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ドライバーも同乗者もマックス・リラックスできる! 絶滅危惧車のマキシマをチェックせよ
ドライバーも同乗者もマックス・リラックスできる! 絶滅危惧車のマキシマをチェックせよ
カテゴリー:
特選車
タグ:
日産
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マキシマ
/
絶滅危惧車
/
古賀貴司
2019/03/29
▲ブルーバードの派生モデルとして1988年に誕生したFF4ドアセダンの日産 マキシマ
日産のハイオーナー・セダン
日産 マキシマは現在でも海外ではその名を残しているが、日本では1994年を境に姿を消した。ちなみに日本におけるマキシマはセフィーロになり、やがてティアナへと変遷を遂げていった。
今までは4気筒モデルであったブルーバードに、上級仕様として6気筒エンジンを積んだものが「ブルーバード・マキシマ」としてラインナップされていた。
しかし、1988年に登場した3代目となって初めて“独立モデル”「マキシマ」として発売されることになった。
覚えている人はほとんどいないだろうが、デーブ・スペクター、ケント・ギルバート、ケント・デリカット、チャック・ウィルソンの4人のアメリカ人タレントが、マキシマのテレビCMに出ていた。
キャッチフレーズは「ドライバーズシートに座ってマックス・リラックス、リアシートに座ってマックス・リラックス、デラックスよりリラックス」だった。あらゆる面において、最大限リラックスできる、という開発意図を言葉にしていた。
この頃、日産ではこの手の“中堅どころ”のセダンを「ハイオーナー・セダン」と呼んでいた。いわゆる自らステアリングを握るオーナーズ・セダンの中でも、上級志向なものを指していたそうだ。
メイン市場はアメリカで、材質はシンプルながらも“本物志向”という路線で攻めた。開発の際に参考としたのは洋服や住宅だった、という。運転する人や乗る人に、余裕やゆとりを感じさせる作りを目指したそうだ。
というわけで、3L V6エンジンを搭載したマキシマは、先代のブルーバード・マキシマと比べると全幅は70mmも拡大している。全席で余裕とゆとりを感じさせ、日本では3ナンバー車両となった。
この頃、3ナンバー車というだけで、高級車というイメージがあったのも事実。
3L V6エンジンは最高出力160ps、最大トルク25.3kgmだった。めちゃめちゃパワフルだったり、トルクフルだったりというわけではなかったが、車両重量1360~1370kgのマキシマには余裕を感じさせるものだった。
日産で初めて四輪ABSを採用した
▲バブルの真っただ中に登場したが、決して派手さはなく“本物志向”のモデルだった
マキシマには、TYPE Iと呼ばれるエントリーモデル、TYPE IIという上級モデル、そしてSEというスポーティモデルのグレードがあった。全車、日産では初めて四輪ABSを標準装備していたことが話題となった。また、全車、ATの変速モードをパワー、オート、ホールドと3モードで切り替えができる、「DUET-EA」を備えていた。
TYPE IIには、ステアリング特性とサスペンションの減衰力をスポーツとコンフォートの2モード選ぶことができる、「DUET-SS」と呼ばれる機能が装備されていた。なるべくギミックを排除した本物志向だったのだが、日本車の象徴だった“ハイテク”装備はしっかり搭載されていた。
いくら本物志向のハイオーナー・セダンだったとはいえ、マキシマがデビューした1988年は……バブル真っ只中。とにかく高いもの、ギラギラしたものが売れた時代。
多くのバブル紳士・淑女は日産 シーマ、トヨタ セルシオ、はたまたガイシャに夢中だったことは否めない。
同時期のシーマやセルシオの中古車は今でもそこそこ見かけるが、マキシマは本当に絶滅間近であることがうかがえる。
バブル期にあえて“控えめ”な高級車だったマキシマを、このご時世に味わうのもおしゃれだと思う。
ちょっとでも気になった方は、中古車物件をチェックしてみてほしい!
▲搭載されるエンジンは3L V6エンジン。決してパワフルではないが、リラックスして乗るには十分なものだ
▲2019年3月29日時点で、掲載台数はたった2台。登場から30年近く経つモデルのため、購入するにはある程度の覚悟が必要だが、気になったらすぐにチェックしてほしい!
text/古賀貴司(自動車王国)
photo/日産
この記事で紹介している物件
本体価格150.0万円
支払総額169.4万円
本体価格139.0万円
支払総額159万円
ドライバーも同乗者もマックス・リラックスできる! 絶滅危惧車のマキシマをチェックせよ/特選車
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<h3>日産のハイオーナー・セダン</h3>
<p><b>日産 マキシマ</b>は現在でも海外ではその名を残しているが、日本では1994年を境に姿を消した。ちなみに日本におけるマキシマはセフィーロになり、やがてティアナへと変遷を遂げていった。<br />
<br />
今までは4気筒モデルであったブルーバードに、上級仕様として6気筒エンジンを積んだものが「ブルーバード・マキシマ」としてラインナップされていた。
<br />
<br />
しかし、1988年に登場した3代目となって初めて“独立モデル”「マキシマ」として発売されることになった。<br />
<br />
覚えている人はほとんどいないだろうが、デーブ・スペクター、ケント・ギルバート、ケント・デリカット、チャック・ウィルソンの4人のアメリカ人タレントが、マキシマのテレビCMに出ていた。<br />
<br />
キャッチフレーズは<b>「ドライバーズシートに座ってマックス・リラックス、リアシートに座ってマックス・リラックス、デラックスよりリラックス」</b>だった。あらゆる面において、最大限リラックスできる、という開発意図を言葉にしていた。<br />
<br />
この頃、日産ではこの手の“中堅どころ”のセダンを「ハイオーナー・セダン」と呼んでいた。いわゆる自らステアリングを握るオーナーズ・セダンの中でも、上級志向なものを指していたそうだ。<br />
<br />
メイン市場はアメリカで、材質はシンプルながらも“本物志向”という路線で攻めた。開発の際に参考としたのは洋服や住宅だった、という。運転する人や乗る人に、余裕やゆとりを感じさせる作りを目指したそうだ。<br />
<br />
というわけで、3L V6エンジンを搭載したマキシマは、先代のブルーバード・マキシマと比べると全幅は70mmも拡大している。全席で余裕とゆとりを感じさせ、日本では3ナンバー車両となった。<br />
<br />
この頃、3ナンバー車というだけで、高級車というイメージがあったのも事実。<br />
<br />
3L V6エンジンは最高出力160ps、最大トルク25.3kgmだった。めちゃめちゃパワフルだったり、トルクフルだったりというわけではなかったが、車両重量1360~1370kgのマキシマには余裕を感じさせるものだった。<br />
<br /></p>
<h3>日産で初めて四輪ABSを採用した</h3>
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<p>マキシマには、TYPE Iと呼ばれるエントリーモデル、TYPE IIという上級モデル、そしてSEというスポーティモデルのグレードがあった。全車、日産では初めて四輪ABSを標準装備していたことが話題となった。また、全車、ATの変速モードをパワー、オート、ホールドと3モードで切り替えができる、「DUET-EA」を備えていた。<br />
<br />
TYPE IIには、ステアリング特性とサスペンションの減衰力をスポーツとコンフォートの2モード選ぶことができる、「DUET-SS」と呼ばれる機能が装備されていた。なるべくギミックを排除した本物志向だったのだが、日本車の象徴だった“ハイテク”装備はしっかり搭載されていた。<br />
<br />
いくら本物志向のハイオーナー・セダンだったとはいえ、マキシマがデビューした1988年は……バブル真っ只中。とにかく高いもの、ギラギラしたものが売れた時代。<br />
<br />
多くのバブル紳士・淑女は日産 シーマ、トヨタ セルシオ、はたまたガイシャに夢中だったことは否めない。<br />
<br />
同時期のシーマやセルシオの中古車は今でもそこそこ見かけるが、マキシマは本当に絶滅間近であることがうかがえる。<br />
<br />バブル期にあえて“控えめ”な高級車だったマキシマを、このご時世に味わうのもおしゃれだと思う。<br />
<br />
ちょっとでも気になった方は、中古車物件をチェックしてみてほしい!<br />
<br /></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲搭載されるエンジンは3L V6エンジン。決してパワフルではないが、リラックスして乗るには十分なものだ" data-credit="日産" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_63967/maxima_05.jpg" width="600" /> <span class="CP_txt">▲搭載されるエンジンは3L V6エンジン。決してパワフルではないが、リラックスして乗るには十分なものだ</span></div>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲2019年3月29日時点で、掲載台数はたった2台。登場から30年近く経つモデルのため、購入するにはある程度の覚悟が必要だが、気になったらすぐにチェックしてほしい!" data-credit="日産" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_63967/maxima_02.jpg" width="600" /> <span class="CP_txt">▲2019年3月29日時点で、掲載台数はたった2台。登場から30年近く経つモデルのため、購入するにはある程度の覚悟が必要だが、気になったらすぐにチェックしてほしい!</span></div>
<div class="author">text/古賀貴司(自動車王国)<br />
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<h4>▼検索条件</h4>
日産 マキシマ(初代)</div>
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<h3>日産のハイオーナー・セダン</h3>
<p><b>日産 マキシマ</b>は現在でも海外ではその名を残しているが、日本では1994年を境に姿を消した。ちなみに日本におけるマキシマはセフィーロになり、やがてティアナへと変遷を遂げていった。<br />
<br />
今までは4気筒モデルであったブルーバードに、上級仕様として6気筒エンジンを積んだものが「ブルーバード・マキシマ」としてラインナップされていた。
<br />
<br />
しかし、1988年に登場した3代目となって初めて“独立モデル”「マキシマ」として発売されることになった。<br />
<br />
覚えている人はほとんどいないだろうが、デーブ・スペクター、ケント・ギルバート、ケント・デリカット、チャック・ウィルソンの4人のアメリカ人タレントが、マキシマのテレビCMに出ていた。<br />
<br />
キャッチフレーズは<b>「ドライバーズシートに座ってマックス・リラックス、リアシートに座ってマックス・リラックス、デラックスよりリラックス」</b>だった。あらゆる面において、最大限リラックスできる、という開発意図を言葉にしていた。<br />
<br />
この頃、日産ではこの手の“中堅どころ”のセダンを「ハイオーナー・セダン」と呼んでいた。いわゆる自らステアリングを握るオーナーズ・セダンの中でも、上級志向なものを指していたそうだ。<br />
<br />
メイン市場はアメリカで、材質はシンプルながらも“本物志向”という路線で攻めた。開発の際に参考としたのは洋服や住宅だった、という。運転する人や乗る人に、余裕やゆとりを感じさせる作りを目指したそうだ。<br />
<br />
というわけで、3L V6エンジンを搭載したマキシマは、先代のブルーバード・マキシマと比べると全幅は70mmも拡大している。全席で余裕とゆとりを感じさせ、日本では3ナンバー車両となった。<br />
<br />
この頃、3ナンバー車というだけで、高級車というイメージがあったのも事実。<br />
<br />
3L V6エンジンは最高出力160ps、最大トルク25.3kgmだった。めちゃめちゃパワフルだったり、トルクフルだったりというわけではなかったが、車両重量1360~1370kgのマキシマには余裕を感じさせるものだった。<br />
<br /></p>
<h3>日産で初めて四輪ABSを採用した</h3>
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<br />
TYPE IIには、ステアリング特性とサスペンションの減衰力をスポーツとコンフォートの2モード選ぶことができる、「DUET-SS」と呼ばれる機能が装備されていた。なるべくギミックを排除した本物志向だったのだが、日本車の象徴だった“ハイテク”装備はしっかり搭載されていた。<br />
<br />
いくら本物志向のハイオーナー・セダンだったとはいえ、マキシマがデビューした1988年は……バブル真っ只中。とにかく高いもの、ギラギラしたものが売れた時代。<br />
<br />
多くのバブル紳士・淑女は日産 シーマ、トヨタ セルシオ、はたまたガイシャに夢中だったことは否めない。<br />
<br />
同時期のシーマやセルシオの中古車は今でもそこそこ見かけるが、マキシマは本当に絶滅間近であることがうかがえる。<br />
<br />バブル期にあえて“控えめ”な高級車だったマキシマを、このご時世に味わうのもおしゃれだと思う。<br />
<br />
ちょっとでも気になった方は、中古車物件をチェックしてみてほしい!<br />
<br /></p>
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<div class="author">text/古賀貴司(自動車王国)<br />
photo/日産</div>
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[description] => カーセンサーnetの物件検索では自動車メーカーの一覧があるが、そのなかでも「その他」というカテゴリーが用意されている。「輸入車その他」をクリックしてみるとトライクやキャンピングカー、正規輸入されていない車が並んでいる。
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<p>カーセンサーnet上には40万台以上の物件が掲載されている。物件チェックを日課とする筆者が、その中から偶然見つけた「なんだこの中古車は!!」という物件を紹介しよう!<br />
<br /></p>
<div class="taC w600_img"><img alt="▲今回紹介するのはこちら! 「輸入車その他」カテゴリーから見つけた、1967年式のNSU スポルト プリンツだ " data-credit="カーセンサーnet" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_63920/nsu_01.jpg" width="600" /> <span class="CP_txt">▲今回紹介するのはこちら! 「輸入車その他」カテゴリーから見つけた、1967年式のNSU スポルト プリンツだ </span></div>
<h3>その他カテゴリーは珍しい車の宝庫</h3>
<p>カーセンサーnetの物件検索では自動車メーカーの一覧があるが、その中でも「その他」というカテゴリーが用意されている。<br />
<br />
ふと、<b>「輸入車その他」</b>をクリックしてみるとトライクやキャンピングカー、正規輸入されていない車が並んでいる。<br />
<br />
たまに間違って“その他”扱いになっている車両もあるが、ココは珍しい車の宝庫。<br />
<br />
そんな“その他”の中で出くわしたのが<b>NSUのスポルト プリンツ</b>だ。なお、スポルトは「スポーツ」、プリンツは「プリンス」を意味するドイツ語。<br />
<br />
NSUは1873年、ニットを織るための動力式織り機メーカーとして産声を上げた。やがて1901年にはバイクを、1905年には自動車を手がけるようになった。<br />
<br />
ただ1932年、四輪部門の不採算性から、メインバンクの進言もありフィアットへ身売り。<br />
<br />
ドイツにおける「国民車構想」ではフェルディナント・ポルシェ博士が設計したタイプ32のプロトタイプを手がけたが、生産には至らなかった。<br />
<br />
第二次世界大戦中は「ケッテンクラート」と呼ばれた、リアに戦車のようなキャタピラーをもつ軍用バイクで名をはせていた。<br />
<br />
工場は焼けてしまったが1946年からバイク生産を再開。1955年には世界最大のバイクメーカーにまで成長を遂げた。<br />
<br /></p>
<h3>プリンツを運転すればキング……にはなれなかった?</h3>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲スポルト プリンツのデザインを手がけたのは、イタリアの老舗カロッツェリア「ベルトーネ」" data-credit="カーセンサーnet" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_63920/nsu_03.jpg" width="600" /> <span class="CP_txt">▲スポルト プリンツのデザインを手がけたのは、イタリアの老舗カロッツェリア「ベルトーネ」</span></div>
<p>そして1957年、フランクフルトモーターショーにて、NSUの手による久しぶりの乗用車「プリンツ」がお披露目された。<br />
<br />
RRを採用し、後輪駆動で600cc空冷2気筒エンジンをリアに搭載していた。<br />
<br />
キャッチコピーは“プリンツを運転すればキング”だったが、実際はずんぐりむっくりした小さな2ドア4シーターサルーンだった。<br />
<br />
実はこの頃、NSUではドイツのヴァンケル博士とともにロータリーエンジンのプロトタイプを完成させていた。<br />
<br />
後にマツダがライセンス供与を受けたことは有名な話であるがアルファロメオ、シトロエン、AMC、フォード、GM、メルセデス・ベンツ、日産、トヨタ、スズキ、ポルシェ、ロールスロイスもライセンス供与を受けていた。<br />
<br />
ただ、量産で成功を収められたのがマツダのみだった。<br />
<br />
もとい。<br />
<br />
1958年にはコンパクトながら流麗なボディをまとったプリンツのクーペ、「スポルト プリンツ」が投入された。<br />
<br />
デザインを手がけたのはイタリアの老舗カロッツェリア「ベルトーネ」に在籍していた、フランコ・スカリオーネ。<br />
<br />
アルファロメオ、ジャガー、アストン・マーティンなどを多数手がけた、レジェンドだ。<br />
<br />
NSUはれっきとしたドイツ車ではあるのだが、最初の250台はベルトーネ社で生産された。<br />
<br />
当初は583cc直列2気筒エンジンが搭載され、1962年後半に598ccへと排気量を拡大。プリンツ同様、RRだった。<br />
<br />
NSUはこのスポルト プリンツのプラットフォームを用いて、ロータリーエンジンを搭載したオープンカー、「スパイダー」を1964年に発表した。<br />
<br />
ただ、当時のロータリーエンジンの信頼性は……、相当低かったと聞く。<br />
<br />
実際、スパイダーは2400台弱で生産を終了している。対するスポルト プリンツは2万台以上が生産された。<br />
<br /></p>
<h3>自動車史の一ページを担う車だろう</h3>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲RRレイアウトを採用しているため、エンジンは後部に収められている" data-credit="カーセンサーnet" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_63920/nsu_06.jpg" width="600" /> <span class="CP_txt">▲RRレイアウトを採用しているため、エンジンは後部に収められている</span></div>
<p>今回見つけたスポルト プリンツは1967年式で、ほぼモデル末期。<br />
<br />
ロータリーエンジンとの関連性を強くイメージさせながら、ロータリーエンジンを搭載していないことによる維持のしやすさ、というイイトコ取りをしているような車でもある。<br />
<br />
1969年にはNSUはアウディによって買収され、NSUブランドは消滅した。<br />
<br />
さすがに半世紀以上も前の車となると、何かと維持するのは大変だとは思う。<br />
<br />
しかし、まさに自動車史の一ページを担う車であり、誰もが美しいと思えるスカリオーネの手によるデザインに愛着が湧くことだろう。<br />
<br />
この車が気になった猛者はぜひ、在庫の有無をチェックしてみてほしい。<br />
<br />
<b>それにしても奥が深いぜ、中古車!</b><br />
<br /></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲半世紀以上前の車のため、今の車とは全く異なるインテリア。クラシックカー好きにはたまらないはずだ" data-credit="カーセンサーnet" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_63920/nsu_12.jpg" width="600" /> <span class="CP_txt">▲半世紀以上前の車のため、今の車とは全く異なるインテリア。クラシックカー好きにはたまらないはずだ</span></div>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲なかなか出合うことができない貴重なモデル。気になったらぜひチェックしてみてほしい!" data-credit="カーセンサーnet" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_63920/nsu_02.jpg" width="600" /> <span class="CP_txt">▲なかなか出合うことができない貴重なモデル。気になったらぜひチェックしてみてほしい!</span></div>
<div class="author">text/古賀貴司(自動車王国)<br />
photo/カーセンサーnet</div>
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<li><a href="https://www.carsensor.net/usedcar/detail/CU5864554757/index.html?TRCD=300001&fed=contnikkancs_20190320_kc20190320003yk" target="_blank">記事で紹介したNSU スポルト プリンツを見てみる(※掲載終了の可能性があります)</a></li>
<li><a href="https://www.carsensor.net/shop/shizuoka/210617002/?BKKN=CU5864554757" target="_blank">上記物件を掲載している「スティルベーシック」の情報を見てみる</a></li>
</ul>
</div>
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[description] => 「FR+MT」というパッケージは、もはや伝説になりつつある。そんな希少な条件で打線を組んでみた!
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<div class="taC w600_img"><img alt="▲「絶滅危機」というほどではありませんが、このところめっきり減ってきた「FRのMT車」という自動車の基本形。次期型トヨタ スープラもATのみであることを記念して(?)、FRのMT車だけの「打線」を考えてみました!" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_63855/FRMT_0.jpg" width="600" /> <span class="CP_txt">▲「絶滅危機」というほどではありませんが、このところめっきり減ってきた「FRのMT車」という自動車の基本形。次期型トヨタ スープラもATのみであることを記念して(?)、FRのMT車だけの「打線」を考えてみました!</span></div>
<h3>「打線」を通じてFR/MT車の探し方を考えてみる</h3>
<p>「FR+MT」というパッケージは、もはや伝説というか「美しい思い出」にすぎないのかもしれない。<br />
<br />
と思うのは、近々発売される新型トヨタ スープラにも結局、MTは採用されなかったからである。<br />
<br />
そこで今回はFR+MTというパッケージをもつ数々の車を野球チームの選手になぞらえ、それぞれの個性をもとに「先発メンバー9人(9車種)」と「打順」「守備位置」を考えてみる。<br />
<br />
そこから、たぶん何かが見えてくるはずなのだ。<br />
<br />
では早速、発表しよう!<br />
<br />
<b>1 中 マツダ ロードスター(初代)<br />
2 ニ マツダ RX-8(初代)<br />
3 左 マツダ RX-7(3代目)<br />
4 三 BMW M3クーペ(4代目)<br />
5 右 ホンダ S2000(初代)<br />
6 一 トヨタ マークII ツアラーV(8代目)<br />
7 遊 日産 スカイラインクーペ(12代目)<br />
8 捕 トヨタ 86/スバル BRZ(初代)<br />
9 投 トヨタ スープラ(2代目)</b><br />
<br />
……場内からは大歓声とともに一部ブーイングが聞こえるような気もするが、空耳だろうか。まあ気にせず「各選手の紹介」に進んでみよう。<br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲1~3番をマツダ勢が占めた。機動力を武器に足でかき回す攻撃が見られそうだ" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_63855/1.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲1~3番をマツダ勢が占めた。機動力を武器に足でかき回す攻撃が見られそうだ</span></div>
<p><b>●1番・センター「マツダ ロードスター(初代)」</b></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲1989年に発売された初代ロードスター(NA型)" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_63855/FRMT_1.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲1989年に発売された初代ロードスター(NA型)</span></div>
<p>言わずと知れたライトウェイトFRオープンスポーツの、日本における元祖ともいえる存在。1989年デビューし、1997年まで販売された大ベテランだが、中古車市場では後の2代目よりもむしろ高い人気を誇っている。<br />
<br />
その理由は今なお色あせない端正で本質に基づくビジュアル、そしてナチュラルきわまりない走行フィールにあるのだろう。<br />
<br />
流通量は豊富で探しやすく、相場は総額約40万~約210万円と、最近は上下にかなり幅広い。<br />
<br />
「人生で初めて接したFR+MTの車がコレ」という人は、ほぼ必ずFR/MT好きになるという観点からトップバッターに起用した。<br />
<br />
現実の野球選手でいうと、1990年代に大活躍した緒方孝市(現・広島監督)のイメージだ。</p>
<ul class="Base_Templete_Link3">
<li><a href="https://www.carsensor.net/usedcar/bMA/s017/f001/index.html?fed=contnikkancs_20190227_kc20190227002yk" target="_blank">マツダ ロードスター(初代)を探す </a></li>
</ul>
<p><b>●2番・セカンド「マツダ RX-8(初代)」</b></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲こちらがマツダ RX-8。販売期間は2003年から2012年" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_63855/FRMT_2.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲こちらがマツダ RX-8。販売期間は2003年から2012年</span></div>
<p>2003年から2012年まで製造されたマツダのロータリーエンジン搭載スポーツカー。<br />
<br />
ただし、スポーツカーといっても観音開きになる後部ドアが用意されており、ファミリーカー的に使うことも不可能ではないというユーティリティ性から2番に抜擢。<br />
<br />
中古車の流通量は初代ロードスター以上に豊富で、その相場は総額25万円(!)から320万円ほど。<br />
<br />
あまりに安い物件はフル整備またはフルチューン前提の「ベース車」であり、高額なものは「コレクターズアイテム」といったところか。<br />
<br />昔は送りバントなどがうまい器用な選手が2番に置かれていたが、現代野球では、器用でありながら強打力も備えている選手が2番に起用される場合が多い。<br />
<br />
その意味で、強力なロータリーエンジンと、しかし意外と使える後部座席も有しているRX-8は、最高に今っぽい2番打者だ。イメージとしては、腰の具合が悪くないときの川端慎吾(東京ヤクルト)である。<br />
</p>
<ul class="Base_Templete_Link3">
<li><a href="https://www.carsensor.net/usedcar/bMA/s010/f001/index.html?fed=contnikkancs_20190227_kc20190227002yk" target="_blank">マツダ RX-8(初代)を探す </a></li>
</ul>
<p><b>●3番・レフト「マツダ RX-7(3代目)」</b></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲1991年発売のマツダ RX-7(3代目)" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_63855/FRMT_3.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲1991年発売のマツダ RX-7(3代目)</span></div>
<p>奇しくもチーム・マツダ出身の選手が続くが、他意や忖度はない。<br />
<br />
「FD」と呼ばれることの多いこちらのRX-7は1991年から2002年まで販売されたマツダのロータリー・ピュアスポーツで、登場時の車名は「アンフィニRX-7」。<br />
<br />
654cc×2の直列2ローター・ターボエンジンの最高出力はデビュー時255psだったが、マイナーチェンジを重ねて最終的には280psに達している。<br />
<br />
いまだ一部で大人気の車であるため流通量はまずまず豊富で探しやすく、相場も総額約130万~約500万円で、この種の「伝説的スポーツカー」としては納得の範囲。<br />
<br />
ベテランゆえ故障者リスト入り(整備工場行き)のリスクはやや高く、体調維持のための食費(燃料費)もかさむ選手ではある(実燃費は5~6km/L程度か)。<br />
<br />
だが、最高のロータリー・ターボエンジンによるパンチ力から考えると、クリーンアップに置かない手はない。<br />
</p>
<ul class="Base_Templete_Link3">
<li><a href="https://www.carsensor.net/usedcar/bMA/s022/f001/index.html?fed=contnikkancs_20190227_kc20190227002yk" target="_blank">マツダ RX-7(3代目)を探す </a></li>
</ul>
<p><b>●4番・サード「BMW M3クーペ(4代目)」</b></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲こちらが2007年登場の4代目BMW M3" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_63855/FRMT_4.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲こちらが2007年登場の4代目BMW M3</span></div>
<p>ドイツリーグからやってきた頼れる巨砲。80年代にデビューした初代M3はツーリングカーレースに出場するための車だったが、こちら4代目は「ラグジュアリースポーツ」といったニュアンスのFR車に変貌している。<br />
<br />
とはいえ走行フィールはなかなかスパルタンかつ強烈で、「M」の名に恥じるものではない。<br />
<br />
現在の中古車相場は総額約270万~約500万円で、流通量は50台前後とやや少なめ。走行距離が3万km以内になると10台程度しかなく、条件さえ合えばすぐに問い合わせを入れることをオススメする。<br />
<br />
もともとのM3選手は2.3L直4 DOHCからスタートし、その後は3L級の直6 DOHCエンジンを搭載する中距離砲だった。<br />
<br />
しかし、2007年の契約更改(マイナーチェンジ)時に排気量4LのV8 DOHCへと自らを肉体改造。<br />
<br />
ベテランの域に達しつつ選手ではあるが、依然チーム随一といえる長打力を誇っている。<br />
</p>
<ul class="Base_Templete_Link3">
<li><a href="https://www.carsensor.net/usedcar/bBM/s014/f003/index.html?fed=contnikkancs_20190227_kc20190227002yk" target="_blank">BMW M3クーペ(4代目)を探す </a></li>
</ul>
<p><b>●5番・ライト「ホンダ S2000(初代)」</b></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲1999年発売のホンダ S2000" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_63855/FRMT_5.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲1999年発売のホンダ S2000</span></div>
<p>強力クリーンアップのトリを務めるFRオープン2シーター。<br />
<br />
ホンダの創業50周年記念として1998年に発表されたオープン2シーターFRスポーツ。<br />
<br />
オープンカーでありながらクローズドボディの車と同等以上のボディ剛性を有する、ガチなスポーツモデルだ。<br />
<br />
搭載エンジンは2L直4VTECで、ノンターボでありながら最高出力は250psに達する。<br />
<br />
初代マツダ ロードスターのような華はないが、9000回転まで回るVTECエンジンのフィーリングは国内選手としては間違いなくトップクラス。<br />
<br />
シャープな身のこなしと俊足により、守備ではフェンス際の打球対応にもきわめて強い。現役時の高橋由伸(前読売監督)をイメージしていただきたい。<br />
</p>
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<li><a href="https://www.carsensor.net/usedcar/bHO/s013/f001/index.html?fed=contnikkancs_20190227_kc20190227002yk" target="_blank">ホンダ S2000(初代)を探す </a></li>
</ul>
<p><b>●6番・ファースト「トヨタ マークII ツアラーV(8代目)」</b></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲マークIIのハイパフォーマンスモデルという位置づけだったツアラーV" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_63855/3.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲マークIIのハイパフォーマンスモデルという位置づけだったツアラーV</span></div>
<p>マークIIおよび兄弟車であるチェイサーの「ツアラーV」は、当時の国内自主規制値いっぱいの最高出力280psとなる強力なターボエンジンを搭載したスポーティグレード。<br />
<br />
通常グレードのマークIIやチェイサーは当時のオジサマたちに愛されたが、ツアラーVは走りとスピード、あるいはドリフト走行などを愛する比較的若い層にも愛されたグレードだ。<br />
<br />
そして2019年の一部若年層にも、今なお変わらず支持されている。<br />
<br />
中古車相場は総額100万~約300万円といったところで、高値圏の個体はかなりのチューニングが施されている場合が多い。<br />
<br />普通に考えれば「現役引退」となってもおかしくない年齢(車齢)だが、いまだ一部のファンから熱い支持を受けるFR+MT界のレジェンド。<br />
<br />
2.5L直6 DOHCターボエンジンの最高出力は、入団当時存在していた「国内自主規制」に合わせた280ps。身体(車体)を丁寧にケアできれば、まだまだ現役続行は十分可能だ。<br />
</p>
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<li><a href="https://www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&CARC=TO_S131&GRDKC=TO_S131_F003_K031&fed=contnikkancs_20190227_kc20190227002yk" target="_blank">トヨタ マークⅡ ツアラーV(8代目)を探す </a></li>
</ul>
<p><b>●7番・ショート「日産 スカイラインクーペ(12代目)」</b></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲2007年発売の日産スカイラインクーペ" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_63855/FRMT_7.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲2007年発売の日産スカイラインクーペ</span></div>
<p>2003年発売の11代目(CV35型)の後を受け、2007年10月に発売された肉感的なデザインのFRクーペ。<br />
<br />
搭載エンジンは同時期のセダン版より強力な3.7L V6 DOHCで、トランスミッションはATの他に6MTも選択可能だった。中古車相場はおおむね総額60万~300万円で、流通量は150台程度とまずまず豊富。<br />
<br />
微妙な打者が置かれることも多い7番という打順だが、逆を言えば、ここにも好打者を配置できる打線は怖い。そしてMT+FRチームの選手層は意外と厚いため、7番にも最終スカイラインクーペというなかなかの強打者を置けるのだ。<br />
<br />
最高出力333psの3.7L V6エンジンはとにかく強力で、他チームであれば3番または5番打者クラスか。<br />
<br />
また身体能力が高いため、遊撃手という過酷なポジションも難なくこなす(※どんな状況でもある程度の力を発揮できる車ということ)。<br />
</p>
<ul class="Base_Templete_Link3">
<li><a href="https://www.carsensor.net/usedcar/bNI/s029/f005/index.html?fed=contnikkancs_20190227_kc20190227002yk" target="_blank">日産 スカイラインクーペ(12代目)を探す </a></li>
</ul>
<p><b>●8番・キャッチャー「トヨタ 86/スバル BRZ(初代)」</b></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲写真はスバルBRZ" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_63855/FRMT_8.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲写真はスバルBRZ</span></div>
<p>86およびBRZは、トヨタとスバルが共同開発したFRレイアウトの小型・軽量・低重心なスポーツカー。搭載エンジンは2Lの水平対向4気筒。トランスミッションは6MTと6速ATの2種類が用意されている。<br />
<br />
中古車の流通量はともに豊富だが、より探しやすいのは新車の販売台数が多い86だ。<br />
<br />
相場は両者とも総額約120万~約340万円といったところだが、特殊なグレードや、ターボチャージャーなどが後付けされた個体などはもう少し値が張る。<br />
<br />
昭和の時代までしか野球を観ていなかった人は「キャッチャー=ドカベンみたいな人」というイメージがあるかもしれない。だが現代野球における捕手は「真のアスリート」しかできないポジションだ。<br />
<br />
そういった意味で、このチームの捕手はこの2モデルが適任。細身でやや小柄だが、きわめて低重心な水平対向エンジンによって本塁を死守するだろう。<br />
</p>
<ul class="Base_Templete_Link3">
<li><a href="https://www.carsensor.net/usedcar/bTO/s229/f001/index.html?fed=contnikkancs_20190227_kc20190227002yk" target="_blank">トヨタ 86(初代)を探す </a></li>
</ul>
<ul class="Base_Templete_Link3">
<li><a href="https://www.carsensor.net/usedcar/bSB/s049/f001/index.html?fed=contnikkancs_20190227_kc20190227002yk" target="_blank">スバル BRZ(初代)を探す </a></li>
</ul>
<p><b>●9番・ピッチャー「トヨタ スープラ(2代目)」</b></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲マニアは「A80」と呼ぶ2代目トヨタ スープラT" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_63855/FRMT_9.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲マニアは「A80」と呼ぶ2代目トヨタ スープラ</span></div>
<p>ラストバッターは、というか「チームの花形」となるエース投手は、この車しかないだろう。<br />
<br />
3L直6DOHCのツインターボまたは自然吸気エンジンを搭載するFRスポーツで、販売期間は1993年から2002年。「6MT」というのは国内向け国産乗用車としては初採用された機構だった。<br />
<br />
2019年春に次期型が登場予定だが、そちらは全車8速ATとなる。<br />
<br />
A80こと2代目スープラは、息子(次期型スープラ)がプロデビューしようというタイミングになってもまだまだ現役バリバリの選手として、一部マニアから熱視線を浴びているFR+MT界の鉄人。<br />
<br />
身体のラインに関しても「もしかしたら若い息子よりカッコいいのでは?」と思ったりする。<br />
</p>
<ul class="Base_Templete_Link3">
<li><a href="https://www.carsensor.net/usedcar/bTO/s086/f002/index.html?fed=contnikkancs_20190227_kc20190227002yk" target="_blank">トヨタ スープラ(2代目)を探す </a></li>
</ul>
<br />
<br />
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲パワフルな内野と、機敏性のある外野という布陣になった" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_63855/2.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲パワフルな内野と、機敏性のある外野という布陣になった</span></div>
<p>以上が、自称監督である筆者が考えるチームオーダーだ。なお内野守備走塁コーチには往年の名選手、AE86こと豊田八六さんを招聘するつもりでいる。<br />
<br />
……あなたが考えるオーダーとおおむね一致しているだろうか? それとも、まるで異なっていただろうか?<br />
</p>
<div class="author">text/伊達軍曹<br />
illustration/龍神貴之<br />
photo/マツダ、BMW、ホンダ、トヨタ、日産、SUBARU</div>
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