80万円以下で始める「いきなり輸入車生活」。あなたはドイツ車とラテン車、どっちに乗る?
カテゴリー: 特選車
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2015/01/26
「免許取りたて=国産中古コンパクト」という時代ではありません
来週から始まる2月には、晴れて運転免許を取得する高校3年生や4月からの新社会人も多いことでしょう。で、最初に買う車は「安めの国産中古コンパクトカーで」となりがちですが、今やそんな旧態依然としたお約束に縛られる必要はない時代です。ということで「いきなり輸入車」で車生活を始めてみてはいかがでしょう? 特に、フォルクスワーゲンとプジョーに今、あなたにオススメしたい中古車が揃っています。
「そうはいっても輸入車は高いし」「そもそも国産車と比べて壊れやすいって聞くし」とお思いかもしれません。しかし、実はそんなこともないのが現実。さすがに国産コンパクトの中古車みたいに「支払総額30万円!」的な輸入車はかなり少ないですが、支払総額80万円以下であれば輸入車であっても探すことができます。
そういった比較的安い輸入中古車となると、それこそ故障が心配かもしれませんが、いわゆるグローバル化が進んでいる最近は「輸入車だからウンヌン」というのは、さほどありません(もちろんゼロではありませんが……)。機械ですから壊れることもあるかもしれませんが、それは国産の中古車であっても同じこと。そして総額80万円以下でも「業界トップレベルの充実保証」と言っても過言ではないカーセンサーアフター保証を付けられる物件を選ぶことができますので、なおさら過剰な心配は不要かと思います。
ドイツ車とラテン車、初めてのあなたが選ぶべきは?
それよりも考えるべきは「輸入車といっても“どの国”のモデルを選ぶべきか?」ということです。
先ほど「グローバル化が進んでいる最近は輸入車だからウンヌン、というのはあまりない」と申し上げましたが、それでもやはりお国柄のようなものは色濃く残っています。それゆえ輸入車に乗るというのは、ある意味海外を旅するようなものと言いますか、「輸入車大学に入学してみる」ことだとも言えます。
そこで問題となるのが「じゃあ、どの“学部(原産国)”を選ぶべきか」ということです。輸入車大学にはマイナーな“学部”もありますが、基本的には「ドイツ車学部」か「ラテン車学部」のどちらかに入ることになるでしょう。ちなみに、ラテン車というのはイタリア車およびフランス車のことです。
ここでの学部選びは、あなたのこれからの長いカーライフに結構大きな影響を与えますので(三つ子の魂百までと言いますし)、慎重に選択したいところ。ごく普通に考えると「生真面目な性格のあなたはドイツ車で、ノリのいい君はラテン車」ということになります。……それはそれで間違いではないと思いますが、ここはもう少しヒネるべきでしょう。
あえて自分の資質とは逆のテイストを選んでみる
提案したいのは「自分の性格とは真逆の学部に入ってみることで、また別の価値観を体感してみる」こと。つまり、生真面目な性格な方はちょっとルーズ(?)な側面もあるラテン車に乗ってみることで「ノリ」という大切な要素を学び、自分はノリが良いという方はドイツ車に乗ることで「高精度」という概念を身につけてみる……といった感じです。今までの延長線上を歩むのではなく、まったく違う世界を覗いてみることも人間の幅を広げるためには重要ではないでしょうか。
総額80万円以下で選ぶ場合は「ドイツ車学部」といっても基本的にはフォルクスワーゲンのほぼ一択で、「ラテン車学部」もアフター保証を付けられるとなるとプジョーの一択となると思います。どちらもそれぞれの文化圏を象徴する乗り味や味わいを備えているブランドですので、ぜひこの機会にディープな異文化を学んでみることをオススメいたします。