カイエンS E-ハイブリッドをファースト・レスキュー・オペレーション車両としてSUPER GTに提供
カテゴリー: ポルシェのニュース
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2015/04/06
日本. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)は、株式会社GTアソシエイション(以下GTA)が主催するSUPER GTシリーズのファースト・レスキュー・オペレーション車両(以下FRO)として、プラグインハイブリッドであるカイエンS E-ハイブリッドを提供いたします。車両の贈呈式は4月5日にスーパーGTの開幕戦の舞台となった岡山国際サーキットにおいて行われました。
FROはSUPER GTシリーズ全戦においてドライバー、ドクター、レスキュースタッフが乗車しレース中にアクシデントが発生した際、迅速に救助活動を行うことを目的としたドライバーレスキュー車両です。
ポルシェ ジャパンでは2012年5月からFROとしてカイエンSハイブリッドを提供していましたが、この度は新たにカイエンS E-ハイブリッドへと車両を入れ替えることで、速やかな救助活動を実施に加え、プラグインならではの環境に配慮した新時代のFRO車両としてGTAが取り組む安全性の高いレース運営に貢献いたします。
プレミアムSUVセグメント初のプラグインハイブリッド車であるカイエンS E-ハイブリッドは、電気モーターだけで18~36 kmを走るのに十分な10.8 kWhのリチウムイオンバッテリーを持ち、駆動用モーターのパワーもカイエンSハイブリッドの47 PS(34 kW)から2倍強の95 PS(70 kW)にアップしています。複合燃費は3.4 l/100 km、CO2 排出量は79 g/km (NEDC:新ヨーロッパ走行サイクル)です。3リッターV6スーパーチャージャーエンジン(333 PS/245 kW)とモーター(95 PS/70 kW)を合わせると、総出力は416 PS(306 kW)/ 5,500 rpm、総トルクは590 Nm(1,250~4,000 rpm)に達し、スポーツカーの名に恥じない走行性能が得られます。0-100 km/h加速は5.9秒、最高速度は243 km/hに達し、EVモードでの最高速度は125 km/hです。駆動用バッテリーは交流電源から、または走行中に充電することができます。
ポルシェは、パナメーラS E-ハイブリッド、918スパイダーと合わせて3モデルのプラグインハイブリッドカーを提供する世界で唯一のメーカーです。