その威力、天を揺るがす雷鳴のごとし。その速さ、地を駆け抜ける疾風のごとし。三菱ランサーエボリューションとスバルインプレッサSTI。4WD&ターボを備えた日本を代表するこの2モデルがこの10月、そろってフルモデルチェンジする。否が応でもこの2モデルに注目が集まる今こそ憧れを現実のものとする絶好のチャンスだ。さあ、あなたはどの神を手に入れるのか!
風神インプ 買いのNo.1
IMPREZA WRX STi(2代目中期型)
3代目が出てもこの涙目顔は古く見えない
インプも流通量と中古車相場、そして性能が高い次元でバランスしている2代目中期型がイチオシ。生産は2002年11月にデビューして2005年5月までだから、5年落ちあたりが最も年式の古い物件となる。比較的新しいモデルのためか、ワンオーナー率が高いのもオススメの理由。丸目、涙目、吊り目と3つの顔をもつ2代目だが、涙目が最も人気があったようだ。
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風神インプ 買いのNo.2
IMPREZA WRX STi Version V(初代)
オールドインプは、今を逃すと後がない
予算100万円という条件を意識すると、どうしても初代インプがターゲットとなるが、なかでもこのバージョンVは流通量が若干だが多いため選びやすい。メカニズム的には高回転エンジンやスポーツABSなど、バージョンIVから着実な性能アップが図られたモデルだ。どんどん流通量が減っている初代故、オールドインプファンなら今を逃す手はないだろう。
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雷神ランボ、風神インプの総括担当
自動車評論家 桂 伸一氏
本誌ではお馴染みの自動車評論家。執筆活動のかたわらレーシングドライバーとしても活躍。スカイラインGT-Rやランサーエボリューションなど、箱の4WDでレースに出場。ランエボではスーパー耐久にもエントリーしていた。当然ライバルのインプレッサにも強く、雷神・風神ともに乗りこなす“神の使い手”だ



Report/Jun e Co.,  Photo/篠原晃一(ランサーエボリューションX)、尾形和美(インプレッサWRX STI)、写真提供:アフロ
※この記事は、カーセンサー関東版21号(2007年10月18日発売)の特集をWEB用に再構成したものです