「科学のびっくり箱!なぜなにレクチャー」2015年度開催計画を決定 ―トヨタ産業技術記念館にて『夏休み特別レクチャー』を初開催―
カテゴリー: トヨタのニュース
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2015/06/22
トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、社会貢献活動の一環として小学生を対象に開催する科学工作教室「科学のびっくり箱!なぜなにレクチャー」の2015年度開催計画を決定した。
この教室は、青少年の理科離れが懸念される中、次代を担う子どもたちに「モノづくりの大切さ」や「科学の楽しさ」を伝え、科学技術に対する興味や夢を育むことを目的としている。1996年の開催以来、これまでに全国で389回、累計29,200人の児童が受講。講師陣は社内の技術者を中心に構成する「トヨタ技術会*1」の有志メンバーが務め、全7チームがそれぞれの専門分野を活かして合計9つのプログラムを考案している。
本年度は、開催地の科学館・博物館等と連携し、全国7都道府県で計18回開催予定。夏休みにはより多くの子どもたちがモノづくりを体験し、科学の楽しさに触れられるように、8月2日(日)にトヨタ産業技術記念館にて、全チームを集めた『夏休み特別レクチャー』を初開催する。
また、被災地復興支援活動「ココロハコブプロジェクト」の一環として、被災地の児童養護施設への訪問や岩手県・福島県でのレクチャーを実施する。
豊田章男社長は「トヨタは創業以来、『モノづくりは人づくり』という精神を大切にして参りました。モノを作るのは人であり、一人ひとりの創造力や考える力を養うことはとても大切だと考えております。子どもたちが、自らの手でモノづくりをする楽しさや喜びを感じ、未来へ挑戦していく原動力となりましたら、こんなに嬉しいことはありません」と述べた。
応募要領は、各地の主催者が行うとともに、トヨタのホームページ*2でも適宜、情報を公開する予定。
2015年度開催スケジュールは別紙のとおり。
■「科学のびっくり箱!なぜなにレクチャー」概要
主催:トヨタ自動車(株)、開催館 ほか
協力:トヨタ技術会
対象:小学校高学年(小学4、5、6年生)
講師:トヨタ技術会のメンバー
トヨタオリジナルプログラム(計9種類):『空力ボディ』『衝突安全ボディ』『ホバークラフト』『電力回生自動車』『7色マイコンホタル』『二足歩行型ロボット』『もけいひこうき』『からくり自動車』『お魚ロボット』 (参加費無料)
*1 トヨタ技術会:
トヨタ自動車に勤務する社員が任意で加入する団体で、会員の技術・技能の向上及び親睦を図り、さまざまな事業の技術分野の発展への寄与と地域社会への貢献を目的としている。会員数は約30,000人
*2 ホームページアドレス http://www.toyota.co.jp/nazenani/