三菱 RVR▲2010年2月に登場して以来、マイナーチェンジを繰り返し現在も販売が続けられている現行型・3代目三菱 RVR。初期モデルを中心に総額100万円以内で狙える物件が登場してきたので、狙い目となるモデルを考えてみた

コンパクトSUVの隠れたロングセラーモデル

ここのところ新型車が矢継ぎ早に投入され、今、一番ホットなカテゴリーと目されているコンパクトSUV。人気モデルが多く、中古車でも相場は高値安定傾向にある中で、現行型の三菱 RVRは予算100万円で狙える貴重なコンパクトSUVだ。登場から10年以上経過したロングセラーモデルの特徴を振り返りつつ、予算100万円での狙いどころをチェックしてみよう。

三菱 RVR▲全長約4.3mと扱いやすいサイズ感が特徴
三菱 RVR

走行モードを切り替えられる4WDシステムを採用

もともとRVRは、ミニバンスタイルのクロスオーバーSUVとして開発されたモデルだったため、初代と2代目は後席スライドドアを備えていた。だが、2010年2月のフルモデルチェンジで登場したシリーズ3代目となる現行型から、5ドアハッチバックボディのコンパクトSUVへ転向している。

ボディは、ホンダ ヴェゼルやトヨタ C-HRとほぼ同サイズ。エンジンは1.8Lガソリンのみで、これに6速スポーツモードCVTが組み合わされる。駆動方式は2WDと4WDの2タイプ。4WDシステムは、同社の人気モデルであるアウトランダーやデリカD:5と同様、スイッチ操作で3つの走行モードに切り替えられる電子制御4WDとなる。

また、減速時に発生するエネルギーをバッテリーにチャージする回生ブレーキシステムを備え、オルタネーターの作動を抑制させることで低燃費を図っているのも特徴だ。

三菱 RVR
三菱 RVR
三菱 RVR

本命は選択肢が多く低走行車も狙える初期Gグレード

登場から10年以上が経過しているが、中古車流通量は200台前後と少ない。それでも中古車の平均価格は100万円を切っているため、全体に占める予算100万円圏内の物件の割合が高く、ある程度の選択肢を確保できるのがグッド。しかも、予算100万円あれば修復歴無しかつ走行距離5万km以下の物件も射程圏内に入ってくるのはRVRの大きな魅力だろう。

予算100万円圏内での選択肢の多さや走行距離5万km以下の物件の有無など、現行型RVRの中古車の旨みがぎっしり詰まった本命は、2011年9月までの初期モデル。年式の古ささえ許容できれば、お得感はたっぷりだ。

特に、パドルシフトやボタン式のエンジンスイッチ、マルチインフォメーションスイッチなどを標準装備する上級グレードのGならバリューは一層アップする。タイミングが良ければ、Gグレードにメーカーオプションとして用意されたパノラマガラスルーフ付きの物件がヒットするのも◎。


三菱 RVR▲こちらはメーカーオプションのパノラマガラスルーフ。車内が明るくなり、開放感が広がる

大穴を狙うなら2012年10月以降のモデルにも注目!

さらなるバリューアップを狙うなら、アイドリングストップや改良型エンジンを採用した2011年10月以降のモデルに注目。対象となるグレードはMとGの2タイプのみで選択肢はかなり絞られるが、年式もやや新しくなり満足度はかなり高まるはずだ。


もし大穴を狙う時間的な余裕があるなら、フロントマスクの印象がグッと力強くなった2012年10月以降のモデルに狙いを定める手もある。シート生地の変更でより上質感が上がった他、定評のあるロックフォードフォズゲートプレミアムサウンドシステムもバージョンアップされているのもポイント。できるだけ低予算で年式の新しい物件が欲しいなら、チェックしてみる価値はある。


三菱 RVR▲2012年10月のマイナーチェンジではフロントまわりの印象が変わった
文/中野剛、写真/篠原晃一、尾形和美、三菱

▼検索条件

三菱 RVR(現行型)×総額100万円以下×全国