年末年始は「2011年式の人気ドイツ車」が安くなる?
カテゴリー: 特選車
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2014/12/05
150万~250万円で高年式ドイツ車を手に入れるチャンス!?
年末年始、2つの理由により2011年式の人気定番ドイツ車が安くなりそうな気配です。「世界の大定番」の高年式中古車をお求めの方は、このタイミングでアクションを起こすべきかもしれません。狙い目となるのはM・ベンツのCクラス/Cクラスワゴン、BMWの3シリーズ/3シリーズツーリング、アウディのA4/A4アバント、VW ゴルフの2011年式。そのカーセンサーアフター保証対象車が車両価格150万~250万円程度、総額にして270万円以下で十分に購入圏内になります。
人気の3年落ちドイツ車の流通量が増え値下がりする?
なぜ2011年式が、この時期お求めやすくなるのか? その理由のひとつは「年末要因」です。
2011年式の物件は初代オーナーに初回車検が近づいたことで売却されるケースがあり、人気定番モデルは新車時の販売台数が多いゆえ流通量が一気に増えるかもしれません。つまり、あえて少し意地悪く言うなら、「物件がダブつく」可能性があるんです。
例えば「2011年式で、ボディ色は人気の白または黒で、走行3万km以下のBMW3シリーズ」という条件でも、けっこうな物件がカーセンサーnetに掲載されてます。具体的に言うと、本稿執筆時(2014年11月26日現在)でBMW 3シリーズのセダンが46台、ツーリングが18台で、計64台もありました。
ダブついた物件を年内に売り切りたいという思惑
これらが年末商戦で順調に売れれば販売店としては万々歳なわけですが、世の中そう上手くいくとも限りません。いくら状態の良い中古車であっても、様々な理由により売れ残ってしまうこともあり得えます。
そうなったとき、「今年のうちに、ある程度の数の在庫車を売り切ってしまいたい……」と考えるのが人情です。そこで出てくる切り札が「値下げ」です。具体的な値下げ幅はケース・バイ・ケースなので何とも言えませんが、5万~10万円ほどの値下げをしてでも売り切ってしまいたいと考える販売店があっても不思議ではありません。そういった「緊急値下げ物件」に巡り合うチャンスが増えるのが、年末という時期なのです。
3年落ちから4年落ちへの微妙な、しかし大きな変化
さて、2011年式の定番モデルがこの時期お求めやすくなる理由はもうひとつあります。「年式表記」の問題です。
初回車検が近づいたために売却された2011年式の中古車は、2014年までは「3年落ち」という扱いです。3年落ちというのは、人にもよるでしょうが、ピカピカの新車同様ではないにしろ「まずまず高年式である」というイメージが強く、販売店側からすると「売りやすい」んです。
しかし、そんな3年落ち車も2015年になった瞬間「4年落ち」になります。4年落ちが悪いわけではありませんが、語感(イメージ)はやはり少々落ちるでしょう。ブランド品を思い浮かべれば分かるとおり、モノの値段を決めるのにイメージは大きく関係します。となると、販売店としてはできる限りイメージが良いうち、つまり2011年式の車は2014年のうちに、それなりの値段で売りたいわけです。
しかし、それが叶わなかった場合、年明け早々に、売れ残って「4年落ち」となった人気定番モデルを1年古くなった分だけプライスをやや安くして売りに出す販売店も多少なりとも出てきます。それをピンポイントで狙うのも、中古車ハンター的にはなかなかに賢い買い方だと思います。
いずれにしても「年末要因」や「年式表記が変わる」というのは単にマーケットの都合であって、その車のコンディションとは関係ありません。同じ2011年式の人気定番ドイツ車がこれまでより手頃なプライスで手に入る可能性が高まるわけですから、この「年末年始」というチャンスを利用しない手はないと思うのですが、いかがでしょうか?
▼検索条件
人気定番ドイツ車※2×2011年式×総額270万円以下×CSA保証車※プランでCSA保証を付けた場合、総額270万円を超える場合があります
※2【M・ベンツ】Cクラス/Cクラスワゴン【BMW】3シリーズ/3シリーズツーリング【アウディ】A4/A4アバント【VW】ゴルフ