運転も楽しみたいなら“普通”の車のスポーツグレード
カテゴリー: 特選車
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2014/12/08
高性能グレードを「足グルマ」にする、という提案
スポーツカーでないモデルに高性能なスポーツグレードをラインナップするのは、そのモデルのイメージを向上するためでしょう。もちろん幅広いニーズに応えるためでもありますが、レクサス IS-F然り、VW ゴルフR然り、多かれ少なかれベースモデルのイメージUPにも繋がっています。
当然、高性能グレードは新車時は他グレードより高価となりますが、中古車では意外にお手頃だったりします。そこで注目したのは総額100万円以下の高性能グレード。その中からスズキ スイフト「スポーツ」(旧型)、トヨタ カルディナ「GT-FOUR」(絶版)、そしてスバル R1/R2のスーパーチャージャー搭載グレード「S」をピックアップしました。
コンパクトカー、ステーションワゴン、軽自動車のそれぞれのカテゴリーで“移動の足”を探している方は、思い切って高性能グレードを狙ってみてはいかがでしょう? いずれも運転するとキビキビしていたり、操作に忠実だったり、運転することがより一層面白くなりますよ。
ノーマルグレードとはひと味違う走りを楽しめる
スイフトスポーツは「スイフトの中で2割を占める」といわれる注目度の高いモデル。搭載する1.6L 4気筒エンジンは125psしかありませんが、1060kgのボディには十分です。最大の魅力は、ドライバーの意のままに走らせることができるような操作性の高さ。さらに足回りのセッティングなどによって、地をはうような低重心ぶりを感じさせてくれます。
カルディナGT-FOURは「ステーションワゴンの形をしたスポーツカー」のような存在。特に、Nエディションというグレードには、フロントに倒立ダンパー、リアにモノチューブダンパー、世界初のコイルばね付きストラットタワーバーなどが採用され、スペシャルさが強調されていました。2L 4気筒ターボエンジンの最高出力は260ps。ガッチリした走りでガツンと効くターボと、かなりユニークでした。
R1(3ドア)/R2(5ドア)はスバルが手掛けた最後の乗用軽自動車。それだけでも今のうちに購入しておくべき車かもしれません。スタイリングはスバル 360をモチーフにしつつ、現代風にアレンジされています。スーパーチャージャーを搭載した「S」は、キビキビ走ってくれるのでとにかく気持ち良いです。軽自動車では珍しく独立懸架式リアサスペンションを搭載。しなやかに走りながらも踏ん張りが効き、スバルエンジニアのこだわりを感じされてくれます。
中古車市場の動向は三車三様
スイフトスポーツは人気の高いモデルだけにカーセンサーnetでの掲載台数も多く、288台もあります(2014年12月3日現在)。そのため、物件は総額で約45万円~約180万円までと幅広くなっています。ボリュームゾーンは総額80万円~110万円なので、100万円以下でも十分に狙えます。
カルディナGT-FOURは、中古車市場を見渡すと“安く”流通しています。掲載台数も24台しかなく、ボリュームゾーンは総額で60万円~80万円。お手頃ですが、流通数の少なさがネックです。
R1とR2のSは兄弟車ながら、中古車市場では状況が大きく異なります。R1は18台しか掲載されておらず、ボリュームゾーンが総額で70万円~150万円と高め。対するR2は72台もあり、ボリュームゾーンも総額で30万円~60万円とリーズナブルです。とはいえ、両車とも低年式の中古軽自動車としては「安い!」と言える値段ではありません。しかし、R1の価格からもわかるように、クラシックカーとして需要が高まると予想されるので、今のうちに狙っておくべきかもしれません。
4台とも総額100万円以下となると多走行気味な物件が多くなります。ですので、オススメとなるのはカーセンサーアフター保証対象車。保証を付けておけば万が一の際も安心です。
いずれも実用性を保ちながら走りにこだわりがあって、移動が楽しくなること間違いありません。ぜひ一度、物件をご覧になってください。
▼検索条件
スズキ スイフトスポーツ(旧型)&トヨタ カルディナGT-FOUR(最終型)&スバル R1 S&スバルR2 S×総額100万円以下×CSA保証車※プランでCSA保証を付けた場合、総額100万円を超える場合があります