のび太、ジャイアン、スネ夫、しずかちゃんにオススメの車を勝手に考えてみた
カテゴリー: クルマ
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2015/05/12
気がつけばドラえもんの声が変わって10年以上……
大山のぶ代さんから水田わさびさんに声優が変更して、はや10年。いまだにドラえもんの声に慣れないというアラフォー世代は多いのではないだろうか。しかし、20代半ばの若者はドラえもんといえば、すでに水田わさびの声。あまりに「やっぱりドラえもんは大山のぶ代だよな~」なんて言っていたら、中年認定されてしまうのでお気を付けあれ。
もちろんドラえもんの声について議論をしたいわけではなく、カーセンサー的に気になっているのは、それぞれのキャラクターのあった車選び。トヨタのCMで大人になったのび太やジャイアン、スネ夫にしずかちゃんが色々な車に乗っているが、もしかすると、もっとピッタリの車があるのではないだろうか? ということで、それぞれの性格などを加味してオススメの車を選んでみた。
スネ夫といえばスペックが高いスポーツカー
まずは、免許を取る前から車を買って自慢しそうなお金持ちのスネ夫から。財力にものを言わせて、フェラーリやポルシェなどに手を出しそうだが、それをオススメしても芸がない。ラジコンやおもちゃの自慢を見ていればわかるが、スネ夫はかなりのスペック重視型。また、最新技術にも目がない。そして走行性能と安全性能の最新技術を兼ね備えた車ですぐに思いついたのが、スバルのWRX S4だ。
より走りを重視した「WRX STI」も捨てがいたが、ヘタレな部分があるスネ夫にガチな走行性能は必要ない。むしろ、ver3となったEyeSightの技術に引かれるだろう。ちなみに、スネ夫にはスネツグという弟がおり、ニューヨークに住むおじさんの養子となっている。その弟やおじさんから北米でのスバル人気を聞いている可能性も高く、憧れを抱いていても不思議ではない。
しずかちゃんにオープンカーをオススメする理由はあの映画
次に、みんなのアイドルしずかちゃん。女子力高めのしずかちゃんには、可愛らしい軽自動車やコンパクトカーをオススメしたくなるが、ここはあえてオープンカーを選びたい。
その理由は、映画版である『ドラえもん のび太の海底鬼岩城』にある。ストーリーの詳細は省くが、この映画ではドラえもんの秘密道具のひとつである意思をもったバギーがポイントとなる。このバギーとしずかちゃんの交流が、終盤の大きな鍵となるのだ。きっと、しずかちゃんにとって車と関わった原体験として深く心に刻まれたことだろう。
とはいえ、現実的にバギーを日常使いこなすのは不便が大きい。そこで、できるだけバギーに近い開放感のあるオープンカーというわけだ。可愛らしさを優先するなら、ホンダ ビートやスズキ カプチーノ、ダイハツ コペンなどの選択肢もあるが、しずかちゃんに乗ってほしいのはマツダ ロードスターだ。
その理由は、しずかちゃんの名前である「源静香」にある。源姓に「静香」といえば、想像されるのは源義経と静御前。義経といえば、断崖絶壁を馬で下った「鵯越(ひよどりごえ)の逆落とし」が有名だ。この人馬一体感、まさにロードスターのコンセプトと被るではないか。6月に新型が発売されれば、現行型である3代目ロードスターの中古車相場がよりこなれてくる可能性が高いのも嬉しいところだ。
ジャイアンの車選びは実家の剛田商店がポイント
そして、映画版だと急にいい人になるジャイアンにオススメの車だ。筆者的には、ジャイ子のあんちゃんだからジャイアンだと筆者は勝手に思っているのだが、体格などから想像されるのはジャイアントのジャイアンだろう。ということは、やはりマッチョで大きな車に乗ってほしい。SUVなどもオススメだが、暴力的なところを踏まえると、むしろ軍用にも採用されているハマー H1などを想像してしまう。が、それでは普通すぎる……。
そこで思い出したのが、ジャイアンの両親が営む剛田商店だ。もしかしたら大人になったジャイアンが継ぐかもしれない。そうなったときに必要になるのが、仕入れに仕える車。それでいてゴツいジャイアンにピッタリのマッチョさを備えているといえば、そう、ピックアップトラックだ。ここまでCMクライアント(?)であるトヨタさんの車が1台もでていないことも考慮して、北米トヨタが誇るタンドラはどうだろうか。
運動音痴ののび太でも安心して乗れる1台は……
最後にのび太だが、作中ではドラえもんの秘密道具で作ったミニカー教習所で車を信号無視をしてぶつけるシーンが……。これ、昨今の進化した安全性能でも追いつかないぞ。
ということで、のび太にはGoogleが開発中の自動運転カーをオススメしよう。ハンドルもアクセルもブレーキもなく、人がやることといえばシートベルトを締めてボタンを押すだけ。あとは、スマートフォンなどのアプリを使って目的地を設定すれば、車が勝手に連れて行ってくれる。自動運転技術がより進化し実用化されれば、のび太にピッタリの1台となるだろう。
っていうか、「どこでもドアがあれば車いらなくないか」とも思うが、のび太たちのクライアントであるトヨタも「運転して楽しくない車は作らない」と公言しているし、野暮なことは言わないようにお願いします。