三菱 パジェロ ▲堂々としたサイズながら洗練された印象に仕上げるニューパジェロは2026年こんな姿で現れるに違いない。ストライプ状に設計されたラジエターグリルやエクスフォース似のデイライトが用いられウエストラインはリアドア後端でキックアップされる

※当記事はムックハウス社の発行する雑誌「マガジンX」編集部より寄稿いただたものです。内容は雑誌の内容をWEB用に一部再編成しています。マガジンXの詳細は記事末のリンクをご確認ください

国内投入の可能性アップ

次期パジェロは三菱復活の象徴として投入準備が進んでいる車だ。

ヘビー級SUVを身近な存在にした立役者は2026年に生まれ変わる。新型はどのような姿で登場するのか。

三菱 パジェロ(4代目) ▲こちらは4代目のパジェロ。人気だった3ウェイ2トーンのボディカラーも新型で採用されるか?

フロントマスクには細いルーバーがストライプ状に配されて日産 セレナや同ノートに似た表情を見せる。

新型のヘッドランプはTの字を横倒しした形状に設計され、フェンダー上面へと回り込んでフタ状に成形されたボンネットフードに食い込む。

そのT字型ランプには縦型のデイライトが含まれ、やはりストライプ状に灯る。バンパー下部にはスキッドプレートをモチーフにしたガーニッシュが備わりSUVらしさが演出される。

スクエア基調のシルエットは歴代モデルを思い起こさせるサイドビューを作り出し、ホイールアーチは初代および2代目に似た台形に仕上がる。

一方で、Aピラーはブラックアウト仕立てとなりウインドウガラスがキャビンをグルっと取り巻く印象を演出。武骨さよりもスタイリッシュで伸びやかなルックスとなるだろう。
 

トライトンの人気が後押しに

新型パジェロにはトライトンで新開発されたフレーム式プラットフォームと2.4Lディーゼルターボが流用される。道を選ばない性能が備わるに違いない。

三菱 トライトン(現行型) ▲本格的なオフロード性能を備えるトライトン

トライトンが想定以上に売れたことを受け三菱はパジェロも国内に導入する計画を練っている。まず、2026年に海外で発表された後、27年をメドに輸入販売が始まるのではないかと思われる。

※2025年8月26日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

【諸元・スペック】
■予想発表時期:2026年
■全長×全幅×全高:4900×1900×1835(mm)
■搭載エンジン:2.4L 直4ディーゼルターボ
 

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文と写真/マガジンX編集部