日産 ルークス ▲ラジエターグリルにセレナと同じストライプのモチーフが用いられ、最新の「日産顔」が与えられる新型ルークスハイウェイスター。バンパー内インテークは左右フォグランプと一体化され、ワイド感が強調される

最新型ルークス、マイナーチェンジでセレナ顔に

2020年2月に登場した日産のスーパーハイト系軽ワゴン、ルークスに初のマイナーチェンジが施される。

兄弟車の三菱 eKクロススペースは大規模な手直しでデリカミニへと改名されるが、日産版はルークスの名称を維持したまま商品力アップに乗り出す。

マイナーチェンジでは外観デザインだけでなく、内装の色使いと素材も見直されて質感向上が図られる。売れ筋のハイウェイスターはキリッとした目つきをそのままにVモーショングリルを一新。

ストライプ状のメッキが起用され、標準車もハイウェイスター同様にフロントグリルがストライプ状のデザインに変更。最新の日産車を思わせる「セレナ顔」にアップデートされる。

日産 ルークス▲マイチェン後の標準車は上下2分割のバンパー内インテークが集約され、スクエア基調の開口部によってスッキリ感が増す。縦長ダクトをモチーフにした造形が左右に織り込まれる点も目新しい
日産 ルークス▲こちらは現在のルークス標準モデル。ハイウェイスターと比べて穏やかではあるがラジエターグリルにはVモーションをモチーフにしたメッキトリムを採用
日産 ルークス▲逆台形グリルに沿って幅広のメッキグリルが配され力強い表情が作り出された現行ハイウェイスター。ルーフとドアミラーが別色に塗装されるツートーンカラーも用意された

それ以外の変更点は?

ボディカラーではハイウェイスターに新開発色の「カンジュクカシスP」、標準車には「ソルベブルーM/ホワイトPルーフ(ツートーン)」や「カクタスグリーンP(モノトーン)」が新設定される。

インテリアではシートの表皮と色調がリニューアルされてモダンな印象が強められる。標準車のヘッドランプ光源がLEDに変更されるのも朗報で全車LED化を実現。

今回のマイナーチェンジでは日産独自のシリーズハイブリッドシステム「e-POWER」は用いられず、パワートレインは現行のものが流用されるようだ。

今回の変更を機に、ドラレコの純正品が3年ぶりに刷新される。最新版には車外側方と車内の様子が記録できるカメラが加わり、駐車見守りサービスも備わる。

※2023年3月における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

【諸元・スペック】
■予想発表時期:2023年5月
■全長×全幅×全高:3395×1475×1800(mm)
■搭載エンジン:660cc 直3
 

文/マガジンX編集部
写真/マガジンX編集部、日産自動車