▲大規模なマイナーチェンジでヘッドランプが一新され、表情が変わるのに伴い、GRスポーツの追加も検討されているプリウス。台形インテークをはじめ、GR顔を作り出す一連のエッセンスが与えられるだろう ▲大規模なマイナーチェンジでヘッドランプが一新され、表情が変わるのに伴い、GRスポーツの追加も検討されているプリウス。台形インテークをはじめ、GR顔を作り出す一連のエッセンスが与えられるだろう

大規模整形の1年後に登場

PHVにはGRスポーツが存在しているのに、本家プリウスにはラインナップされていない。この展開を不思議に感じている方もいるだろう。じつは現行プリウス発表後、設定をもくろむ動きもあったのだが。

なぜ、頓挫したのか。それは豊田章男社長が、「カッコよくない」と一蹴したために見送られたとのウワサもある。市場でも賛否両論が聞かれるプリウスのデザインだけに信憑性もなきしにもあらず。

現行プリウスは2018年末にビッグマイナーチェンジが実施される予定で、4月8日にご紹介したとおり、PHV似の顔つきと、C字型のテールランプが用いられる見通しだ。


▲4月8日に紹介したプリウスマイナーチェンジモデルの予想画像。前後のデザインが大幅に見直される模様だ ▲4月8日に紹介したプリウスマイナーチェンジモデルの予想画像。前後のデザインが大幅に見直される模様だ

新デザインなら豊田社長も納得!?

新デザインが豊田社長のお眼鏡にもかなったのか、マイナーチェンジ後の後期型には、待望のGRスポーツがラインナップされるとの朗報をつかんだ。

当然のことながら、フロントバンパーは専用品が用意され、スポーティな表情が演出され、他モデルのGR系と共通のいでたちに仕上がる。

ボディ剛性アップに貢献する補強パーツや、緊張感のあるドライビング環境をもたらすブラック基調のインテリアも採用されるだろう。

ベース車のマイナーチェンジは年末に実施されるが、GRスポーツの準備は間に合わず、約1年遅れて2019年末に登場しそうだ。先代のG’sが好評を博しただけに、GRスポーツの追加は販売現場でも歓迎されることだろう。

※2018年6月16日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

【SPECIFICATIONS】
■予想発表時期:2019年12月
■全長×全幅×全高:4540×1760×1470(mm)
■搭載エンジン:1.8L 直4+モーター

text&photo/マガジンX編集部