タイ. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)は、KTRおよびエクセレンスインターナショナルと共にPorsche Team KTRとして 参戦する2015年のスーパーGT GT300クラス第3戦(チャーン・インターナショナル・サーキット、タイ)の決勝で8位に入り、新体制のチームにとって見事初ポイントを獲得いたしました。

土曜日の予選で16位に沈んだPorsche Team KTRだが、朝のフリー走行およびサーキットサファリにおいて試した新たなセッティングに好感触を得て12位のタイムでセッションを終える。
気温35度、レース終盤に雨が降ると天気予報が伝えられる中、土曜日の予選と同じく15時にスタートしたレースでは、今シーズン初めて山下健太がスタートドライバーを務めた。911 GT3Rを駆る山下は、前後のライバルたちと抜きつ抜かれつのバトルを展開しながらステディな走りを見せる。山下はチームから任せられた周回数より2ラップ多い26周を終えたタイミングでピットインしアレックス・インペラトリーリにステアリングを託す。

ニュータイヤでコースインしたアレックスは、タイヤマネージメントを心がけながらも着実にポジションを上げていく。マシントラブルやタイヤバーストなどが続出する中、41周目にポイント圏内の10位に上がったあとも、先行車にプレッシャーを掛け続けてミスを誘いラストラップではついに8位へ浮上。そのままチェッカーを受け、見事ポイントを獲得した。

山下健太のコメント:
「レース序盤の混戦でミスもありましたが、今日は初めてのスタートドライバーという重責をこなせてホッとしています。予選グリッドの16位からいくつかポジションをあげてアレックスに交代することはできて安心しています。スーパーGTでの初ポイントを獲得できて一安心しました。」

アレックス・インペラトーリのコメント:
「一生懸命取り組んできたチーム全員にとって素晴らしい結果です。極力スライドを抑えてタイヤの空気圧を管理しながらの厳しいレースでしたが、ライバルのトラブルにも助けられポジションすることができました。このポイントを糧に今後の課題に取り組み、さらに上位を目指します。」

スーパーGT 2015シーズンの第4戦は、8月8日(土)、9日(日)に富士スピードウェイにて開催される予定です。