スズキ ハスラー【新型車】
カテゴリー: スズキの新型車
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2013/12/24
東京モーターショー2013のスズキブースで異彩を放っていた、ワゴンとSUVを融合させた新ジャンルの軽自動車、ハスラーが発売された
日常生活からアウトドアまで楽しめる軽クロスオーバー
軽ワゴン並みの室内空間とSUVのような悪路走破性を両立
ハスラーは、レジャーや買い物、ドライブなど様々なシーンで満足できる性能を目指し開発された車だ。ワゴンRのプラットフォームが採用され、Aピラーを立てるなどの工夫がなされた結果、体感的にも視覚的にも広々とした室内となった。
SUVのような高い悪路走破性も備えている。180mmという最低地上高(FF車)にはじまり、大径タイヤの装着や、フロントスタビライザーの採用などによって、クロスオーバーらしいドッシリとした乗り心地となっている。
デザインはSUVテイストで個性的!
エクステリアは、シルバー塗装の前後バンパーや黒のフェンダーアーチモールなどが装備され、SUVテイストあふれるデザインとなっている。さらに、立てられたAピラーや長くボクシー(箱型)なキャビンなどが、軽ワゴンとSUVを融合させたハスラー独自の個性をアピールしている。
インテリアは、カラーパネルをパイプでつないだインストルメントパネルなどで楽しさが演出されている。ドアトリムはインパネと同色のカラーパネルが用いられ、包み込むような安心感が表現された。
ユーティリティ性能も高く、収納装備が室内のあちこちに配された。テーブルに早変わりする助手席シートバックや、フルフラットにもできる多彩なシートアレンジが与えられたこともポイントだ。
ラゲージフロアには、汚れを拭き取りやすい素材が採用された。インパネに加えラゲージにも電源を供給できるアクセサリーソケットなど、SUVを意識した装備が備えられている。さらにアウトドアやレジャーに対応したアクセサリーも多数用意された。
新機能が盛り込まれた4WD仕様も用意
エンジンは、660ccのNAとターボがラインナップ。どちらのエンジンにも新アイドリングストップをはじめとするスズキグリーンテクノロジーが採用され、高い環境性能が与えられている。FFのNAエンジン&CVT仕様車では、JC08モード燃費29.2km/Lを達成。CVT車はすべてエコカー減税の対象となっている。
トランスミッションは、NAエンジン車はCVTか5MTの選択が可能。ターボ車はCVTのみとなる。駆動方式は、全グレードに2WDと4WDが用意された。なお、4WD車にはブレーキを操作しなくても約7km/hの一定速度で降坂できる「ヒルディセントコントロール」や、雪道やぬかるみなどでの発進をサポートする「グリップコントロール」などが採用された。どちらの装備も軽では初採用となる。
価格は、FFでNAエンジンを採用する5MTのベーシックグレード「A」の104万8950円から、4WD&ターボの組み合わせとなる「Xターボ」の157万6050円まで。
グレード | A | G | Gターボ | Xターボ |
駆動方式 | FF | 4WD | FF | 4WD |
トランスミッション | CVT | |||
全長×全幅×全高(mm) | 3395×1475×1665 | |||
ホイールベース(mm) | 2425 | |||
車両重量(kg) | 750 | 840 | 810 | 870 |
乗車定員(人) | 4 | |||
エンジン種類 | 直3DOHC | 直3DOHC+ターボ | ||
総排気量(cc) | 658 | |||
最高出力[kW(ps)rpm] | 38(52)/6000 | 47(64)/6000 | ||
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] | 63(6.4)/4000 | 95(9.7)/3000 | ||
JC08モード燃費(km/L) | 26.0 | 28.0 | 26.8 | 25.0 |
ガソリン種類/容量(L) | レギュラー/27 | |||
車両本体価格(万円) | 116.655 | 133.455 | 129.57 | 157.605 |