アウディ A3スポーツバック【フルモデルチェンジ】
カテゴリー: アウディの新型車
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2013/09/11
アウディのコンパクト5ドアハッチバックが10年ぶりに3代目へとフルモデルチェンジした
超軽量技術で60kgの減量を果たした
車内でのWi-Fi接続も実現
新型では最新の超軽量化技術が採用されている。キャビンには熱間成形スチールが用いられ、キャビン単体の重さは従来型比で-37kg。ほかにもインテリアやエンジンまで軽量化され、車両重量は60kgも減量された。1.4LのTFSIエンジン搭載モデルでは車両重量が1320kgになっている。
注目は新開発のインフォテイメントシステムであるAudi connect(アウディコネクト)。MMIナビシステムの拡張機能として搭載されるもので、走行中のインターネット接続が可能だ。ナビにグーグルアースやグーグルストリービューの表示をはじめ、近隣空港のフライトインフォメーションや天気予報、駐車場、ガソリンスタンドの情報なども入手できる。
さらに、このシステムには無線LAN機能があり、最大8台までポータブルデバイスを接続できる。Wi-Fi接続を可能とした車は、日本では初となる。
延長されたホイールベースにより伸びやかな印象となった
エクステリアでは、従来型比で60mm延長されたホイールベースがポイント。スポーティなデザインとなった。また、高性能キセノンプラスヘッドライトとLEDリアコンビランプが装備され先進的なイメージが演出されている。
インテリアでは、ジェットエンジンをモチーフとしたエアコンの吹き出し口や、センターコンソールと離され浮き上がるようなデザインとなったダッシュボードなど、エレガントでありながらも人間工学に基づいたデザインが採用されている。ユーティリティも優れており、ラゲージスペースは通常時で340L、最大で1220Lの容量を確保している。
エンジンは1.4Lと1.8L、ハイパフォーマンス版のS3も用意
エンジンは、最高出力122ps/140psと出力の異なった2つの1.4Lと、同180psを発生する1.8Lの3種類を用意。すべて高効率なTFSIユニットで、1.4Lの140psエンジンには、エンジンの負荷が低いときに4気筒のうち2気筒を休止させ燃費を向上させる「シリンダーオンデマンド」が搭載される。
組み合わされるトランスミッションは、1.4L車が7速、1.8L車は6速のツインクラッチミッション「Sトロニック」。駆動方式は1.4L車がFF、1.8L車はアウディ独自の4WDシステムのクワトロとなる。
なお、ハイパフォーマンス版であるS3スポーツバックも11月に登場予定だ。こちらは、最高出力280ps/最大トルク380N・mを発生する2Lユニットと6速Sトロニックとの組み合わせ。駆動方式は4WDとなる。
価格は、122psの1.4Lエンジンを搭載するエントリーモデル「1.4TFSI」の308万円から、ハイパフォーマンスモデル「S3スポーツバック」の544万円までとなる。
グレード | 1.4TFSI | 1.4 TFSI cylinder on demand/td> | 1.8 TFSI quattro | S3スポーツバック |
駆動方式 | FF | 4WD | ||
トランスミッション | 7AT | 6AT | ||
全長×全幅×全高(mm) | 4325×1785×1450 | 4325×1785×1435 | 4325×1785×1440 | |
ホイールベース(mm) | 2635 | 2630 | ||
車両重量(kg) | 1320 | 1330 | 1460 | 1510 |
乗車定員(人) | 5 | |||
エンジン種類 | 直4DOHC+ターボ | |||
総排気量(cc) | 1394 | 1798 | 1984 | |
最高出力[kW(ps)rpm] | 90(122)/5000-6000 | 103(140)/4500-6000 | 132(180)/4500-6200 | 206(280)/5100-6500 |
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] | 200(20.4)/1400-4000 | 250(25.5)/1500-3500 | 280(28.6)/1350-4500 | 380(38.8)/1800-5100 |
JC08モード燃費(km/L) | 19.5 | 20.0 | 14.8 | 14.4 |
ガソリン種類/容量(L) | プレミアム/50 | プレミアム/55 | ||
車両本体価格(万円) | 308.0 | 347.0 | 393.0 | 544.0 |