レクサス LS ▲乗り心地改善を求める声が絶えないのが一部改良で再び足回りがチューニングし直されたばかりのLS。内装ディテールも変更。2023年の年次改良ではハブボルトが取り入れられる計画だ

レクサス、LSとLCにハブボルトを拡大展開

レクサスはNXやISにも採用されているハブボルトを今後も展開していく予定で、2023年にはLSとLCにも適用する見込みだという。

両車ともハブボルトの他に、セーフティセンスの性能向上と法規対応も図られる。LCはディスプレイ画面の拡大などインフォテインメント系のアップデートも行われそう。

レクサス UX▲2023年春の国内発表に先駆けて海外で発表された「UX300e」の改良版。専用アルミホイールなどディテールも含めて外観デザインは変わっていない
レクサス UX▲床下に搭載されているバッテリーのパックが開発し直されて容量は54.4kWhから、72.8kWhに拡大。おかげで航続距離は40%以上も向上して450kmカタログ値)に達する

レクサス UXは、バッテリー容量、ボディ剛性を向上

BEVの「UX300e」は電池パックが一新され、容量が54.4kWhから72.8kWhに拡大されて航続距離が40%増の450㎞に延びる。

さらに、20ヵ所のスポット溶接打点追加によってボディ剛性が高められ、電動パワステとショックアブソーバーのチューニングも見直される。

これによって、走りの質に磨きがかけられる。リアにはパフォーマンスダンパーも採用され、スムーズなコーナリングや乗り心地の向上も図られる。

安全運転支援機能も強化。衝突被害軽減ブレーキは右折時の対向車と右左折時の横断歩行者にも対応され、ドライバーの反応がないときに自動的に減速停止する、異常時対応システムも加えられる。

そして、2023年末にはUXのエンジン車に改良が施され今度はハイブリッドの性能向上が図られる。併せて、セーフティセンスの改良と法規対応も実施。さらに、2024年初頭にはESの法規対応も行われる見込みだ。

※2022年11月25日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

 

文/マガジンX編集部
写真/レクサス