「5ナンバーサイズミニバンかぁ~、どれでも同じでしょ?」って思っている全国のパパさん! 荷室の使い勝手が全然違うので、ちゃんと吟味しましょう
2018/06/12
どれも同じに見えていませんか? 実はよ~く比べてみると荷室に違いがありましたよ~
こんにちは(^^) 編集部の横山です。今回は、ファミリーの強い味方、5ナンバーミニバン「トヨタ ヴォクシー、日産 セレナ、ホンダ ステップワゴン」の荷室をパパ目線で検証していきたいと思います。
「家族がいるし今は子供最優先だから使い勝手のいいファミリーカーかなぁ……。まぁ、ミニバンならどれでも同じだろう、どれでもいいかな。強いて言えばトヨタがいいからヴォ……」
とかなんとか思っているパパさん! ちょっと待ってください!!
確かに家族で使うことが多いでしょうし、そういう目的で購入(を検討)すると思います。が、たまーにはあるじゃないですか、趣味を謳歌したいときだって。
そういう観点でミニバンを眺めてみると、やはり重要なのは、道具を積み込む荷室。
ちなみに横山は「どれもほとんど一緒でたいして変わらないんじゃない?」と思っていました。“容量○○L”とか言われても正直イメージわかないですし……。だから実際に3台を並べてみたんですが、結構違いがあったんです!
荷室の長さを重視したい!!
例えばわかりやすいところで、スキーやスノーボードなど、長さのあるものを積んで出かけたいというアクティブなパパにはヴォクシーの荷室はとっても魅力的かもしれません。
3本のスノーボードは左から順に160㎝、130㎝、157cmです。しっかりと長物を載せられるのは秘密があるからなんです。
セカンドシートの下に空間があって、スノーボードの先端がちょうどいい感じに収まるのです! このようにシート下まで有効活用できるので長物もしっかり載せられるんですよ!
でも、こんなに長物載せたらセカンドシートの足元が窮屈そうって思いませんか?? 横山も「うわーこれ、窮屈になるやつじゃん……」と思っていました。
ですが、確認してみるとそんな心配は一気に吹き飛びました! 膝がしっかりと伸ばせて、窮屈な感じはありません。
荷室の長さもセカンドシートの足元も広いなら、助手席が狭いんじゃないの? って思われそうですが、助手席も足を伸ばせる十分な広さを確保していました。4人でお出かけするときに誰がどこに座っても十分な広さがあるので席の取り合いの心配はなさそうです!
ステップワゴン・セレナですがヴォクシーに比べると長さが足りません。スノーボードがはみ出てしまいました……。セカンドシートを片方つぶすか、斜めに立て掛けて入れるかになっちゃいますね。
▼検索条件
トヨタ ヴォクシー(3代目)× 全国荷物の載せ降ろし!
バックドアが大きいミニバンだからこそでてくる悩みなのでは?
ミニバンのバックドアは大きいので、広い空間がないと開けられません。せっかくの荷室に載せた荷物も降ろしにくかったら大変です!
ですが、ステップワゴンとセレナのバックドアには工夫が施されているんです。
この扉、ご存じですか? 実はミニバンの中で唯一、縦に加えて横開きもできるんです。その名も『わくわくゲート』!
横に開けられるので、狭い駐車場でも荷物の載せ降ろしがしやすいですよね。
ちなみにセカンドシートの足元の広さもバッチリです!
ヴォクシーも十分快適でしたが、ステップワゴンにはさらにちょっとした工夫がありました! 助手席シート下に大きめの空間ができているので足をしっかり伸ばせるんです。
この空間の有り無し・広さで快適さがかなり変わるんですよ。背の高い男性ならなおさらです!
続いて、セレナ。バックドアのガラスだけを開けられるんです。バックドアを1枚開けるよりもかなり省スペースで済みます。これなら、狭い駐車場でも荷物の載せおろしができますよね!
大きくガラスハッチが開いているのでゴルフバッグなど長さのあるものも余裕で載せ降ろしができます。
実は、スノーボードやゴルフバッグだけじゃなく、簡易テントや折り畳みテーブル、海外用LLサイズのスーツケースなど、家にある大きい荷物を編集部の男子に用意してもらっていました。使わないのも申し訳ないので、最後に全部積んでみたいと思います!
長モノに強いヴォクシーかガンガン積み込めちゃうステップワゴンか……荷室の使い勝手では一歩劣ると言わざるを得ないもののガラスハッチを生かせるならセレナか。同じように見えるミニバンでも中はぜんぜん違うことに驚きました。
ミニバンなんてどれも同じ……じゃありません! 全国の家族ファーストなパパさんの参考になれば幸いです。
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