トヨタ アルファード ▲盾を思わせる次期アルファードのフロントグリルは逆スラントに設計され、堂々とした印象がいちだんと強まりそうだ

新型アルファードとヴェルファイア、次期モデルの「進化ポイント」は?

日本の大人気ミニバン、トヨタ アルファード/ヴェルファイア。その世代交代に興味のある方も多いだろう。今回は新装備の数々を紹介する。

次期アルファード/ヴェルファイアの発表予定日が2023年6月7日で調整されていることが判明した。次期モデルの基本コンセプトは、「唯一無二の最上級ミニバン」と定められ高級感がわかりやすく演出される。

トヨタ ヴェルファイア▲次期ヴェルファイアには水平バーで構成される大きなグリルが与えられ、ワイド感と押し出しの強さがポイントに掲げられる
トヨタ ヴェルファイア▲リアクオーターピラーにインパクトのあるデザインが織り込まれる可能性が高い

まずはパッケージングから見ていこう。フロントオーバーハングが45mm延長されて全長は4995mmに達するが、1850mmの全幅と3000mmのホイールベースは現行モデルと同値に据え置かれる。

パワートレインでメインに据え置かれる2.5L直4ハイブリッドはエンジンが世代交代を果たすだけでなく、電動モジュールの刷新で完全リニューアル。

ガソリンユニットでは2.4L直4ターボが新たにラインナップされる。8速ATとの組み合わせで駆動方式はFFと4WDから選択が可能だ。ただし、このユニットはヴェルファイアのみに用意されアルファードには設定されない。
 

トヨタ ヴェルファイア▲最高出力279psの2.4Lガソリンターボは8速ATとともにヴェルファイアのみに設定される。パドルシフトも装備されて運転する楽しさがもたらされる

アルファードには2.5LのNAモデルがラインナップされ、フリート販売も含めて幅広いユーザーに対応するようだ。
 

次期アルファードとヴェルファイアの「新装備」の数々を一部紹介!

安全デバイスで目を引くのは、ノア/ヴォクシーで実用化済みのアドバンストドライブだ。これは渋滞時に車間と車線の維持を支援する装備で、追突事故などの回避に役立つ。

ドライバ―をサポートするアイテムではヘッドアップディスプレイが真新しい。また、通信型ナビ対応の画面付きオーディオは8.9インチに拡大され、車載ナビ併用タイプは14インチの大画面が与えられる。

天井には前方から2列目シート頭上に至るスーパーロングオーバーヘッドコンソールが新設され、間接照明と収納ボックスが埋め込まれるようだ。
 

トヨタ▲ムーンルーフとオーバーヘッドコンソールを両立させたルーフの想像CG。電動サンシェードはコンソールに収納されるロール式か?

最上級グレードのキャプテンシートには電動スライド機構とリラクゼーション機能が加わり、オットマンとアームレストにもヒーターが組み込まれる。

さらに、脱着可能なタッチ式ディスプレイ画面が左右それぞれに備わるとのこと。これはタブレットのようなアイテムになるのだろうか?

※2023年4月14日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

【諸元・スペック】
■予想発表時期:2023年6月7日
■全長×全幅×全高:4995×1850×1935(mm)
■搭載エンジン:2.4L 直4+ターボ 他
 

文/マガジンX編集部
写真/マガジンX編集部、トヨタ