新デザインを採用しています。
また、昨年型のS60/V60 Polestarに対し、最新モデルは車両重量の削減も実現。新パワートレーンの採用により、フロントアクスルを中心に軽量化が計られました。この重量配分の最適化は、ハンドリング性能を大きく向上させることに貢献しています。
また、環境性能においても、12.2km/L*(JC08モードS60 Polestar、V60 Polestarは11.2km/L*)を達成し、最大27%*燃料消費率を改善しています。

さらに躍進するポールスター

ボルボ・カーズのパフォーマンスブランド、ポールスターは2014年に初の公道仕様車を一部市場で発売しました。日本において、3度目のリリースとなる新型S60/V60 Polestarは、初年度の90台、昨年の50台に続き、今回は100台限定での導入となります。また、ポールスター・シアン・レーシングが参戦しているWTCCの日本ラウンドは2016年9月3日(土)、4日(日)にツインリンクもてぎにて開催されます。同シリーズにはSTCCで史上初の3連覇を達成し、ポールスター・シアン・レーシングのエースドライバーであり、S60/V60 Polestarの開発ドライバーの一人でもあるテッド・ビョークとロバート・ダールグレンが参戦しています。

車両本体価格(税込)

S60 Polestar:8,390,000円
V60 Polestar:8,590,000円

*日本仕様諸元値は現在申請中につき、スペック等の情報は予定値となります。

ポールスターについて

ポールスターはボルボ・カーズのパフォーマンスブランドです。1996年にモータースポーツチームとして創立されたポールスターは、ボルボの様々なモデルでレースに参戦し、数々の選手権で成功を収めてきました。2009年にはパフォーマンスの向上に関連する製品の提供を開始し、ボルボ・カーズとの提携関係を一層強化してきました。2014年にはボルボのS60/V60をベースにした初のコンプリートモデルが発売されています。 2015年にボルボ・カーズは、確かなパフォーマンスの提供に向けた積極的な取り組みとして、またより一層のパフォーマンスの実現を目指し、ポールスターのパフォーマンス部門を買収しました。