新世代プラットフォームで登場する次期スズキ ラパン
カテゴリー: クルマ
タグ: スズキ / アルトラパン / ニューモデルスクープ!
2021/07/23
ハーテクトは第2ラウンドに
現行ラパンが、2015年6月に発売されてから丸6年を迎えた。ジムニーとエブリイを除いて、スズキの軽量プラットフォームの「ハーテクト」が行き渡ったことで、第2ラウンドが始まる。その急先鋒となるモデルが、次期ラパンだ。
順当に考えれば、ハーテクトが初採用されたアルトが先陣を切ってモデルチェンジされるはずだが、新鮮味よりも低価格と定番のポジショニングがウリに掲げられているアルトに、スズキとしても世代交代を急ぐ必要はないと判断したのかもしれない。
次期ラパンだが、癒し系のネオレトロを核にしたコンセプトは受け継がれるだろう。ただし、ヘッドランプは丸みを帯びたまま異型に戻されるようだ。
しかも、上下に分割されたハウジングの下段は複数に分割されているから、もしかしたら対向車を避けて部分的に照射するアダプティブハイビームが新採用されるかもしれない。
エンジンもスズキの最新ユニットに
NAモデルのみで構成されるラパンは、次のモデルチェンジでパワートレインが差し替えられる。1気筒あたり2個のインジェクターが配された、実燃費アップに重点がおかれたユニットになる。
現行ハスラーで初めて実用化され、ワゴンRにも横展開されたこのエンジンで走りもアップデートされる。
スズキは、愛らしさと両側スライドドアが自慢のワゴンRスマイルを2021年秋までにリリースする見通しだ。次期ラパンはそれに続くニューモデルとして、2021年度中に現れるだろうか。
※2021年7月16日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
【諸元・スペック】
■予想発表時期:2022年2月
■全長×全幅×全高:3395×1475×1525(mm)
■搭載エンジン:660cc 直3