ドイツ車の次は「奥深い」フランス車がオススメ?
カテゴリー: 特選車
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2014/05/14
フランス車に「入門」するための予算は150万円以下!
エンジンなどのスペックは普通なのに、実際走らせると妙に活発で気持ちいい…というのがフランス車の魅力。ぜひご体験あれ!
プジョーの販売面での中核モデル、Bセグメントの旧型「プジョー207」。ベーシックなグレードの他、ホットなGTiなどもあります
こちらはボタン一発、約25秒で開閉可能な電動ハードトップを備える「プジョー207CC」。後席は狭いですが、荷物置き場としては十分以上でしょう
こちらはハッチバックの全長を120mm延長して作られた小型ステーションワゴン「プジョー207SW」。機能的な荷室を備えています
ドイツ車もいいけど、次はフランス車に乗ってみるべき?
「初めての輸入車」となると、VWやBMWといったドイツ車を選んだ方が多いでしょう。それが悪いわけではありませんが、もしもドイツ車を買ってみた結果、「もう少し違う世界観も感じてみたい」と思ったならば、次の車はフランス車がオススメです。なかでも今、プジョーの207シリーズが狙い目です。
もちろん全員ではありませんが、「ドイツ車→フランス車」という道のりをたどる輸入車ユーザーは決して少なくありません。一般論として、全体のハイテクっぷりやエンジンパワーなどはフランス車よりドイツ車のほうが上なのですが、なぜ一部の人はドイツ車からカタログスペックで劣るフランス車へ転向するのでしょうか?
その理由は、フランス車の「奥深さ」にあります。
エンジンは普通なのにナゼこんなに速いの???
前述のとおり、フランス車は一般的にハイテク系のメカはあまり使われていませんし、エンジンのパワーは伝統的に低めに設定されています。それなのに(一度乗って見れば即座にわかりますが)速いんです。
「速い」といっても最高速やゼロヨンがどうのとか、そういった話ではありません。それらのデータはむしろ「遅い」部類に入るでしょう。でも、ひとたび高速コーナーが続くセクションに入れば、ちょっとしたハイパワーエンジンとハイテクサスを搭載したドイツ車にも余裕でついていけます。おそらく、シャシー全体のバランスが良いのでしょう。
この不思議な速さをはじめとする「奥深さ」こそが、メジャーな輸入車からフランス車へと乗り替えられる理由です。そして、「まずはドイツ車から」という感じで輸入車生活を始めた方に、次の1台としてフランス車をオススメしたい理由でもあります。
208の流通本格化でプジョー207が今おトク!
そんなフランス車にも様々なモデルがありますが、今オススメなのは冒頭で申し上げた「プジョー 207/207SW/207CC」。Bセグメント(簡単に言うとコンパクトカー)に属する、プジョーの1世代前のモデルです。
207の後継モデルであるプジョー208が日本に上陸したのは、2012年11月のこと。その中古車の流通が今年4月に入っていよいよ本格化してきた結果、同じタイミングで207の平均価格が下落しました。直近3ヵ月で約105万円から約95万円へと10万円ほども値下がりしています。
さらに時間がたてば207の価格はより下がるでしょうが、「機械的なコンディションと世間的イメージが良好で、価格も下落中」という点を考えると、今こそが207の“旬”だと言えます。
それまでのモデルと比べると若干ドイツ車風な乗り味になったといわれる207ですが、それでも根底にあるフランス車っぽさは十分に健在です。きっと、あなたがドイツ車で感じたのとは、また別の「感動」を、カーセンサーアフター保証付きの207は教えてくれることでしょう。しかも、お手頃な価格で!
※プランでCSA保証を付けた場合、総額150万円を超える場合があります