▲ゆったりくつろげる室内空間の広さ、運転のしやすさ、多彩なシートアレンジなどがファミリー層を中心に高い評価を得ており、初代発売以降ロングセラーを続ける日産 セレナ ▲ゆったりくつろげる室内空間の広さ、運転のしやすさ、多彩なシートアレンジなどがファミリー層を中心に高い評価を得ており、初代発売以降ロングセラーを続ける日産 セレナ

実はママの方が多いかも!? 「運転仕事」

子供の学校や習い事・クラブ活動の送り迎え、さらにはパパのハンドルキーパーなど、家族専属のドライバーになってしまっているママも多いのでは。家族だけならまだしも、子供の部活の遠征で、チームメイトも一緒に送迎なんて機会もあるかもしれませんね。そんな「運転仕事」の多いママにオススメしたいのが、日産 セレナです。

運転席で初めて分かる、驚きの乗りやすさ!

前段でも書いたように、お子さんのいる家族や家族以外を頻繁に同乗させる機会のある家庭だと、ミニバンやワゴンの購入を検討している方も多いのではないでしょうか。しかし、このクラスのちょっと大きな車を苦手とする女性は多いはず。本当は必要だけど「運転できる自信がないから……」と断念しているママもいらっしゃるのではないでしょうか。そんな方にこそ一度運転していただきたいのが、日産 セレナ。

外観は他のミニバンと大差ないように見えますが、とにかく運転席に座ってみてください!

まず驚くのが、その視界の広さ。同サイズの他車でも視界への配慮はなされていますが、セレナの特に凄いところはサイドにあります。例えば、Aピラー部分。柱が少し斜めに傾いたデザインになっており、この間にある窓が、右左折や幅寄せなどの場面でとっても頼りになるんです。また、サイドウインドウも下に大きい作りになっているので、小柄な女性でも運転席窓から目視での後方確認がカンタン。こういった「ちょっと見える」の積み重ねが、良好な視界を作り出しています。少し大げさに言うと、180度窓ガラスに囲まれているような感覚。「死角が多くて怖い」ということを理由に大きな車を怖がっているママは、一度乗ってみることをオススメします。

▲Aピラーと三角窓。自転車や身長の低い人が死角を横切っても目につきやすいんです▲Aピラーと三角窓。自転車や身長の低い人が死角を横切っても目につきやすいんです
▲前席の特徴的な窓の形はセレナならでは。普段、窓枠に手をかけるのもきつい……なんて小柄なママだと、その利便性をより実感できるかも▲前席の特徴的な窓の形はセレナならでは。普段、窓枠に手をかけるのもきつい……なんて小柄なママだと、その利便性をより実感できるかも

えっ、そんな方向に動いちゃうの!? アレンジ自由でストレスフリーなシート

最近のミニバンは、後席シートで様々なアレンジができるようになっていますよね。セレナももちろんシートアレンジを売りにしていますが、初めて使ってみた人が特に驚くのが、セカンドシート。多くのミニバンで、2列目シートが前後にスライドするイメージはあると思いますが、なんとセレナは「横」方向にも動きます。「そもそも、横に動く隙間あったかしら……?」と思う方もいらっしゃるでしょう。セレナの2列目シートは真ん中部分が「スマートマルチセンターシート」といって、個別で動かせるようになっています。この部分が、シートになったりマルチテーブルになったり、アームレストや収納スペースになったりと多才な機能性を発揮。前席に持ってくることもできるので、3列目と2列目の間に通路を作ることができ、その通路部分を埋めるように、2列目左側を横にスライドができるというわけです。 あまり活用例がイメージできない方のために例を挙げると、2列目に取り付けたチャイルドシートをいちいち取り外ししなくても、3列目の人が楽に乗り降りできたり、やんちゃ盛りの子供も通路をスイスイ通ってくれるのでシートを踏んで汚すことがなかったり、サーフボードなどの長い荷物を積みたいときにも対応できたり……たくさんのドライブシーンをより快適にしてくれます。そして、とにかく力が必要ない!!「シートを動かせるのは分かっているんだけど、いちいち力が必要だから不便」とお考えのママは、だまされたと思って一度使ってみてください! その使い心地にビックリするかも。

▲大きなシートスライド量と、シート、テーブルやアームレストとして機能するスマートマルチセンターシートの活用により、14通り以上のシートアレンジが可能となっています ▲大きなシートスライド量と、シート、テーブルやアームレストとして機能するスマートマルチセンターシートの活用により、14通り以上のシートアレンジが可能となっています

でも、最後はお財布と相談……

さて、ここまで機能面のポイントをご紹介してきましたが、ママたちの最終的な悩みは価格かもしれませんね。どんなママでも「安くて良いものが欲しい!」と思うでしょう。では、日産 セレナで「安くて良い」ものはどんなモデルなのでしょうか。中古車物件数と価格からお教えします。

まず、ここまでご説明してきた機能がフルに装備されているのは、2010年以降発売の現行型(4代目)モデル。この4代目セレナのカーセンサーnet物件数は、1720台前後(2016年2月上旬現在)。そのうち最も多く流入しているのは2015年式モデルですが、さすがに新しいだけあり、ほとんどの物件が230万円以上とお高めです。今だからこそ「安くて良い」狙い目物件は、2012年式。このモデルであれば、190万円以下でも両側スライドドアの付いた質の良い物件が豊富に揃っています。さらに、パパにも納得してもらえるモデルとして「ハイウェイスター」グレードもオススメ。専用のグリル・エアロなど通常グレードよりちょっとカッコいい要素をプラスした外観に専用サスペンションが装備されていたり4WD設定のグレードもあるので、パパひとりのお出かけでも気分よく使えるはずです。

「運転仕事」の多いママさん、ぜひ、ご参考に!!

text/編集部
photo/日産自動車