新型発表で早くも相場が下落?ミニ クラブマンを200万円以下で手に入れる
カテゴリー: 特選車
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2015/10/01
おしゃれな人ほど「去年の流行り」は耐えられない?
「全長をちょっと延ばしたおしゃれで実用的なミニ」であるミニクラブマンの新型が、先日のフランクフルトモーターショーにて公開されました。日本での発売時期について正式なアナウンスはまだありませんが、おそらくは「秒読み段階」でしょう。そして今、現行(初代)ミニクラブマンは新型の発表を受けて早くも平均価格を大きく下げています。「最新であること」にさほどこだわりがないのであれば、これを機に現行クラブマンに注目してみてはいかがでしょうか?
日本ではまだ新型について正式には発表もされてもいないのに、早くも旧型の相場が下がり始めた理由のひとつに「ミニオーナー特有の心理」があります。
BMW版のミニを愛好するオーナーというのは、自身のミニのことを車として愛しているのは当然として、「ある種のファッションアイテム」としてもとらえている人がけっこう多いんです。
洋服の場合、おしゃれに敏感な人は「去年流行ったモノ」を今年着ることに苦痛を感じることも多いようです。まぁ筆者などは3年前に流行ったモノを平気で着てたりしますが、おしゃれな人、特におしゃれな女性はそういった傾向が強いように感じます。
初代は総額150万円前後でも検討可能に
それと似たようなニュアンスで、車であるミニのオーナーも「新しいのが出るなら、絶対そっちに買い替えたい!」と思う人が多いのです(もちろんミニオーナーの全員がそうというわけではありません。1台のミニを長く愛する人も一定数以上います)。事実、筆者が懇意にしている女性デザイナーも2007年に新車のミニハッチバックを買ったのですが、その直後に初代のミニクラブマンがデビュー。で、クラブマンのしゃれたセンスに一目ぼれしてしまった彼女は走行たった0.2万kmのミニを売却し、いきなりクラブマンに乗り替えたのでした。
これは極端な例ですし、ひとつのケースにすぎませんが、こういった傾向(ファッショナブルであるがゆえ、極力最新のスタイルを取り入れたいという思い)はミニ全般に割と広く見られるものです。
そしてそれがゆえ、新型が(海外で)発表されるや否や現行(初代)クラブマンは売り傾向が強くなり、その結果として早くも相場が下降傾向にあります。カーセンサー掲載物件の平均車両価格を見ても、3ヵ月前は約183万円でしたが、2015年9月30日現在では約176万円と7万円ほど下落しています。
具体的には総額180万円前後から、結構な好条件のクーパーまたはクーパーSが探せる状況になっています。しかも総額200万円以下でも、業界最高水準の保証内容を誇るカーセンサーアフター保証を付帯可能な1台が狙えます。多少、走行距離が多めでも問題なければ支払総額150万円前後でも見つけることができます。
初代だっていまだ世界有数の“おしゃれグルマ”です
当然ながら編集部はまだ新型クラブマンに試乗していませんが、99.99%の確率で、現行(初代)よりも新型の方がいわゆる“良い車”に仕上がっているでしょう。また前述の「ファッショナブル」という観点でも、新型の方がいろいろな意味でよりファッショナブルなはず。それゆえ、新型の日本登場を待ってそれを買うというのもステキな選択です。
でも「旧型だって十分ステキじゃない?」ともしも思うのであれば(実際、いまだ十分以上にステキな車であると編集部も思います)、今このタイミングであえて現行型(初代)を狙ってみるのは大いにアリです。ぜひ100万円台というお手頃なプライスで、世界有数の“おしゃれグルマ”であり、そして実用性にも優れる現行ミニクラブマンを手に入れてみてください。