日本. ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:マティアス・ミューラー)は、7月16日から18日に開催されるエンスタールクラシックにメインスポンサーとして12台の車を出展し、歴史と伝統に注ぐ情熱を表現します。

スティリア地方の山岳地で開催されるこのイベントには、ポルシェAGの監査役会会長を務めるDr.ヴォルフガング・ポルシェと2回の世界ラリー選手権チャンピオンのヴァルター・ロール、そして俳優でレーシングドライバーのパトリック・デンプシーがドライバーとして参加します。デンプシーは、デンプシー・プロトン・レーシングチームから参戦した今年のル・マン24時間レースにおいてGTE-Amクラスで2位に入り、自身のレーシングキャリアで最高の成績を達成しました。デンプシーの助手席は、ポルシェAGのセールス&マーケティング部門担当役員のベルンハルト・マイヤーのために確保されています。2007年からポルシェのワークスドライバーとして活躍し、これまでル・マンで3度のクラス優勝を飾ったリヒャルト・リーツもこのチームに加わります。リーツは、この3日間のイベントでアンジェリック・ケルバーとチームを組みます。長年、ドイツのナンバーワンテニスプレーヤーとして活躍するケルバーは、世界のトップ10にランキングし、ポルシェのプランドアンバサダーも務めます。昨年の成功を継続するポルシェAGの財務およびIT担当取締役であるルッツ・メシュケは、エンスタールクラシックに参加する200を超えるチームを心待ちにしています。

このヒストリック モータースポーツイベントに臨むポルシェのミュージアムカーは、デビューした当時にはパフォーマンスおよびテクノロジーのベンチマークとなった桁外れの車が揃います。その中には、Dr.ヴォルフガング・ポルシェがステアリングを握る、わずか34台のみ製造された356 Bカレラ2カブリオレなどの貴重なモデルが含まれます。パトリック・デンプシーとベルンハルト・マイヤーがアルプス地方を駆け抜ける550スパイダーは、1954年のカレラ・パナメリカーナでクラス優勝を飾りました。この車は、エンスタールクラシックに出場するまで、シュトゥットガルト-ツッフェンハウゼンにあるポルシェ ミュージアムの欠くことのできない展示車でした。ヴァルター・ロールは718 W-RSスパイダー、通称「グランドマザー」でレースカー・トロフィーを狙います。この718 W-RSスパイダーは、過去に、タルガフローリオに4回、ニュルブルクリンク1000kmに3回出場し、ル・マンでも2回フィニッシュしています。

今年ポルシェが2回目のメインスポンサーを務めるエンスタールクラシックには、ポルシェ ドライバーズセレクションとポルシェ クラシックも出展いたします。ポルシェ ドライバーズセレクションとミュージアムショップでは、さまざまな衣料品、ライフスタイル製品、およびモデルカーをご購入いただくことができます。

製造日から10年以上経過した車両のメンテナンスを行うポルシェ クラシックは、ポルシェ クラシックカーの修理とレストアについての情報の共有に努めています。ポルシェ クラシックでは、クラシックカーのための新しいGPSナビゲーションシステムと広範な純正部品から52,000以上の製品をラインナップしております。

また試乗プログラムである「ポルシェ ドライブ」は、エンスタールクラシックに初めて出展し、ポルシェファンの皆様にスポーツカーのアイコンである911のドライバーになるチャンスを提供します。このプログラムには30分の走行体験に加え、ドライビングに関する指導、ルート提案、および記念写真が含まれます。