内外装のデザイン変更およびエントリーグレードを追加

  • 日産スカイライン|ニューモデル速報
  • 日産スカイライン インテリア|ニューモデル速報
↑ボディカラーは、写真の新色ダークメタルグレー(M) を含む全6色。内装色は、色味を変更したベージュと、ブラックの2色を設定。
日産を代表するスポーツセダン、スカイラインに内外装のデザイン変更を含むマイナーチェンジが施された。また、今回のマイナーチェンジを機に低価格のエントリーグレード、250GT Aパッケージが追加されている。

エクステリアでは、新デザインのフロントグリルやバンパー、ヘッドランプ、アルミホイール等を採用。よりシャープで精悍なスタイリングが目指された。さらに、スポーツグレードであるTypeSPとTypeSには、ワイド感と低重心感を演出する専用エクステリアを採用。より、アグレッシブなスポーティ感を表現したという。

インテリアは、AT車のセンターコンソールフィニッシャーをボリューム感のある新しいデザインに変更。またセンターアームレストはコンソールと一体感のある形状となるなど、質感の向上が図られている。

装備面では、地デジチューナーを内蔵し、音楽プレイヤーとのUSB接続も可能なHDD方式の「カーウイングスナビゲーションシステム」が採用された。さらにインテリジェントエアコンには、新型プラズマクラスターイオンが備わるなど、より快適な室内空間が目指されている(ナビ、エアコンどちらもAパッケージを除く全モデルに標準装備)。

機能面では、2.5LのFR車に7速ATを採用。このATは3.7Lモデルにも搭載済みのもので、伸びやかで途切れのない加速はもちろん、ロックアップ領域の拡大や、N(ニュートラル)アイドル制御等によって、燃費性能の向上にも貢献。「平成22年度燃費基準+15%」を達成している。これにより自動車取得税と自動車重量税が50%減税される。

価格は2.5LエンジンのFRモデルで、新登場のエントリーグレード、250GT Aパッケージの289万8000円から、3.7L、FRの最上級グレード、370GT Type SPの441万円まで。最安値モデルは従来型より2000円安くなっているが、他モデルは30~40万円ほど価格が上昇している。
グレード 250GT Aパッケージ 250GT FOUR Type P 370GT Type SP
駆動方式 FR 4WD FR
トランスミッション 7AT 5AT 7AT
全長×全幅×全高(mm) 4780×1770×1450 4780×1770×1465 4780×1770×1450
ホイールベース(mm) 2850
車両重量(kg) 1530 1690 1640
乗車定員(人) 5
エンジン種類 V6DOHC
総排気量(cc) 2495 3696
最高出力[kW(ps)rpm] 165(225)/6400 243(330)/7000
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] 258(26.3)/4800 361(36.8)/5200
10・15モード燃費(km/L) 12.2 10.0 9.7
ガソリン種類/容量(L) プレミアム/80
車両本体価格(万円) 289.8 411.6 441.0
■発表日:平成22年1月6日 ■取り扱い:日産ディーラー